疲れ果ててたどり着いたら最高の場所「釧路センチュリーキャッスル」と「炉ばた 煉瓦」【北海道春旅2023-7】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

カナディアンカヌーの素質の無さに一時期川に出れない危機はあったものの、最終的には釧路川に出てカヌーを漕ぐことが出来てホッとした一行。

カヌーの夫妻と別れると、ドッと疲れが出てきた。早くホテルに行ってくつろがなきゃ。

もちろん私がハンドル握っていたら、「KYOKOちゃんコンビニ寄って!寄って!」

ビールとつまみを買うらしい。

今日は夜ご飯のこと、考えないのかよ。(いつもは晩酌のことを考えて夕方に飲み食いするのを控えるK氏)。

カヌーで寒くなったのでホットコーヒーを頼んでいたが、なかなか店から戻ってこない。

「コンビニのおばちゃんが、あんなに暇そうなのにレジを2回も間違えた!笑」

笑。 忙しい方が緊張感があって、意外と間違えないもんだよね笑。

ガソリン入れて、ホテルに向かった。

この日のホテルは、全国旅行支援の割引が効いた、「釧路センチュリーキャッスルホテル」。

キャッスル・・・という名前の付け方で昭和感を感じるが、「朝食がすごくゴージャス!!」「リニューアルして部屋もキレイ!」という数々の口コミに惹かれたので、予約してみたのだ。

1泊朝食付きで2人で10,697円、クーポン4,000円付き。

⇧確かに昭和の終わりから平成初期の結婚式場・・・という感じではある笑。

「オレ、煙草吸ってくるけん、先に行って部屋の写真(ブログ用)早く撮っとって!」

・・・私の行動を予測しながら、効率的に自分の欲求をこなしていくK氏笑。

⇧ロビーもキレイだった。

今はホテルも大変だね。WEBサイトをいくら建築当時のキレイな写真で固めていても、こんなブログやSNSなどでバラされてしまう。

⇧オシャレ?かどうか言い切るのは難しいが、テイストがバラバラなようでまとまってはいる笑キレイなロビー。

ところどころにTVの有料カード自販機があり、昭和の名残だなと思った♪(カードを購入した時間分だけTVを見ることが出来るシステム)

名前も築年数も古いけど、このホテル、とにかく過保護過ぎるくらいなんでも揃ってた。

⇧部屋にも備え付けのがあるが、使ってみたいリッチなシャンプーリンスをフロントにある棚から借りていってOK。

⇧部屋の枕以外に先駆的なものを試してみたい人は、この棚から好きに借りれる。

⇧私が借りたかった「首狩り族のネックピロー」は誰かに借りられてた(泣)。

首狩り族に首を狩られた気分を味わえるんだろうか・笑(首なくなってるなら感じないか)

K氏は部屋に入るなり、「わ、ここいい!!ここ広い!」

前日の「ランプライトブックスホテル札幌」の狭さがよほどイヤだったらしく、歓声をあげた。

確かに広い。ただここもロビーのように統一感はないけどね笑。

カヌーで疲れた体には、昨日のホテルだったら拷問だったよね笑。(狭い、シャワーのみ)

今日は、夜ご飯を19時に予約している。

ホテルにチェックインしたのは17時半くらい。

・・・プシュ。

「もう飲んでるの!?なんで?」

「ビール飲んで夜メシまで寝る! 時間になったら起こして!」

K氏は⇧このソファで駆けつけ2本缶ビールをかっくらい、そのまま爆睡笑。

こいつ、私がこの時間にスイーツ食べようもんなら色々言うくせに、自分はビール2本も飲みやがって・・・。

まあ、静かになったのでいいか。ホテルの周りを探検しようと部屋を出た。

普通のインスタントコーヒーもあるのに、ネスレのエスプレッソ自動マシンもあるのがすごい。

装備が色々ありすぎてビックリ。

ホテルの前の釧路川の堤防を歩く。

さっき我々がカヌーで漕いだ川とはまったく違う気がする、釧路川。

ここまで河口になると、川の流れもかなり穏やかだ。

金八先生が歩いてそうな平和な土手沿い。(例えが古い笑)

もう日が暮れそう。向こうの橋を渡ってホテルの写真を撮ることにした。

釧路の町は初めて来たので嬉しい。

キャッスル(城)・・・うーむ、城という気もしないでもないか。

ホテルの右横の建物は「旧日本銀行釧路支店」。日銀の建物ってレトロで欧米かぶれな建物が多いから好きなのよねえ♪

リノベーションしてこの建物をカフェなどに活かしてほしいなあ。

対岸には「I♥KUSHIRO」のフォトスポットがあるようだ。

⇧橋の真ん中にある銅像を踏みつけにしてるカモメ。

なんだろうね、おとぎ話の「しあわせな王子」※の話が微笑ましいのは、鳥がツバメだからなのかもしれないなと発見。

※アイルランドの童話。若くしてなくなった王子を悲しんだ国民が作った銅像。銅像の王子は優しかった王子の魂を受け継いでおり、時折訪れるツバメに自分の金箔やルビーを剥がしては貧しい家に届けてもらっていた。やがて王子が好きで働きすぎたツバメは冬までいてしまい凍えて死んでしまう。

このカモメくらい大きいと銅像の上に停まってても、とても王子のために冬を超すのを忘れて働いてくれるようには見えないね笑。

さて、夜になったので、K氏を起こし、ホテルから歩いて8分の「炉ばた 煉瓦(れんが)」へ。

釧路でお店を検索していて初めて知ったが、釧路が「炉端焼き」の発祥の地なんだって。

※炉端焼き・・・居酒屋の形態で店のスタッフが海鮮を焼いて提供するスタイル。今は客が自分で焼くバーベキュースタイルもこう呼ぶ場所も増えてきた。

ホテルから歩いていける距離と、地域クーポンを使えるかで調べて出てきた、「炉ばた 煉瓦」。

釧路の夜は5月でもかなり寒い。福岡はもうTシャツだよね。

ダウンを羽織って歩く。

1時間ほど爆睡したK氏は元気いっぱい。

私が店の外観の写真を撮ってるのもおかまいなしに、店の中に入っていく。(いつものこと)

「外国人はね、歩調も合わせるしレディーファーストだからいいんだよねえ」

「だってオレ、日本人だもん。」

チッ。

備長炭があかあかと燃えていて、煉瓦の壁もいい感じ。

小樽のレンガ倉庫みたいなオシャレさはないけど、これがまた漁師の町って感じがしていいじゃないか。

今日はものすごく疲れてて、アルコールなんて飲んだらソッコー終わりそうだったので、私は「ゆずジンジャー」にしといた。

缶ビールを2本飲んでいたK氏は、ここでも北海道の地酒を飲まず、鹿児島の芋焼酎の水割りスタート。

メニューを観ると、なんでも焼きたくなるが、おなかに入らなかったらいかんから、落ち着こう。

「北海道はホッケだよ、ホッケ!!」

⇧とりあえずこんな感じに注文。

ホッケ(半身)とシャケはK氏。(皮目を上にして最初は焼くように言われた)

ホタテとエビ、イカは私の希望。

福岡にいる時は進んでホタテを食べることはないけど、北海道に来たら食べたくなるんだよね。(貝類はアサリ派)

⇧ホタテ用のバターと、イカ用のマヨネーズ。

マヨネーズにはもちろん七味をふりかける。(エイヒレを食べる時みたいに)。

⇧ホタテにバターを載せ、グツグツ。

外国には店の中で自分で焼く、みたいな店はあまりないから、外国人も来たら楽しいだろうねえ。

GW明けの平日だから、お店もほどよい賑わいで、うるさくなくてちょうどいい♪

カキは昔は苦手意識があったけど(うちの実家全員)、北九州のカキをもらってオススメの食べ方を教わりレンチンして食べたら、超美味しくてみんなそれから人が変わったようにカキ小屋に行きだした笑。

⇧カキのいけす。

今ではカキ焼き小屋に行くと、他の焼きそばやおにぎりなんかは頼まずにカキだけを食べ続ける・・・カキ大好き人間になってしまった。

イカは美味しすぎて、もう1枚追加してしまった♪ 美味しすぎる。

佐賀の呼子(よぶこ)のイカの一夜干しも美味しいのよね。

お会計は7,010円。昨日のあまりと合わせてクーポンで4,957円を支払い、自分で払ったのは2,053円。

最初のGOTOトラベルから比べると、今の全国旅行支援は割引やクーポンの金額は減ったものの、やっぱりありがたい。

カヌー体験をしていい感じに疲れていたので、今日は爆睡できそうだ。

左腕はガチガチに固まっていて上に上がらない状態になっていた。やばい。明日の運転や観光が辛くなるのは避けたい。

バスタブにお湯をはってもみほぐさないと!

今日のホテル 「釧路センチュリーキャッスルホテル」北海道釧路市

@釧路センチュリーキャッスルホテル

今日のお店 「炉端焼き 煉瓦(れんが)」北海道釧路市錦町

@炉ばた 煉瓦

旅のMONEY

前回のTOTAL           97,234円

コンビニ(缶ビールなど)       643円

ガソリン              3,260円

釧路センチュリーキャッスルホテル  10,697円(1泊朝食付き、2名)

炉ばた 煉瓦            7,010円

北海道LOVE割クーポン       -4,957円

TOTAL              113,887円