ほんとはぼんやりと、「午前十時の映画祭」でクリント・イーストウッドの『許されざる者』を観ようかと考えていたが、寝坊してしまい、自分が許されざる者になった。
でもこの詰込み感がないのも一人旅の醍醐味だ!と思い直す。

10時くらいにホテルを出て、まずは、「天神さん」と呼ばれる、「大阪天満宮」でも行ってみることに。

ああっ、素敵!!欧米かぶれの血が騒ぐ。
寝ぼけてた目が一気に覚める。
ここは「浪花教会」というらしい。ステンドグラスと窓が素敵!!!
この厳かな教会はカトリックかと思いきや、意外にプロテスタントの教会だった。1877年(明治10年)に建てられたんだって。
明治初期って欧米かぶれの全盛期ね、最高。
日本で初めて「牧師になる儀式」が行われたらしい。
※神父・・・カトリック、牧師・・・プロテスタント。

教会に魅入っていたら、なんだ、隣の建物も最高じゃないか。
ここは現在はフランス料理のレストラン「NELU高麗橋」になっているが、建物は、「旧大阪教育生命保険ビル」。

明治45年に建てられた生命保険会社の社屋。
赤レンガに白い帯の花こう岩。建築家辰野金吾さんの手によるものらしい。
青銅の雨除けが錆びてるのもたまらない。
空も曇っててイギリスっぽくていいわあ。

ここの通りは「浮世小路」と言うらしい。
確かに浮世離れしてるなあ、大阪よろしいなあ。

ここは!ここは!ただの真似した洋風マンション??いや、下の部分の造り方が平成以降のそれじゃない気がする。
・・・ちゃんとレトロ建築でした。「グランサンクタス淀屋橋」。
下層が大正時代、上層が平成に建築。

やっぱり、大正の石造り、最高ね。 細やかな装飾。
私もこんなマンションに住みたい。 あの窓から朝日を浴びたい!

ああっ ここも!! なんだか船の雰囲気を出した洋館だなあ。
丸い窓が船とか潜水艦っぽいよね。

「伏見ビル」。船場地区の中心に建てたから、船っぽいデザインにしたのだろうか。

大正12年にホテルとして建てられたらしい。
船の舵輪のような、装飾が素敵。一度は言いたい「面舵いっぱーーーーい。」

左のドアの向こうの鉄製の蛇腹の二重扉が、海外の治安の悪い地域に住む人のエレベーターのドアみたいで素敵!!

最近は、こういう丸いアーチの入り口や窓はお金がかかるからか、めったに見ないよね。
この鉄を丸く曲げて緑に塗った、アールデコ調も素敵。

大阪、洋館だけを巡っても、一日じゃ足りないのかもしれない。
神戸の異人館も大好きだけど、こういう今でも生活に根差してる洋館も最高だな。

ああっ ここも絶対古い!
「青山ビル」。1921年に洋行帰りの実業家、野田源次郎さんの家として建てられたらしい。
洋行帰りなら「この欧米かぶれが!!!」とご近所さんに言われたかもしれないね笑。私も絶対そうなる。

この扉は新しそうだけど、私もこの鉄製の扉に憧れる。
青山ビルはスペイン調らしい。確かにスペインで泊まったペンシオン(ペンション)は、こんな厳重な扉だった。
地下はダンスホールだったらしい。素敵!!

このツタはあの、甲子園のツタの株分けなんだって。
たっちゃん、連れて行って!甲子園。(わかる人はわかる)
ツタって青々と茂っている時は素敵だけど、冬の枯れた時期は幽霊屋敷に見えるから複雑だよね。
うちの母上も欧米かぶれなので、家の塀が長年ツタに覆われてたな。

これも絶対古いぞ!! 「高麗橋野村ビルディング」。
これは昭和2年(1927年)に建ったビル。
このリボンみたいな縁取りに手間がかかってる。しかも枠が上に傾斜してるし。
サンマルクカフェよ、ここで店を出すならロゴをアルファベットにしてくれたらいいのに。もしくは明治のカタカナみたいに右から読ますとかね。

↑三井住友銀行大阪中央支店ビル。
ここはギリシャ風。支柱がカッコいい!!。さすが財閥は違うな。

この辺は水路が発達してるから、昔は大阪の商売の要だったんだろうね。
金融とか証券会社が今でも多いみたいだから。
こういうビルはほんとずっと取っておいてほしい。
ホテルを出てレトロ建築を1つ見つけてからというもの、次々と見つけてウロウロしてしまい欧米の雰囲気に浸りきってる間に1時間が経っていた。
おなかがすいた。(朝ごはん食べてない)
途中で見つけた雰囲気が良さそうな蕎麦屋さんに入るとしよう。
旅のMONEY
| 前回までのTOTAL | 61,529円 |
| TOTAL | 61,529円 |










こんばんは、ジャスミンKYOKOです。