天王寺ふたたび。あの空気は健在「ホテルトラスティ大阪阿部野」【大阪・奈良旅2024-1】

ジャスミンKYOKO

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

大阪に一人旅した後、こんなに早くにまた関西に行くとは思ってなかった。

すごい!

まあ、それは大阪行った後、ミーハー仲間の同僚女子が誘ってきたからだけどね。

「法隆寺の近くのホテルが安く泊まれるから、行かない!?」

えーーーー!!法隆寺!?

高校の修学旅行以来久しぶりに「奈良に行ってみたい」と思うようになっていた矢先、5月に行った大阪で「四天王寺」に行って、聖徳太子に少し興味が湧き始め、より奈良に行きたくなっていたのだ(四天王寺は聖徳太子が建てたお寺)。

そこにこの誘い。行っちゃうよね笑。

しかも、「聖徳太子」のマンガを読んで臨んだのだ笑(気合の入れようが違う笑)。

いつか奈良に行く前に読まなきゃな、と思ってた「天上の虹」(里中満智子著)は、買う前に調べてみると、聖徳太子の没後の話で「大化の改新」くらいの話だったのよね。

なので、「ベルサイユのばら」を描いた池田理代子先生が描いた「聖徳太子」のマンガがあったのでそれを買ったのだ。

最初、電子版で読み始めたけど、結局紙の方が全巻5冊で安かったため購入。

旅行に行く前に読み切った。

聖徳太子の時代は平和かと勝手に思っていたが、かなりの血みどろの歴史だったので面白くてあっという間に読み終わったんだよね。

古代の日本なのにオスカルみたいな洋風顔の聖徳太子笑。(側近はフェルゼンみたいだった笑)

↑新幹線に乗る前のお弁当選びが楽しい。

さて奈良に1泊2日で行くのも大変なので、仕事終わりに大阪で1泊して、早朝大阪から向かえば、けっこう長く奈良にいれるんじゃないか、ということで前日大阪入り。

その日に限って、いつもはこないような案件が山のように、私と友達に降りかかり、ほんとうに博多駅にちゃんと行けるのか?と思うほどハードな一日だった。

もう新幹線に乗る時は2人ともへとへと・・・。

他の同僚にはバレぬように駅のロッカーに仕込んでいたキャリーケースを持って博多駅へ。

平日夜の大阪行きの新幹線はガラガラ。

2020年の夏、コロナで世界中が静まり返った4月から3か月経った時、この同僚女子と京都のカフェ旅に行ったけど、朝の新幹線でもこんな感じで誰もいなかった。

同じ列の向こう側にお兄さんが来たけど、私たちが爆笑しながら話してたらいつのまにかいなくなった笑。

↑やっぱり「柿安(かきやす)」の弁当にしちゃった、今回は「牛めし」1,403円。

その車両には私たち2人しかいなかったのに(土曜の午前中)、車掌が来て注意された笑。あのお兄さんが告げ口したんだろう。

あの頃はまだ、みんな神経質になってたんだろうね・・・。(そんなときでも旅に出てた私たち・・笑)

よかった、しゃべっても怒られずに旅行できる毎日が来て笑。

うわ!!美味しそう!!! 脳疲れがひどかったが、これで生き返りそう!!

私たち世代は男子がつるんで旅行に行くのをあまり見かけなかったが、最近は、若い男子同士が学生じゃなくても楽しそうに旅行してるのを見かける。

男子同士の旅行はどんな感じなのかな、女子の旅はとにかく「移動喫茶店」みたいにしゃべり倒す・・・笑。

この日もしゃべりすぎてホテルの部屋で、のど飴をなめる事態に笑。

新大阪駅に着いたら、5月に来た時みたいに「御堂筋線」に乗り、天王寺に向かう。

1泊目の大阪のホテルをどこに取ろうかなと考えて、「翌朝、奈良にスムーズに行ける場所」として、天王寺駅前のホテルをチョイス。

↑天王寺駅。まだまだ工事中だった。

天王寺駅に到着し、トイレに行ったら、超センセーショナルにトイレが汚かった!!笑。

しかも和式も2つあってビックリ! ここはアメリカのヤバい町のトイレ?というほどにトイレットペーパーが散乱していて、「大阪」の空気を感じた・・(大都会だと褒めてます笑)。

すでに懐かしい気持ちになる、「あべのハルカス」前の丸い歩道橋を昇って、ホテルへ。

写真はチェックイン後に部屋に荷物を置いて一人で散策し、ブログ用に撮ったもの(ブロガーの鏡笑)。

↑1泊目の宿、「ホテルトラスティ大阪阿部野」。

翌日に、「実はチェックインの後、一人で外に出て写真撮ってた」と言うと、同僚女子が驚いてた。

お風呂に入ってさっさと寝たらしい笑。まあそれが一番だよね♪

↑フロントは3Fにあったのでエレベーターであがった。

↑「ホテル トラスティ大阪阿倍野」のフロント。

お値段の割にはリニューアルしてキレイそうだし、アクセスもいいのでこちらにした。

翌日からの奈良行きを考えてこの立地を選んだけど、その後「聖徳太子」のマンガを読んだら、聖徳太子が夢に描いたルートを知らないうちに選んでいたみたいで嬉しかった。

↑「ホテルトラスティ大阪阿部野」のロビー。

聖徳太子は、蘇我馬子(そがのうまこ。飛鳥時代に権力を持ってた豪族)の支配から距離を置きたくて、大和朝廷から離れた「斑鳩(いかるが)」(法隆寺がある場所)に宮を構えた。

斑鳩から近い、海のそばの大阪の天王寺に隋(ずい。その頃の中国の王朝)や百済(くだら。韓国)からの使いが来やすいように、四天王寺を大阪に建てたらしい。

↑前回の大阪で初めて行った四天王寺。

四天王寺を聖徳太子が建てたと知った時は、なんで奈良から離れたところにお寺を建てたのか疑問に思ったけど、迎賓館みたいな役目もあって大阪に建てたとマンガで知って、勉強になったのよね。

↑廊下はこんな感じ。

遅くにチェックイン(22時すぎ)したら、シングル2部屋を頼んでいたのに、友達はツイン、私はWの部屋になってラッキー♪

大人の女子旅は気を遣わず寝れるシングルが正解♪

ベッドがえらくデカいなーと思ってたら、ルームウェアが2枚あったから、「! Wになってる!」

友達はフロントで「ツインにさせていただきました」と言われたので、最初からわかってたみたいだけど。

バスルームは普通のユニットバス。ゴージャスの方がいいに決まってるけど、多くを求めないタイプなので並のキレイさなら普通に楽しめる私笑。

↑ホテルのバスルームで、洗濯物を干せるロープが中に収納されてるこういうやつを見ると、ついホラー映画の『ファイナル・デスティネーション』※を毎回思い出しちゃう。

※飛行機に乗る前に、悪い予感がした男子が搭乗しなかったためその仲間も一緒に乗らなかったら、離陸後飛行機が爆発。助かったのに「死ぬ運命」には抗えず、その助かったメンバーが一人一人不慮の事故で死んでいくホラー映画。

1人の男子がバスルームにいるときに、このロープが勝手に伸びて飛んできて首に巻き付いて死んじゃうってシーン。思い出したくないのに毎回これ見たら思い出すんだよね笑。

お風呂あがり、さてこのホテルの「VODチェック」をしてみようと思い立つ。

ホテルのVODは有料なんだけど、この前福岡で泊まったビジネスホテルのラインナップがB級の中のB級の映画が揃っていたのでラインナップを見ただけで笑えた。(サメ映画も底辺のやつが入ってた)

↑無料のお水が冷蔵庫に入ってたので、それを飲みながらチェックすることに。

スタローンが脚本を書き、ステイサムが主役を張った『バトル・フロント』が入ってたのでそこは納得いかなかったけど、ちょっと笑った。

さて、ここはどうかな。

↑ひどい・・・・(洋画部門)。

今回はシュワちゃんの駄作とブルース・ウィリスの駄作がラインナップ。

いくら契約料が安くてもこれは有料で観たお客さんがかわいそうだよ・・笑。

ワニ映画のしょうもない映画が鎮座笑。

↑邦画部門笑。すごいWBCの映画がある!大阪は野球好きが多いのかな。

それ以外は極道の映画が鎮座。・・・やはりここは天王寺だからか・・・・(前回来た時不穏な空気の飲食街もあったし、街娼禁止のプレートも貼ってあった笑)。

ビーバップの「おっさん編」なんて初めて観たぞ。

念のため、「アニメ」の項目を観てみると・・。

爆笑!!「湘南爆走族」じゃないか!!懐かしい!(1982年から連載の暴走族マンガ)

やはり、ここは大阪・・・・(褒めてます)。やんちゃな人が多いのか、天王寺よ・・。

あー江口洋助に、石川アキラ、マルちゃんに原沢、桜井か。あれ、権田さんは?

↑次のページにちゃんといました笑。(湘南の二大勢力の地獄の軍団の二代目総長)

あーこの実写映画で、同姓同名の江口洋介(漢字が一字違う)と、石川アキラ役の織田裕二がデビューしてブレイクし、今も活躍してるからすごいよね。

湘爆ジャンパー欲しかったなー!(一番星がついた赤いやつ)

この日は満月。あべのハルカスの横から、奈良行きの私たちを見守ってくれていた。

今日の場所 「ホテルトラスティ大阪阿部野」大阪市阿倍野区

@ホテルトラスティ大阪阿倍野

旅のMONEY

新幹線と1泊フリープラン+奈良の旅館代  47,620円

最寄り駅のロッカー        600円

福岡市地下鉄                210円

柿安 黒毛和牛牛めし           1,403円

ペットボトル(ファミマ)           116円

TOTAL                 49,949円