こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
今まで10円玉や写真でしか観たことがない、「平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)」にようやく行ける日に天気が味方してくれたことに感謝。
紫式部の像から5分ほど歩くと、「平等院鳳凰堂」の入り口に着く。
平等院鳳凰堂まで向かう道(正門ルート)は、なかなか、のどか。
お土産屋が並んでる通りの方がにぎやかなんだろう。そこは帰りにとっておくことにして、正門ルートを歩く。
宇治茶の老舗「伊藤久右衛門(いとうきゅうえもん)」のお店が右側に見える。
普段コーヒー党のくせして、宇治に来るとがぜん「お茶」に興味が湧く。
プロポーズして連れてこられた彼女(彼氏)の家がこんなだったら、ビビるよね笑。何も歴史がない家でよかったわ笑。
京都ってそういうおうちが点在していて、「うちは天保○年から」「うちは寛政○年から」とか言って聞いたこっちがビビるイメージ・・・。笑
平等院の入り口の真横に、スタバ発見!!
さすがいい場所取ってるなあ・・。
相棒はK氏、「京都に来てまでスタバなんて」と絶対言うのがめんどくさいので「寄ろう」とはもちろん言わない笑。
写真を撮ってすます笑。
のんびりと過ごすお客さん。住んでる人はいいねえ、こんな情緒あるスタバが近くにあって。
平等院鳳凰堂の入り口と言っても「平安神宮」みたいなすごいのを想像してはいけなかった。
結構、こじんまり笑。右側のブースでチケットを買う。一人600円。
チケットの柄が一人ずつ違うっていうのはいいね♪ 阿弥陀様?が乗ってる雲も筋斗雲みたいでかっこいい♪
キレイに手入れされた日本庭園を進む。
青い空に松が映える。晴れてよかったな!
すると、「鳳凰堂 内部拝観受付」という建物を発見。
K氏はもう、平等院鳳凰堂の真正面まで歩いて行って、後ろを振り向かないので「待ってー!」というのを諦める。
平等院鳳凰堂を観に宇治まで来たからには内部まで観なければ!
・・・と思ったけれど、何やらお客さんに受付の人が「1時間待ち」と言っているのが聞こえる。
うーむ。1時間待ちか。あいつが待てるかな。そこなのよね、毎回笑。
ならば、受付に聞くことは1つ。
「1時間待っている間に、外に出ることは出来ますか?」
「出来ますよ、この内部観覧のチケットを見せてもらったらそのまま入れます」
やった! あやつにソフトクリームなんかを食べさせてお土産屋さん巡りなどで時間を潰したら文句は言わないだろう。
やつの許可なく、チケットを買う。300円☓2枚。
チケットに入場時間を書いてあるので、わかりやすい。この鳳凰と唐草のデザイン、かっこいいよね。この時間の5分前に集合すればいいらしい。
思う存分平等院鳳凰堂を眺めて、ふと後ろを観た時にようやく私がいないことに気づいたK氏が戻って来た。
「何、中まで見ると!? は?1時間待ち!?」
言うと思った。
「その1時間の間に平等院鳳凰堂の苑内を全部観て、外にも出ていいらしいから抹茶ソフトクリーム食べようよ 1時間くらいすぐ経つよ」
「抹茶ソフトクリーム!」
思った通り、ヤツは快諾笑。
さあ、K氏を丸め込んだところで、待ち時間1時間を過ごします。
最初はもちろん、平等院鳳凰堂の外観を見学!!
しかし・・・・あれ????
勝手に思ってた。すっごくでっかいと。
そしてこの池も湖くらい大きいんだと。
今まで観た写真がとにかくスケールでっかく写ってたから、ちょっとそのこじんまりさ加減に驚いた。
み、ミニチュア?
初日に東寺のすんごいデカイ五重塔に圧倒されてたから、ちょっとオモチャ感あったな笑。
それはK氏も同じように感じてたようだ。
池がほんと、そのへんにあるため池と同じような大きさだったのよ・・・・・。
平等院鳳凰堂は、平安時代に栄華を極めた貴族の摂政(せっしょう。※1)藤原道長(ふじわらのみちなが)の息子藤原頼通(ふじわらのよりみち)が、父の道長から譲られた別荘を浄土教(じょうどきょう。※2)の教えに基づき、極楽浄土を地上で観られるようにと、改装したもの。
※1 摂政・・・・天皇に自分の娘を嫁がせ、生まれた幼い息子に代わり政治の実権を握ること。
※2 浄土教・・・・信心深く教えを守れば、極楽浄土(天国)に行けるという仏教の宗派。
別荘を改装しただけなんだから、これくらいの大きさなのかもしれないね。
思ったよりこじんまりしてたとしても、この目で観たからそう言えるんだなと、じんわり。
来てよかったなあ。
これで一度行ってみたいと思ってたところの目標が一つ達成したね。
今日の観光名所 「平等院鳳凰堂」外観
@宇治平等院鳳凰堂 (天台宗、浄土宗)
旅のMONEY
前回までのTOTAL 17,752円
拝観料 1,200円(600円☓2)
内部拝観料 600円(300円☓2)
TOTAL 19,552円