「壬生寺」と、幕末ファンの失敗【京都春旅2024-4】

こんばんは。ジャスミンKYOKOです。

幕末ファンとして、ずっと行きたかった新選組の「壬生の屯所」の見学ツアーに参加できてとっても充実した時間を過ごした。

幕末は知れば知るほど面白いが、まだまだ勉強が足りない部分がいっぱい。

今回は真剣にお話を聞いたので、「新選組」の知識が広がってよかった。

さて、「壬生の屯所」から徒歩3分の場所に、新選組のゆかりの寺「壬生寺」がある。

ここで殺された芹沢鴨などの葬儀を行ったらしいが、殺した本人たちはよくしれっとしてたなあ。(暗殺の真犯人は明治になって判明。近藤勇が計画し、実行は土方・沖田・山南)

相手は剣の達人だからね。泥酔して寝てたところを襲ったらしい。

でも芹沢鴨も、まさか仲間に殺されるなんて思わなかったろうね。

色んな映画でも、志を熱く思い集まっても多少のズレが生じてきて、それが大きくなると、そのはみ出た者は抹殺されちゃうんだよね・・・。

ただそれが度重なると、ちょっとでもはみ出した者を殺しすぎて、仲間の誰も信じられなくなるから塩梅が難しいよね。

イヤイヤながらも「壬生の屯所」のガイドツアーに参加したK氏も幕末の勉強ができてよかったようだ。

ただ私がいつまでも興奮して「沖田が、土方が」などと話していたら、もろ飽きたような顔をしていた笑。

「壬生塚」という新選組墓所の入り口でもあり、売店でもある。

ここで私が大失敗したのが、「壬生寺」を前もってよく調べて行かなかったため、新選組グッズに気を取られて新選組の実際のお墓を観るのを忘れたのである。

なんてこった!!ここに近藤勇らの実際のお墓もあったというのに!(お墓見学は有料)

この中から墓所に行けたのに、グッズばかり観て、その入口の表札を観ていないのである。

↑ただ、この阿弥陀堂の中に、隊士を祀った阿弥陀如来があったので、ここでちゃんとお線香はあげた。

「KYOKOちゃん、お線香あげたいやろ?」

こういう時は気が利いてるK氏は私が新選組グッズに目を奪われている間にお線香を買ってくれていた。(1本30円)

この後に「オレって気が利くだろ」と言わないとなおよろしいが笑(それがK氏)。

世の中を良くしたかっただけなのに、それがたまたま「幕府側」にいたせいで、彼らは明治の夜明けを観ることなく亡くなってしまった。

私は「坂本龍馬」派なのだが、やっぱり新選組の悲しい歴史も好き。あのハッピのデザイン考えた人は天才だよ♪

「壬生寺」は、また一人旅の時にでもリベンジすることとしよう。

こういう時、K氏はおとなしい笑。

「はやくこの時間終わらんかな」「早く祇園に行きたいな」とか言うと怒られるのがわかっているからである。

さっき、屯所でイヤそうな態度を見破られたので、二回目はそんな態度や言動は危険だと知ってるので、寺の見学が終わるのを静かに待っている笑。

↑新選組はこの境内で武術の訓練もやってたらしい。

大所帯になったら、大半は西本願寺に移ったみたいだけど。

↑これは「壬生寺」の向かい側の「新徳寺」。

ここで清河八郎が演説したことにより、「新選組」が誕生することになったお寺。

将軍の警護で幕府の金で集めた浪士組を、まるごと「尊皇攘夷派」にしようという計画で演説したんだって。

そんなの聞いてねえ!って近藤勇たちは「将軍の警護」がしたくて新選組を結成。

他の者は幕府に呼び戻されたり、金がなくなったので江戸に帰った。

「壬生の屯所」跡地でこの話をガイドのおじさんに聞いた時、「あ、清河八郎って知ってる!」と嬉しくなった。(マンガ「お~い!竜馬」で覚えてた)

江戸に戻ったとたん、斬り殺された人!って覚えてた笑。

「壬生通」のバス停から「203番」の市バスに乗って「四条京阪前」で降り、K氏の好きな「祇園」にやってきた。

「あ!中村獅童のアナザースカイで観た!!南座だ!!」

歌舞伎にはどうも馴染みがないので、ついミーハー止まりになっちゃう。

↑「扇子の絵付け体験」の場所に着いた。

扇子やさんの「舞扇堂(まいせんどう)」だ。

「扇子の絵付け体験」は、初めてな二人。さてどんな体験になるだろう。

今日の観光地 「壬生寺」 京都市中京区壬生

@壬生寺

旅のMONEY

前回までのTOTAL91,990円
お線香(30円×2本) 60円
お賽銭(100円×2)200円
新選組グッズ・お土産1,400円
TOTAL93,650円