こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
四天王寺で飛鳥時代の空気を堪能した後、「天王寺駅」へまたバスで戻ろうと歩いていたら。
ん?
「真田幸村めぐルート」!!
えっ あの「真田の抜け穴」がある「一心寺(いっしんじ)」は、この四天王寺の近くにあったのか。
三光神社の抜け穴に行った友達から、「もう1つは一心寺にあるそうですよ」と聞いていたから行ってみたかったのだ。
↑「真田幸村めぐルート」の標識の下には、真田家の家紋、「六文銭」が!!カッコいい!
スマホで調べてみると、「一心寺」は18時まで入れるようだ。
よし!ここに来たのも何かの縁! 行きたいと思ってたから行ってみるか。
おっ、「ONIBUS(オニバス) COFFEE」だ。福岡にはなかなか来んよねえ。(東京目黒のコーヒーショップ)
期間限定で、一度福岡に来た時に飲んだことがあるけど、コーヒー美味しかったんだよね♪
い、一心寺ってかなりモダンな寺なのかな?
私の知ってる仁王像じゃないぞ!すごい、美術室のブロンズ像みたいだ。
実は、この大阪の「一心寺」には、神戸にいた私のひいじいちゃん、ひいばあちゃんが眠っているのだ。
その娘である私のばあちゃんはもちろん神戸っ子。孫の私はまぎれもなく関西人のクォーターなのである。
数年前に亡くなったばあちゃんと、1年前に亡くなったじいちゃんをここに納骨してあげたかったが、一度他の納骨堂に入れたものは受け付けてくれないみたいで、断念したのだ。(二人一緒にここに納骨してあげたかったのだけど)
最近はお墓を持たない人が増えて、故人の骨で仏像を作って永代供養してくれるここのお寺がかなり人気になってしまい、数を制限するようになってきたらしい。
宗派を問わず受け入れてくれるからいいんだよね。
私もお墓がいらない派なのでここが良かったのになあ。
もう本堂の中には入ることができない時間なのとお骨の受付も終わっているからか、人が少ない一心寺。
まずはお寺の本堂にお参りしよう。
銅製の雨どいが立派すぎて、かなり目立つ一心寺の本堂。
私のご先祖様、こんにちは。
いつもピンチの時、助けてくれてありがとう♪
さて、ひいじいひいばあのお骨で出来た仏像はどこにあるのかな。
ああっ、ここみたいだ。
成田山みたいなデッカイ仏像を想像してたから、意外に小さいんだな。
あ、こっちにもある。ひいじいひいばあのは一体どれだ。
骨を圧縮するから、何百人の骨であってもこのくらいの大きさになるのね。
↑ひいじいひいばあは「第12期」(昭和62年~平成9年)のだ。一番左端か。
やばい、売店がもう閉まっていてお線香が買えないぞ!
そう思ったら火のついたお線香を手に持ってる人がいた。
売店まで行くと、お店は閉まっていたものの、無料のお線香が置いてあった。さすがお寺だ。
↑たくさんもらうには忍びなかったので、ひいじいひいばあに1本ずついただいてあげた。(一番手前の2本笑)
↑ひいじいひいばあ、お久しぶり♪
ひいじいひいばあが今どきの考えすぎだったから、最初の結婚のだんなさんの家の江戸時代みたいな古いしきたりに馴染めんで大変やったよ笑。
今は時代がようやく追い付いてきたよー笑。
お参りを済ませて、ここの写真を孫である母上に送ってあげた。
満足すぎて、忘れて帰ろうとしていた、大事なことを。
標識を見ると、それは墓地の中にあるようだ。
い、今から墓地に入るのやだなあ・・・・。ええい初志貫徹!
あった!!「大阪冬の陣・夏の陣」で、豊臣側だった真田幸村が、大阪城の外に抜けて外部との連絡用と、神出鬼没に現れて敵をかく乱させていたという伝説の抜け穴の跡地。
小学生の時「マンガ日本史」を読んでからというもの、頭脳戦に秀でた真田幸村が好きだった。
真田幸村は、教科書に出てこないからね。
`↑この中をのぞいてみたい。
「三光神社」にある「真田の抜け穴」(友達が行ったところ)は今回行かなかったけど、次回の楽しみに取っておこうっと。
それにしても大阪城からよくぞここまで掘ったものよ、すごいなあ、戦国武将(まあ、実際掘るのは足軽やろうけど笑)。
安土桃山時代の栄華の崩壊と、忠実な臣下の真田家の軌跡を観て大満足して、一心寺を後にした。
誰もいない境内で、一心寺の警備員のおじさんと警備員の若い女の子が追っかけっこをしていたのが目に入った笑。私に気づかなかったらしい。
「もう!〇〇さんたらー!!」
追いかけられてるおじさんがとっても嬉しそうだった笑。
こんなお寺に一日中いても「煩悩」というものは消えないらしい笑。
今日の観光地「一心寺」「真田の抜け穴」大阪市天王寺区
旅のMONEY
前回までのTOTAL | 38,800円 |
一心寺 お賽銭 | 100円 |
TOTAL | 38,900円 |