【イギリスから返還前の香港】初の海外旅行は、スタートからハプニングだらけ。香港半日観光

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

初の海外旅行に、欧米かぶれが「香港」をチョイス??

・・・そんなことは絶対ありません笑。

今でも、アジア圏に行くくらいなら、数回我慢してアメリカやヨーロッパに行くほうがいいという考えです笑。(最近はソウルや中国も行ったりして、少しは面白さもわかるようにはなった)

これは、「ロンドン・パリ8日間」で、初日に乗り継ぎ地点で時間があるから、香港の半日観光がついたフリープラン。

※フリープラン・・・航空券とホテルがセットになってる旅行会社主催のツアー。基本すべて自由行動。添乗員がいないだけ安く済ませる事が可能。遅延や欠航、事故の補償も旅行会社の責任で行われる。




⇧テンション高めの福岡空港での22歳の私笑。(関係ない飛行機も撮りたがる)

転職したばかりの1年間はおとなしくしておいて、有給をためて、翌年に早速海外旅行へ!

初の海外の前に、飛行機に乗る事自体も初!(それもすごいよね)

この頃(1993年)はパソコンを個人で持っている人が少なく、情報が少なかった時。

「abロード(エイビーロード)」※という分厚い海外旅行カタログを買って物色し見つけた、その頃駆け出しでまだページが少なかったHISの福岡発のフリープラン。

※abロード・・・海外の個人旅行が増加し始めた80年代後半にリクルートが出した海外旅行のカタログ雑誌。ネットが一般家庭に普及し、旅行会社も独自でサイトを持つようになり利用者激減のため2021年3月にサービスを終了した。

「そんな知らない会社のツアーに申し込んで大丈夫?」と周りの人に言われたくらいなのだ。


⇧キャセイパシフィック航空のボーイング。デカイ!!!タラップ式なのでアメリカ大統領気分で嬉しがる私。

福岡空港の国際線がまだ出来る前だったので、国際線の飛行機はまだまだ就航が少なく、グアム便や台湾、香港便しかなかった。

そこで香港乗り継ぎのキャセイパシフィック航空を利用する、福岡→香港→ロンドン→パリのプランを選択したのだ。(この頃、アメリカは誰も怖がって女子は行ってくれなかった)

友達がお盆しか休みが取れなかったので、20代前半の私にはなかなかの金額だった。(燃油サーチャージはなく、確か35万くらい)


⇧初の飛行機に内心ビクビクしている私笑。

本当に海外に行けることにようやく安心した瞬間である。

実はこの日の朝、5時。友達から電話があった。

「熱があって体調が悪いけん、今から病院を叩き起こして行ってくる!最悪の場合はKYOKOちゃん一人で行ってきて」

・・・・・・!!!!

その日はうちの父上が空港に送ってくれる手はずであった。

初の海外旅行に相棒が急にいなくなるなんて・・・^^;。それはかなりやばすぎる。

しかし今日キャンセルしたら100%旅行代は戻ってこない。

福岡空港に行くのにギリギリ間に合うくらいに、友達が父親に乗せられて私の家にやってきた。

「だ、大丈夫?」

「せっかくけん、KYOKOちゃんにも悪いし、行く!!」

この友達Yちゃんの根性はほんと、ありがたかった笑。

Yちゃんは前日まで京都に行ったりしていて、嫌な予感してたんだよなあ^^;。


⇧少し復活したYちゃん。

少々復活したYちゃんは、福岡空港ではポッキーを食べれる余裕さえ出てきた。

しかし、機内食は食べれず。(福岡→香港 4時間くらい)




⇧現地の係員(左)が半日観光の案内をしてくれた。右はYちゃん。

フリープランは、空港に現地係員(現地を案内する日本の旅行会社に雇われた現地の人)の人が空港に待っている仕組みが多い。

初の海外旅行は、ほんとにそれさえもちゃんと待ってるかが、まあまあドキドキ。

長蛇の列の入国審査を抜けると、私の名前の札を持った係員が到着ゲートにいた!ホッ。

それにしても欧米かぶれは、初の海外で早くロンドンに行きたいと思ってたからか、この香港での半日観光の内容をまったく覚えていない笑。


⇧たぶん、九龍(クーロン)の海岸だったと思うけど・・・。説明をほとんど聞いていない笑。

一番左の女子は、同じくHISで、「ロンドンのみ」のフリープランを申し込んでたので香港の半日観光だけ行程が一緒だったのだ。

 


⇧欧米かぶれには耐えられない、海岸に大黒様?もどきの像笑。なぜ海岸に置くんだ!

この時私が持ってたフィルムカメラは、ツマミを切り替えたら、パノラマ写真も撮れるというもの。(上の写真はパノラマ)


⇧海岸のすぐそばにある赤い太鼓橋。今なら少しは魅力もわかるけどね笑。

ビーチはヤシの木だろ!

そんなことを香港に言ったところで通用するはずもなく、がんばって半日観光をこなす私笑。


⇧なぜか、背後に現地係員が・・・。なんで一緒に撮ったかは不明・・・笑。

心はロンドンに飛んでるので、私が一緒に撮りましょうと言うわけがないから、きっと勝手に入ってきたと思う笑。


⇧右の青いマンションがジャッキーの家があると言ってたが、本当かは不明笑。

この謎のチャイナビーチから、ワゴン車に乗って、ビクトリアピークへ。

100万ドルの夜景が見える、香港島の高台にある場所。

でも夕方なので、夜景じゃなく、香港の風景を見るために行く。


⇧ビクトリア・ピークからの眺め。1993年でこれくらいだから、今はもっとすごいんだろうね。

 


⇧イギリスから中国に返還される前の香港。(1997年に返還)

今更中国に返されて、イギリス方式から中国方式にするのも大変だったはず。(映画『インファナル・アフェア』にそこらへんのことが描かれていた)

香港からロンドンに発つ便は、真夜中の1時発だったので、余裕な半日観光。

この後、現地係員に言われるがまま、案内された食堂でご飯を食べた。(ロンドンとパリの本しか買ってないから、わからん上何より気合が足りない笑)

早く、フィッシュ&チップスの国に行きたい・・・。


⇧女人街。

ご飯を食べた後は、香港の街へ。

女物だけ売ってるショッピング街、「女人街(にょにんがい)」へ。

シャネルに「N]を加えた「CHANNEL(チャンネル)」などのコピー商品を「パロディになかなかセンスあるな笑」と眺めて周った笑。


⇧23時過ぎ。ようやく香港国際空港へ。

早く早く、ロンドンへ行きたい!!

初の海外は、スタートから衝撃だったが、ハプニングはこれにとどまらなかったのである。





 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA