暑いからざるそば一択、「興福寺」の阿修羅像を初めて観る【大阪・奈良旅2024-6】

ジャスミンKYOKO

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

さて、何もしてないのにシカにドつかれた後、藤原家の守り神「春日大社」にお参りし、死ぬほどの暑さの中、また東大寺の入り口に方に戻った。

お昼ご飯を軽く14時くらいに食べるにはちょうどいいそばがあった、食事処へ。

↑観鹿荘の看板はあるけど、この1階にある和食レストラン。

観鹿荘の隣にある「東京庵」というお店。2階はもしかしたら旅館なのかもしれない。奈良なのに東京笑。しかも本店笑。

なぜ「東京」ってつけたんだー笑。

↑こんな感じで広い。外国人も後から多数入ってきた。窓からは旅館らしきものが見える。

あれが観鹿荘なのかも。

このレストラン、カツカレーもあったり、けっこうメニューが幅広い。

外国人がカツカレー食べてた。うん、日本のカツカレーは外国にはないからね。

美味しいでしょ?と思いつつ、私たちは今日は「ざるそば」一択。

ごく普通のざるそばだったけど、田舎そば風じゃなくて、白っぽい細麺が私好みで嬉しい。

もう頭からの熱波にやられすぎて、冷たい蕎麦が嬉しい。

そういえば、この同僚女子と、こんな軽めの食堂メニューを一緒に食べたのは初めてかもしれない笑。

気軽な麺類を食べる仲になったということかな?笑。

たまには予約せずにフラッと入るご飯もいいね。

ちょうど、隣にお土産屋さんがあったので、蕎麦を食べたあと、覗いてみる。

あ、あった、鹿のふん(チョコボール)。

うーん、私が修学旅行で買った、明石家さんまが広めた鹿のフンとはちょっと違うな、こんなまん丸じゃなかった気がするな。これは便乗商品かな。

「俺たちひょうきん族」でシカの着ぐるみ着てたもんね笑。

↑奈良名物、白雪ふきん

ふきんも色んな柄が出て、パッケージのデザインも素敵になるとお土産に買いやすいよね。

蚊帳生地を使った吸水性バツグンの生地。 このふきんを友達に買った♪

昔の貴族の家ってスカスカだから、蚊帳って重要だったろうね、昔ばあちゃんちにあったなあ。

暑いから、シカもスプリンクラーの周りに集合笑。

せっかくこの辺にいるのだからと、すぐ近くにある、「興福寺(こうふくじ)」へ行くことに。

ここも藤原家の氏寺です♪

中金堂の拝観券を自販機で500円で購入。

興福寺は、平安遷都(710年)と同じ年に建てられたお寺。

隋とか高句麗(今の韓国)の影響とか受けてそうな、きらびやかな中金堂。

平成30(2018)年に再建されたのね、まだ新しい感じだもんね。

1300年前に建てたのは、藤原不比等(ふじわらのふひと)。歴史の教科書にも載ってたね、道長の祖先。

大宝律令(たいほうりつりょう。法律ね)や日本書紀の編纂に関わった人で、大化の改新で活躍した中臣鎌足の息子ちゃんです。

カッコいいな!興福寺中金堂。

鎌足が生きてる時に、中臣から藤原に改姓したんだって(翌日鎌足亡くなる)。

鎌足は中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)が天智天皇(てんぢてんのう)になった後、内大臣として仕えたので、藤原氏としての政治への関わりの始まりなんだろうね。(藤原の姓は鎌足が亡くなる前日に天智天皇から与えられたもの)

この辺の時代、皇子の時からの名前も出るし、そいつがどの天皇になったんだっけ?とこんがらがるよね笑。

中臣鎌足が中大兄皇子と共謀し、蘇我氏だけの政治を一新させるために、蘇我入鹿(そがのいるか)を暗殺し、天皇中心の政治に戻す改革をした「大化の改新」。

↑中金堂の中の仏像の配置図。

入鹿の暗殺が成功しますようにと、願いを込めて造った「釈迦三尊像」を安置したお寺が興福寺の前進なんだって。

↑興福寺にあるこの「釈迦如来坐像」はその五代目で江戸時代に造られたらしい。

暗殺が成功しますようにと、仏様に願うってどんなんだろう。願われたお釈迦様はどう思ってたんだろうね笑。

↑鎌倉時代に創建された国宝の、「四天王立像」もあります♪

この朱塗りの柱、やっぱりカッコいいね。

この中金堂は何回も消失していて、源平争乱の時にも消失してるらしい。

大河ドラマ「光る君へ」でもラストは武士が台頭していく流れが出てきてたよね。

残念だったのは、興福寺の「五重塔」は絶賛修復工事中だったこと(泣)。

室町時代に建てられたらしい。観たかったなあ。

まあ、いい方に考えると、また来る理由が出来たということだね♪

で、帰りにこの「国宝館」の横を通ったら。

ああああーーーー阿修羅像!!ここにあるのか!

阿修羅像は知ってたけど、「興福寺」と結びついてなかった!

み、観たい。

友だちに、「お金別にかかるけど、これ観ていい?」と聞いて快諾してもらったので国宝館へ。

入り口に立ってるスタッフの方に「今日、阿修羅像、あります?」と聞くと、「ありますよ!!」

さあ、観るぞ!

阿修羅像、思ったより小さかった。でも嬉しい。

インドでは戦闘神だったけど、仏教に取り入れられてからは、お釈迦様を守護する神という位置づけに変わったらしい。奈良時代からよく残っててくれました♪

仏像の世界みたいな展示で福岡にも来たことあるけど、仏像だけ来てもあまり観に行こうとはならず、阿修羅像ずっと見損ねてたから、本場で観れて嬉しかった♪

修学旅行なんかで無理やり行くと何にも頭に入ってこないけど、自分が興味を持って訪れると楽しいね。

興福寺は、国宝館に併設されたミュージアムショップがすごく充実してた。

今年(2024年)の春に行った京都からお香を焚くのが楽しいので、阿修羅像がついたお香(1,100円)と、右側はお線香(1,320円)。

お線香はじいちゃんとばあちゃんのお仏壇にお供えするために買った。

その名も「阿修羅香」。落ち着いた香りでいい感じです♪お香立ても付いてた。

あと、映画の集まりの仲間にもここでお土産を購入♪ ここのミュージアムショップはデザインも凝ってておススメです。

↑これは興福寺を出る時に、友達が私に「はい、お土産♪」とくれた阿修羅像の缶バッジ。

私がお香とか買ってるそばで、こっそり買ってくれてたもの。

粋なことするなあ!!惚れそう!笑 最高すぎるお土産でした。

早速エコバッグに付けました♪

興福寺、良かった♪ 五重塔をまた観に行けたらいいな。

さて、そろそろコーヒーを飲みたくなったので、目星をつけてたカフェに行くことになった♪

奈良、楽しい。

今日の場所 「興福寺」「興福寺国宝館」奈良市登大路町

@興福寺

旅のMONEY

前回までのTOTAL54,409円
東京庵 ざるそば800円
興福寺 中金堂 拝観料500円
興福寺 国宝館 拝観料 700円
興福寺 ミュージアムショップ3,645円
TOTAL60,054円