こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
今は小石原のカフェでブログを書いています。
パンケーキがすごく美味しい。
5月に会社へのストレスと上司への怒りに任せて大阪一人旅を決行。
そこで6月に取っていた休みが急に空いてしまった。
それならまたどっか一人で行こうかな・・・・。
そう考えていた時に、映画好きの集まりのMちゃんから「ひつまぶしを食べたんですよー」と聞いた。
ひつまぶし・・・私も食べたい。
それなら数年前から行きたかった、日田の「千屋(せんや)」に行こう。
10年くらい前に一度行ってあまりにも美味しかったので、またその美味しさを味わいたくてコロナ禍の時に一度行こうと思ったが行けなくてそのままになっていた。
コロナの時って観光客が減ったからか、かなりお得なバス券が出てたのだ。
天神日田往復高速バスと、千屋のひつまぶしと、レンタサイクルがセットで4,000円だった。,
今じゃ、ひつまぶしだけで4,000円だ。
でもやっぱり食べたくなった。京都でも食べたけど、私の好みは「千屋」のひつまぶしだったから恋しくなったのだ。
また一人で行こうと思ってたが、「私今月日田にひつまぶし食べに行くけど、来る?」とK氏に聞いてみたら「・・・行く!!!」と即答笑。
それに加えK氏の提案で、小石原(こいしわら)に寄って京都で買えなかった器を買おうということに。
朝8時に予約してたレンタカーを取りに行き、パンを食べながら行こうと決めて、福岡市南区塩原にある「ブロート・アレー」に行ってみた。(8時から開いてるのはチェック済)
最近パンやさんも働き方改革なのか早く開いてるとこ少ないのよね。
コンビニあるから朝からわざわざパン屋に行く人も少ないし、長く続けるのにはそういうのを割り切る方がいいかもね。
いつもはベーグルをけなしているくせに、腹持ちがよさそうということでベーグルにサーモンとバジルが挟んであるサンドイッチをチョイスしたK氏。
私はクロックムッシュ。
セブンでコーヒーを買って、運転はK氏。(ランチのビールまでは運転を頑張る)
クロックムッシュすごく美味しかった。パン屋に行ってクロックムッシュを見つけるとついつい買っちゃうのだが、ここのはパンの耳も好みで美味しかった!
↑一番左端がクロックムッシュ。
見逃していた・・・こんなに美味しいパン屋を。
↑途中で寄った「基山サービスエリア」。
昨日の夜は大雨だったので、100ミリ降り続いたら大分はやめておこうと考えていたけど(土砂崩れと落石ののリスク)、夜中の1時に止んでそこまでにはならなそうだったので行くことに決定。
晴れたからよかったー。
高速に乗ったばかりなのに基山で下りなくていいと言ったのに、K氏が「何か新しいお店が出来てるかも」と言い張り下りたが、テーブルとイスが新しくなってただけ笑。
↑前はなかったきれいなテーブルセット。
「KYOKOちゃん、運転好きなら往復全部してくれたらいいのに」
ぶちぶち言いながら運転するK氏が、「日田インターまであと2キロよ」と自分で言ってたのに工事の人形(旗振り人形)に気を取られ、日田インターで降り損ね、天ヶ瀬まで行くはめに。
「あと2キロって言ってたやん」
「だって工事の人形が旗降ってて人件費削減できていいよねと思ってたら通りすぎたんだもん」
天ヶ瀬インターで降りたら、すぐにUターンしてまた高速乗って日田インターに戻った。(天ヶ瀬から12キロくらいあるからね)
無料駐車場があるのがありがたい。(車の中で調べてきた)
↑かなり広い駐車場。しかも日田観光の中心部(千屋)に徒歩7分。
駐車場に入る前に素敵な酒造があったので、おなかもまだそこまですいてないし、千屋よりまっすぐそっちに行こうと提案した。
「KYOKOちゃん、とにかく千屋に名前を書いてから行こうよ。はらぺこになった後に戻ってきて10人以上待つのなんて耐えられん。頭を使わんば頭を。」
ムッ。君みたいに食べ物のことばかり考えてないんだよ。(まあ今回は私が千屋に行きたいのではあるが)
↑駐車場の近くにこんなたいそうな名前のアパートがあった。
ジャン・レノファンなのか、映画『グラン・ブルー』(潜水競技が出てくる映画)にハマった人か。
↑千屋に向かう途中にあった、老舗の「日田醤油」の本店。
出汁を使ってないお味噌だけの味噌汁を一口サイズで試飲したら美味しかった。出汁使ってないとは思えないくらい風味があった。
「KYOKOちゃん、美味しいよね!今買ったら荷物になるから後で寄ろうよ」
調味料にがぜん興味があるK氏と、雰囲気(蔵とか和風とか)を楽しむだけで購買意欲はあまり湧かない私笑。
K氏のテンションと比べて、私は醤油やさんなどでテンションが上がらないのはなぜか。
ブログや旅行の行程や映画にはものすごく反応するし、徹底的に調べるが、「料理」には研究意欲がわかない笑。誰かが作った美味しいものを食べたい派笑。
なので自分が料理を作る工程に加えるものをお土産に買おうという気がないんだな、たぶん笑。
お土産にはスイーツやおせんべいなど完成したものを買いたい笑。
千屋に行くと開店前に10人以上待っていた。
「KYOKOちゃん、開店と同時に10組くらい店に入るから、俺たちは次の回の3番目だよ。だから酒造に行く暇ないかもしれないからここで待とう。」
11時になり、名前を呼ばれてぞろぞろとみんな入っていき、店内に入りきれず継続して待つことになった私たちはK氏の言う通り、2巡目の3組目だった笑。
K氏の効率よく食べる能力にある意味感心した笑。
しかし、そんなことを考えず好きな時間に好きなものを食べれた大阪一人旅はやはりまた別の魅力があった笑。
中にも10人くらい待つスペースがあったのでそこで待ってたら、かなり早い段階で名前を呼ばれた。
↑昔はなかったと思う、隣の増築したスペースを開けてくれたので、すぐ入れたのだ。
↑旧館の入り口。 廊下で隣とつながっていた。
↑広い新館。
梁などは古いままだから、もともと千屋の住居部分だった?和室をリニューアルしたのかもしれない、押し入れや床の間もそのままだから。
外国人や高齢者にとって、和室は趣があるけど長時間座るのと立ち上がる時大変だから、テーブルとイスにしたのかも。
こんなに広い新館もあっという間に満席になった。
「えーーーっ 生ビールがない!!」
「効率化じゃない?。泡の出し方とかいちいち教えないといけないし、機械も洗浄しないといけないでしょ」
「そっかあ・・・。さっきの男の子もピアスしてたしね。ゆるくしないと人が集まらないんだろうねえ。生ビール飲むために運転がんばったのに・・・」
↑お茶がやってきた。これは日田の焼き物「小鹿田(おんた)焼」。
この後に行く「小石原焼(こいしわら)焼」とビジュアルが似てるけど、土の種類が違うらしい。
↑K氏注文の「サッポロ黒ラベル」がやってきた。薬味も一緒に。
↑薬味は左から「ネギ」「ワサビ」「ゆず胡椒」「大根おろし」。上の列は山椒と、お茶漬けに好みで入れるたれ。
ひつまぶしは「山椒」「ネギ」「ワサビ」まではあるが、千屋が「日田まぶし」と名乗るのは、「ゆず胡椒」と「大根おろし」も使うかららしい。(組み合わせの解説もある)
そう、この2点が最強なのよね。
薬味は足りなくなったら追加可能。
来た来た来た!!「日田まぶし」3.800円。
「KYOKOちゃん なんで大盛にせんやったと?日田にこれを食べに来たんだろ」(1.5倍盛りもある)
「好きだけど、けっこう並もごはん入ってるからね。君こそなんで並?」
「KYOKOちゃんが、絶対他に何か美味しいものを食べようと企んでると思ったから!!」
・・・めんどくさっ笑。
↑薬味と一緒に写してみた。このお茶碗によそいながら色んな薬味の組み合わせを楽しむ。
↑肝吸い付き。
小さな声でK氏が「KYOKOちゃん、俺たちしかしゃべってないよ」
気づいたら大笑いしながらしゃべっているのは私たちだけで、後はもう会話が消滅している熟年の夫婦が多かった。
もう何十年の間に空気のような関係になっていてテレパシーで話してるのだろうか・・・・。
若いカップルも何組かいたが、これまたSNSの投稿に夢中だからか、お互いスマホ見てて会話なし笑。
こんな若い時からしゃべらないカップルが年取ったらどうなるのか見てみたいなあ。
よく描かれるエイリアンの姿が実は遠い未来の人間の姿っていうのも分かる笑。
スマホばかり見てるから頭でっかちになって、しゃべらないのと硬いもの食べないから口が退化してあごが細くなって・・(ウナギ屋でする妄想じゃない)。
うなぎの香ばしさがたまらなかった♪
けっこうな量入ってるけど、薬味で味変できて最後まで飽きずに美味しく食べられるんだよね。
↑中庭もある千屋の新館。
↑一杯目の「まづはそのまま食らふべし」の巻。香ばしくて美味しい。
そのあとの二杯目以降は、うなぎのたれでお茶碗が汚れて見苦しくてお見せはできないが笑、とにかく美味しかった。
私はだいたい最初の感動がすごすぎると、記憶が鮮明すぎてがっかりしたくないのでリピーターはあまりできないタイプだけど、ここ「千屋」は違った。最初の感動のままに美味しかった。
また食べたくなったら行こう。
「千屋」がある限り、日田にはまた行くだろう。
小石原も楽しかったので、また次回。
今日のお店 「千屋」 大分県日田市豆田町
旅のMONEY
ニコニコレンタカー | 2,860円 |
ブロート・アレー | 750円 |
大宰府~天ヶ瀬 天ヶ瀬~日田 高速代 | 2,160円 |
千屋 (日田まぶし3800円×2名)ビール(中瓶)800円 | 8,400円 |
TOTAL | 14,170円 |