奈良の大仏を見学後、待望の「大仏プリン」を食べて暑さに疲れた体を癒した我々。
それから歩いて「春日大社」を目指す。
奈良は京都ほどはないが、アジア人より欧米人観光客が多いような気がする。
みんな、かなりラフ笑。
まあ、福岡に来てる韓国人の方たちも、ジャージやスウェットみたいな感じなので、日本人ほど旅にオシャレをしていく感覚は薄いみたい。ラクがいいよね笑。
↑春日大社の参道に入る。
海外の教会に行く時は、長袖、肌を露出したものを避けるなどの注意事項がガイドブックに書いてあるが、本家本元の欧米人がキャミソールに短パンにビーサンなので、守ってる我々は何だろうと思うことが多々ある笑(イスラム教の寺院は本家もちゃんと守るのでそこは違う)。
外国が出版した日本のガイドブックには、神社仏閣を巡る時の注意事項なんて書いてあるのかな。
さて、奈良の春日大社は、全国に3,000社ある春日大社の総本山らしい。
総本山、大好き♪
しかも一番のポイントは、藤原氏の氏神様というところ。
「光る君へ」のファンである私にとっては、訪問必須の神社なのだ。
おおっ カッコいい雄鹿!
9月は発情期の手前なので雄鹿の角が一番カッコいい季節。
最近、もっともらしいことを言って人気だった議員が、ハニートラップにかかってた笑。
そんなもんだよ、人間も動物なんだから笑。
この雄鹿もメスを求めてか、キーキー鳴いていた。へえ、シカってこんな感じで鳴くのね。
こういう森に孤独にひっそりといる雄鹿に惹かれる私。
ちょいちょい止まって写真を撮る。
このシカは私の方を向いてくれたものの、毛並みが良くないから、ちょっとお年寄りの鹿かな。
この苔むした石の灯篭と、森の背景に溶け込んでいる雄鹿。
こいつは若い。これから女をナンパしにいくぜ!感満載(私にはそう見える笑)
シカばかりですみません笑、だって雄鹿がカッコいいからね。シカたないよね(寒い)。
神社のこういう木々に囲まれた参道を通る時は、キリッとした空気を感じる。
伊勢神宮の参道を通った時も感じた、あの神聖さ。
友達との会話は日々煩悩にまみれすぎてても、こういう凛とした空気は感じ取ることができます笑。
↑アップで見ると、恋愛に悩むティーンにも見えなくはない笑。
修学旅行の時は春日大社までは来なかったので、新鮮。
まだまだ日本にも行ってみたい場所はいっぱい。
↑春日大社の入り口。「二之鳥居」。
春日大社は、平城京の平安と発展を願い、御蓋山(みかさやま)のふもとに造られた神社で、中臣氏と藤原氏の氏神を祀ってあるらしい。
御蓋山と言えば、「光る君へ」で、道長(柄本佑)が娘である彰子(見上愛)に御子が生まれるよう、命がけで祈願しに行った山じゃん♪
興味があると、色んな知識がどんどん脳内に入ってくるね笑。
ここに最初に現れた神様が白鹿に乗って現れたことから、ここ春日大社では、シカは神の使いとされてるらしい。
観光に行くと、経験も知識も増える。それがまた旅の醍醐味だよね。
道長もここを通ったのかなあ・・・(思い描くのは柄本佑・・笑)。
伊周が潜んでそうな通り笑。※
※・・「光る君へ」で道長を失脚させたい伊周(これちか。三浦翔平)が御蓋山で暗殺を謀ろうとした。
春日大社に侵入する人を見張ってるかのような、雄鹿。
メスを奪う争いで角で突かれて負けたのか、片目がふさがっている。
友達に、「マンガではさ、こんな片目の、仲間もいないヤツが最後にラスボスをやっつけるんだよね」と褒めながら横を通ったら。
・・・・ドスッ!!!角でド突かれた!!!
友達はビックリして固まったまま笑。
春日の神様、そりゃ煩悩だらけかもしれないが、ド突かせなくてもいいじゃん!!
しかもあのシカを褒めたとこだったのに!!
幸いひと突きしただけで、元の位置に戻ったから良かったけどね。
ただ、後から宿で確認したら、腕と脇腹にアザが出来てた泣。
↑苔むした石灯篭が雰囲気いい。春日大社には全国にある奈良時代の石燈籠の7割があるらしい。(約3,000基あるんだって)
平城京の空気が流れているわけだね。
それにしても、あのシカめ、負けたからって気が立ってるのかもしれんけど、褒めたヤツをど突くな。
奈良公園、春日大社を訪問する方は、発情期のシカには気をつけてね。
↑この春日大社の神の御子、若宮様が降臨されたとされる石。
↑春日大社の拝観券。700円。
こうやってチケットを背景と一緒に撮る方が、帰ってチケットを引き出しにしまい込むよりいいなと思い、今回の旅からなるべくチケットを買ったらすぐ撮るようにしてるのだ。
↑春日大社の大宮(御本殿。国宝)の入り口の南門。
東寺や東大寺みたいに木そのものの風合いを活かした奥ゆかしい感じの寺社も素敵だし、天王寺や、この春日大社みたいに朱塗りの寺社もカッコいい。
↑御神木の楠木(くすのき)。
昔学校に生えてた楠木が毛虫を大量生産してたので好きじゃなかったのに、神木にされることが多いと知って驚いた笑。
死ぬほど暑かったけど、この青空のおかげで、写真が素敵に撮れる・・・。
神社仏閣を周り始めると、改めて知ることも多いし、すごいなと心を動かされることもあるよね。
だからといって、平安貴族みたいに出家したいとは全然思わないけど笑。
↑寺社の回廊にある、釣り灯篭がカッコいいよね。
「もうさ、お昼は蕎麦にしようよ・・暑くて食べれん」暑さにもうろうとしてる二人笑。
「そうやね、この時間から食べたら、夜のご馳走に響くし」
夜は宿でのご馳走が待っているのだ。
本宮(ご本殿)の中は写真は撮れないので、南門の写真。
いつもミーハーな話をしてる二人だが、本殿ではハリウッド俳優のゴシップの話はさすがにしなかった笑。
↑本殿の敷地の中に、暗くしている建物「藤浪屋(ふじなみのや)」があり、ここは「撮影不可」のマークが見当たらなかったので撮ってみた。
釣り灯篭が幻想的。
2月の節分とお盆に行われる伝統行事「万燈篭」を再現してるらしい。
春日大社にあるお茶屋さんの名物は「おかゆ」だったが、この暑さでは無理笑。
湘南の風じゃなく、平城京の風・・というより熱波を感じた我々は、もと来た道を戻って、東大寺の入り口の近くにあった、食事処を目指すことに。
途中、あの片目のシカの横を緊張しながら通ったが、今回はクリア笑。
落ち着いたところで、友達に待ってもらい、トイレでシカの角の皮がこびりついた腕を洗って春日大社見学はフィニッシュ。
さあ、蕎麦だ・・・・ざるそば一択だな。
こんばんは、ジャスミンKYOKOです。