映画の会のぬるま湯と、刺すような緊張感「花待ち雨珈琲」【ジャスミンKYOKOの煩悩メモ】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

映画の会のMちゃんと「富士茶房」に行った後、今度は大きく移動して六本松へ。

「スタッフの女の人がちょっとピリついてますが、ここの桃のチーズケーキは絶品なんです」と、以前Mちゃんが教えてくれていたお店。

桃のチーズケーキは本当に絶品だった

しかしさんざんお店のピリついた空気にやられてきた我々(主に私とAちゃん)としては、そんな目に遭うとわかってて行くのもなかなか勇気がいる笑。

この日のスケジュールを決めてた時、「富士茶房の後、体力とおなかに余裕があれば、花待ち雨珈琲に行ってみませんか?」

まったく方向が違うが、そのピリついた空気をMちゃんと味わうとどうなのか面白そうなので、行ってみることに。

古い昭和のアパートをリノベした「花待ち雨珈琲」

案の定、富士茶房を出ても帰りたい気持ちにはさらさらならず、二人は西鉄雑餉隈駅まで歩き、薬院駅で降り、そこから歩いて六本松へ。(バスの場合は六本松3丁目のバス停で降りたら徒歩4分。)

素敵な木のドアと昭和のすりガラスがマッチしていて、かわいい。

「小さな焙煎所 花待ち雨珈琲」。

ロゴも鉢植えも超かわいい。こんなお店にピリつく女がいるとはとても思えない。

ふわっとロングワンピースにターバン巻いたナチュラル女子の間違いじゃないのか?

でも、「日々to」でも入り口はそうだったじゃないか・・・。かわいさに嬉しくてAちゃんとはしゃいで写真撮ってたら「座ってください!」と低い声で怒られたじゃないか・・。

今回は入ったすぐに内装の写真を撮るのをやめておいた笑。

店内には他のお客さんはおらず、すぐに座ることが出来た。

しかし、逆に言うとそれだけ我々が目立つということだ笑。

緊張しているので、「いらっしゃいませ」や「こんにちは」を言われたかは記憶がない笑。

客席から観た入り口とカウンター

カフェってこんなに緊張するもの?笑。

ニコリとも笑わない店員が二人。

メニューを頼むと、そのピリついた女性店員が、コーヒーの豆をすごい音をさせながら、グラインダーに入れ、バシッとうるさくふたをした。とにかく器具を扱うのが乱暴で音がすごい。

壁にはハンドドリップ大会で九州優勝を取ったような賞状が貼ってあるが、「所作」は審査に入っていないのかな笑。

会社にもよくいる、不機嫌な日が一発でわかる女と一緒で、やたらと道具を音を立てて使う。

珈琲は美味しかった

ハンドドリップだけ丁寧に淹れていた。珈琲はすごく美味しかったが、ゆっくり味わえない笑。

我々しかいないから、忙しいわけでもないのに。

彼女が「花待ち雨珈琲」などとつけたの?ほんとに?

終始下を向き、にらみつけるような表情笑。

「クレメダンジュ」という、フランスのレアチーズケーキがここのオススメ♪

Mちゃんおすすめの「桃バージョン」があってラッキー。

珈琲の詳細が載っているかわいいイラスト入りのカードが添えられた。

こんなかわいいキャラがあちこち貼ってあるのに、『ヘルレイザー』みたいに体中釘を刺されたかのような終始ピリついた空気でした笑。

接客とは真逆の優しい味笑。 美味しかったーーー!!

Googleの口コミがいいのが不思議だ笑(帰って読んだ笑)。ロシアや中国みたいに悪い口コミは削除されてるんじゃなかろうか・・・笑。

みんな4以上の評価をつけてる中、1人だけ3をつけた女子がいた。→見つけてちょっと嬉しい笑

「店員さんが愛想がいい感じではありませんでした。また来るかはわからない」

それに対する店の返答が1人で静かに過ごしたいお客様のために基本的には静かに接客しています・・・あの珈琲の器具の扱い、静かか?笑。

私の愛する映画の会は、素敵すぎて、Mちゃんとも言っていたが、「ぬるま湯」みたいだ。

映画に誘われても、見たくなかったら断ったり、他の人が推してる映画も面白くなかったと普通に言える笑。詮索する人もいないし、噂話をしたりする人もいない。

だから、油断した毎日を過ごしている訳だが、たまには、こういうところに行き滝行のような目に自分を置かないといけないのかも笑。

佐賀で転勤する度に、「向かうところ敵だらけ」だったあの空気を思い出さねば。

・・・・・とここまで昼休みにノリに乗って書いてたら、同僚女子が音もなく現れて、なんと画面を覗いたのだった・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!

画面が壁に向かうようにパソコンを置いて作業してるのに、普通のぞくか?

「仕事してるの?」(んなわけないやろが!)あんまりビックリして、言葉が出なくて「ち、違う」しか言えなかった。(ダサ)

その間中、彼女の目はパソコンにそそがれていたから画面を反対側に向けた。反射神経鈍すぎていかん。暗殺者ならとっくに組み伏せてるはずよね笑。

下書き画面だったから・・・・いいとは思うけど・・。顔を上げたときにはもう目の前にいて、ビックリしている間に画面側に来られた・・・・。閉じればよかったが、まさかそんなことするなんて思わないでしょ。のろいからそんなことやめてくれよ・・。

そうか。こういうことか。

「花待ち雨珈琲」や「日々to」に行って、昔のようなハンターな感覚を呼び戻せということなのかな笑。 

そっとしておいてくれない女っているよねえ。 私は誰にも仲良くならないうちから出身地も住んでるところも職業も、だんなさんの職業も彼氏いるかも自分から聞いたことがないのに。(仲良くなってもこんな質問はあまり自分からしないけどね、向こうが話すなら聴くけど)

そっとしておいてくれない女が多すぎる。 

だから、映画の会の貴重さがわかる・・・・。

緊張感が足りないなと思ったら、「花待ち雨珈琲」行ってみてね笑。(店内の写真は女性スタッフが豆を取りに行った瞬間、男性スタッフがかがんだ瞬間にサッと撮りました笑)。

珈琲と、桃のクレメダンジュは美味しかったですよ。

近くに教会がありました。汝、あの女性店員の魂を救いたまえ・・・。

今日のお店 「花待ち雨珈琲」 福岡市中央区六本松

@花待ち雨珈琲