「安倍晴明神社」に舞い降りた陰陽師女子【大阪一人旅2024-3】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

「BROOKLYN ROASTING COMPANY NAMBA」で、アメリカかぶれとブログの執筆を堪能し、1記事投稿した後、向かったのは「御堂筋線」の「大国町駅」。

ここから、「天王寺駅」へ。

目指すは、最近大河ドラマの『光る君へ』でユースケ・サンタマリアが演じている安倍晴明という陰陽師を祀った神社「安倍晴明神社(あべのせいめいじんじゃ)」。

※『光る君へ』では、はるあきらという呼び方。

最近、山崎賢人くんの『陰陽師0』も観たし♪(あれはかなりファンタジー感強すぎた)

陰陽師に興味を持ったのと、最近会社で上司の嫌がらせが過ぎたので、「悪霊退散!」って悪運を吹き飛ばすのもいいかもと思ったのだ。(上司を呪詛するわけではない笑)

大阪は、万博があるからか、あちこち工事してるね。

ここから地上に上がって、せっかくだから大阪シティバスにも乗ってみよう。

地上に出ると、近未来?な宇宙船みたいな歩道橋が。

ここも「安倍晴明」じゃないけど、「あべの橋」っていうんだね。

映画評論家の町山さんが、大阪って変わった造形の建物が多いところや、お笑い文化、街の中を大きな川が通ってたり、国内で第2の都市というとこまで、アメリカのシカゴと似ているって言ってたけど、ほんとそうだね。

面白い建物が多い。(確かほんとに姉妹都市)

空を見上げると、「あっ!!」

ああっ、あれが「あべのハルカス」か、もしかして。

さて、このすぐ近くのバス停から、「安倍晴明神社」は行けそうだ。

並んでいたら、「大阪シティバス」が来た。

「王子町」というバス停で降りたらすぐのようだ。

これも「エンジョイエコカード」で乗れるから便利。

↑大阪シティバスの中。普通に乗ったら一律210円。

バスのスピードは福岡と同じくらい。京都のバスは、すっごく飛ばすから行くたびに初日はビックリする笑。

どちらかというと大阪の方が飛ばしそうなイメージだけどね笑。

「王子町」のバス停で降りた。

「エンジョイエコカード」は、バスを降りる時に、印字された日付を運転手に見せればいいようだ。

↑大阪も京都もバス停に「もうすぐバスが来ますよ」「今ここですよ」みたいな自動表示があるけど、「せっかち」だからこんなのがあるのかな笑。

私もばあちゃんは神戸っ子だったから、関西人のクォーターではある笑。

バス停の向かい側に「阿倍野王子神社」があった。

「あべのおうじ神社」とはなんぞや?

おうじ、とは熊野大社の末社という意味らしく、「熊野詣」が流行った平安時代に建てられたんだって。

わーオーラが写ってる!神様が降臨したのかしら。

この神社を観ている時、同じ横断歩道を渡って、同じ「阿倍野王子神社」を眺めている女子がいることに気づく。

ん? 目的は同じか?

↑「阿倍野王子神社」に、『陰陽師0』のポスターが貼ってあった。

陰陽師の怪しい雰囲気がない、さわやかなアクション・アドベンチャー映画だったが、こういう厳かな神社もあの映画を応援するんだね笑。

うーん、ここの近くに「安倍晴明神社」があるはずなんだけど・・・・。

グーグルマップで検索してもいまいち方向がよくわからなくて右往左往。

このアーチのカーブが素敵な古民家を発見。

なんか私の憧れる、「丁寧な暮らし」をする女子がやってそうな店だ・・。

↑中をちらっと見ながら通りすぎたら、そんな女子が中にいた。

レモンの輪切りとか天日干ししてそうな・・・(この例えがわかる人は丁寧な暮らしの本を読んだことあるはず笑)。

うーん、この辺なんだけどな、晴明(はるあきら)・・。

先ほど「阿倍野王子神社」で見かけた、ゴシック調真っ黒なワンピースの女子も「安倍晴明神社」を見つけられずにウロウロしており、私の後を歩いていた。

まさかこんな家の私道のようなとこから曲がらないよね?と思いながら住宅街の隙間を念のため覗いたら。

あ!!あった!!あの一番奥に「安倍晴明」の文字が!(こういう時視力が物を言う)。

↑この文字が通りから見えたのだ。

私の自信を持った角の曲がり方に、ゴシック女子も「見つけたに違いない」と確信を持って後に続いているのが目の端に見えた。

この入口からも入れるようだったが、二人とも正式な入り口から入ろうという気持ちは同じだった。

↑回り込むと、正式な鳥居が出現。

私が写真を撮り終えるのを待ってくれたゴシック女子。

あーサンタマリア。お待たせ。

『陰陽師0』の映画でも、「安倍晴明」のマークとして、五芒星(ごぼうせい。星のマークの図形)が出てきたので驚いたが、やっぱり正式に「安倍晴明」の家紋?マークなんだろうな。

西洋では「悪魔」や「魔法」のシンボルだったけど、シルクロードから伝わったのかな。

カトリックの世界観に惹かれる私は、安倍晴明も「五芒星」をシンボルにしてたのを知り嬉しかった。

私が眺めていると、ゴシック女子は、鳥居に一礼し、すたすたと本堂に向かって歩きだした。

あれ、龍神さまのとこで手は洗わないんだろうか。

ここの「手水舎」は、「マンガ日本昔ばなし」みたいな龍から水がでていた。

ここで手を洗っていると、ゴシック女子はお参りを終わるところだった。

あっさりしたタイプなのか、私の写真の邪魔にならないようになのか、あんなに探していた割には写真も撮らずにサッと去っていった。

新緑が青空に映えてとってもいい季節だ。

あのゴシック女子は、「陰陽師」の純粋なファンなのか、それとも『光る君へ』か、山崎賢人ファンか、どれだったんだろう。

↑「安倍晴明」生誕の地として祀られている、ここ大阪にある「安倍晴明神社」。

京都にある「晴明神社」は、一条天皇(光る君へのお上、陰陽師0では板垣李光人)が、晴明の功績をたたえて建立した神社なんだって。

↑ここにもいた、山崎賢人。

しかしあの女子は一枚も写真を撮らずに行ったが、撮りたくなかったのかな。

パワースポットをきちんと敬う女子だったのか、格好は悪魔系だったけど笑。

そう考えるとブログのネタとはいえ、写真をパシャパシャ撮っている私は「冒涜者」である笑。

ここはきっと「ムー」に載っているに違いない。

私のここんところの「邪気」を取り除いてくれたのかな、晴明よ。

キツネ様と一緒にいるのは、「安倍晴明」像。

お参りを済ませた後、もと来た道をバス停に戻っていたら、向こうからゴシック女子が歩いてきた。

スマホを観ながら歩いている。

スマホから目を離さずすれ違うんだろう。それもよかろう。少しの間だったけど、陰陽師に興味ある仲間として過ごせたのはよかったよ。

そんなことを思いながらすれ違おうとしたら、ゴシック女子がひょいっと顔を上げて、おじぎをした。

・・・・・!!

ビックリして、私もおじぎを返した。

矢沢のコンサートで、ヤンキーから挨拶された時くらいビックリしたが笑、なんだかほっこりした、陰陽師女子との時間だった。

今日の観光地 「安倍晴明神社」 大阪市

@安倍晴明神社

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