初のソニック?に乗り大分駅に着いた一行は、レンタカーを借りて、おなかがすいてなかったので関アジ関サバを後回しにして、臼杵の石仏へ。
一般道を使って約40分。

↑臼杵の石仏見学のための駐車場(無料)。
特に今まで興味なかったが笑、義理の弟が願いを言ったら一発で叶ったと聞き、興味津々笑。
でもそれは宇佐神宮の方だったのかもしれないが。
いや、記憶では臼杵の石仏とずっと思ってたからそうかも→しつこい笑。

とにかく大分へ社内旅行で行った時にそのどちらかに参ったらしいのだ。
動機が不純だが(それが私笑)、行ってみることに。

臼杵の石仏は世界遺産でもある。
なかなか行かないディープな大分に行く旅なのだから、今回は絶好のチャンスである。
無料駐車場に停め、トイレに行くと、入場料を買う窓口があった。

私が入場券販売所の隣にあるトイレに行くまで、誰もおらずヒッソリとしていた。(トイレは洋式水洗。安心してね)
さ、3連休だよね?・・インバウンドはここまではやってこないのか?
と思っていたら、トイレから出たら大家族がチケットを買いに来ていた。
観光客が多すぎるのはイヤだが、山奥に誰もいないのも寂しいから良かった。

入場券(550円)を買って、横の道に出る。野菜を売ってる商店なんかがあってのどか。
野菜が安い!今日が旅行の初日じゃなかったら買って帰るのになあ。
昔は旅行に来た時に野菜なんて目に入らなかったが、最近の高騰ぶりで珍しく目に入った笑。

民家なのか、お店の跡地なのか分からない広い窓の家があり、
「見て見て! 仏像とトラクターってすごい趣味!!」と笑ってたら
「トラクターじゃないよ、コンバインだよ!あれは〇反用くらいだから小さいね。棚田とかに使うのかな」
農家の息子はやはり違う笑。

↑右側の建物で、入場券を見せるらしい。
ここに音声ガイドがスマホで聞けるQRコードがあったので、聴きながら進むことに。
仏像観るのに音声ガイドを聴こうなんて気持ちは今までなかったけど、奈良、というか法隆寺に行ってからすごく変わったな、私。
それだけ法隆寺のガイドのお姉さんの説明が最高だったのだ。

こういうところの木は大きくてカッコいいよね。
でも伊勢神宮の参道の木にはやっぱりかなわない。日本が始まってから立ってるような木ばかりだったからね。

↑ホキ(崖という意味の地名)石仏第2群。
平安末期の頃の作品。 平氏が台頭してきてた頃かあ。

「菩薩とか如来とかよくわからんよね」とK氏。
私は奈良で培った知識で「菩薩はね、まだ煩悩が一番ある人間に近い神様だから、派手なのよ。如来は悟りを開いた後の姿」
聞いてるか聞いてないかわからんくらいに早く通り過ぎるK氏(たぶん聞いてない笑)。

↑岩に直接掘ってある仏像だから、風化しないように屋根がかけられている。
「KYOKOちゃん、100円100円」
お賽銭は自分のお金じゃないと願いは効かんような気もするが・・・。


K氏は線香をあげていた。おっ こういうのは早いな。(線香30円)

↑中尊阿弥陀如来像。平安時代の作品。

大河ドラマの「光る君へ」を観てたばかりなので、確か蔵之介が豊後守(ぶんごのかみ)を命ぜられてたからここに来たかもなどと考えながら観ていた(蔵之介じゃないからね、実際の人物は藤原宣孝笑)。

崖に掘られているので、こういう階段をけっこう登る。
私はガイドを聴きながら1つずつ仏像を観て行っているので、遅い。K氏はあっという間にいなくなった。

↑如来三尊像。ヒゲがある感じの仏様。

K氏もこんなに毎回線香があるとは思わなかったのか、ここはスルーしたようだ笑。

↑ここは、まだ色彩が残っているお地蔵さま。お地蔵さまと普通に呼んでたけど、地蔵菩薩の略とは知らなかったな。(地蔵十王像。鎌倉時代の作)
小学校2年のクリスマス会で、笠子地蔵の劇をやったんだけど(シブい笑)、その日までに「九九」を覚えないと参加できないスパルタな先生だったため、前夜に泣きながら覚えて行った笑。
そうまでしてなぜ参加したかったのかは大人になっては不明だが笑、無事クリスマス会前の事前審査の九九の暗唱は終了し、笠子地蔵の何番目かの地蔵の役が出来た笑。

↑如来三尊像のまた違うやつ(鎌倉時代作)。経文を収めた穴があるのが特徴らしい。

↑山王山石仏(さんのうざんせきぶつ)。平安時代末期作。
邪気の無い童顔が人気の如来様らしい。私はここまで悟りきっていないなあ(お釈迦さまと比べるな)。
この頃には、K氏の姿が確認できず、はぐれた笑。

竹林もあって、いい感じ。夜は怖そうだけど。
「臼杵の石仏」は九州で彫刻として初めて「国宝」に認定されたらしい。

誰がどんな目的でこの崖に仏像を彫ったのかは謎に包まれているんだって。
初めての場所に来ると色んなことを知れていいよね。

一番メインの「古園石仏(ふるぞのせきぶつ)」へ、下り坂を降りていく。

あーーーこれだ!臼杵の石仏のアイコンみたいな仏様!(そんな言い方していいかはさておき)笑)
パンフレットや、臼杵の石仏のことが紹介されるときは、この大日如来様が写されてたから、このお顔は知ってた。
以前はお顔が首から取れて下に落ちていたらしいが、昭和55年からの14年間の修復によって、体と頭部を一体化できたんだって。

ここで線香をあげているK氏とばったり遭遇。なにやら100円のデッカイ線香の方をあげていた。「健康」「良縁」「子宝」「学問」「金運」などが線香自体に書いてあり、色々あった。
私はそんな大きな線香(細いロウソクくらい)があると最初知らなかったので、普通の30円の線香をあげていたが、それを知って、追加であげた笑。
K氏に聞くと「健康」にしたらしいので、私もそれにした笑。健康だったらなんでも出来るからね。

↑これは「古園石仏」の入り口にあったけど、実は「仁王像」だったらしい。来た時気づかなかったけど。ようく観るとうっすらと仁王さまがいた。

↑山の中腹にある「古園石仏」の見下ろす先にある風景。
入場料を払いたくないカップルが裏口から入ってきて裏に停めた車に戻っていく姿が見えた。(あちこちに登り口があるので裏から普通に入れる。)
550円をケチるの職員さんには見られてないけど、お釈迦様に見られているよ・・・君たち。

あまりにも寒いのでK氏が煙草を吸う間、ブログのネタ用にお土産やさんに入ってみる。

「臼杵」を「U💖SUKI」とした、石仏キャラのグッズが売ってあった。
もっと大々的に宣伝しなきゃ。買わないけど、まあまあカワイイじゃないか(そんなら買え)。

「ほっとさん」というらしい。ほっとするからか・・・。

↑この木の枠の棚が逆に目立たなくさせている気がする・・・。

↑ここで休憩できるようになってるみたい。
「KYOKOちゃん、おなかすいた!!!」
出た!! K氏のいつものセリフを受け、臼杵の石仏を後にし、ランチに行くことにした。
今日の場所「臼杵の石仏」大分県臼杵市

旅のMONEY
前回までのTOTAL | 63,329円 |
臼杵の石仏入場料 550円/1名 2人分 | 1,100円 |
お賽銭、お線香 | 1,120 |
TOTAL | 65,549円 |
こんばんは、ジャスミンKYOKOです。