『トップガン マーヴェリック』トムだから出来る!CGなしのドッグファイト。完璧過ぎる続編!最高!

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

トムの渾身の36年ぶりの続編『トップガン マーヴェリック』の初日に乗り込みました!

映画館はアメリカかぶれのおじさんだらけ!笑 (50~70代)

グッズ売り場にもおじさんがいっぱい群がってた、もう祭りだね、トップガン祭り笑。

おじさんたちの手が次々と伸びてくるから、写真を撮るのも一苦労笑。私も負けずに買いました!

次々に伸びるおじさんの手

あーーートムはみんなの青春を背負って生きてきたんだね、おじさんたちをはしゃがせる36年ぶりの続編。

そして、その期待を裏切らず、そのはるか上を行く最高の続編だった!

トムしか出来ないよ、今の時代すぐにCG作れちゃうのに、あえてCGなしでスカイアクションを作るなんて!

CGなしの本物の戦闘機でやるドッグファイト※がすごかった!!

※戦闘機の空中での接近戦。相手を射程距離に入れようとする攻防。

16歳、学校帰りに『トップガン』の1作目を観て、アメリカかぶれが加速した土曜の午後。

「トム・クルーズ、カッコいい!最高!」と頬張った真冬の鯛焼きの味(カスタード)は忘れない!

これは絶対劇場で観てください! 日々の憂鬱なんか轟音(ごうおん)とともに吹っ飛びますよ!

ストーリー

トム・クルーズの名を世界に轟かせた、1986年公開の『トップガン』の36年ぶりの続編。

アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校「トップガン」に、ある特別な任務を遂行するために教官としてマーヴェリック(トム・クルーズ)が呼ばれる。

呼んだのは、かつてのトップガンの同期、アイスマンことカジンスキー大将(ヴァル・キルマー)だった。

マーヴェリックが「トップガン」に赴いた時、その特別な任務にあたらせるため、生え抜きの卒業生が選ばれ集められていた。

その中には昔の相棒でトップガンの訓練中に亡くなったグースの息子ルースター(マイルズ・テラー)もいて戸惑うマーヴェリック。

生死を伴う難しいミッションだったが、全員生還させるためにマーヴェリックの厳しく型破りな訓練が続く。

生徒や教官からも反発されながら、相棒を死なせたという過去のトラウマに悩みつつマーヴェリックが奮闘していく・・。

果たして無事ミッションをやり遂げることができるのか。

まさかのCGなし!

まさか、トムは大丈夫でも、他の俳優はCGだろうなと、公開の1週間前くらいまでそう思っていた。

それが、まさかの「CGなし」だなんて!!!

すべて、キャストが操縦し、自分でセリフを言いながら、機内に搭載されたカメラのスイッチを押したり、角度を変えたりしてたらしい。

戦闘機を飛ばしながら、演技もしてカメラも写したなんて、鳥肌立った!!

もちろん、アクロバット飛行(さかさまになったりする)は、トムと海軍パイロットがしたらしいけど、旋回、蛇行などすべて、俳優がしたなんて前代未聞だよね。

セスナじゃないからね、戦闘機、F18だよ!・・・・・・!マッハの世界で、G(重力)が8くらいかかるのに!!(通常の旅客機の離陸の時にかかるGは0.3~0.5)

トムは前々からすごいと思ってたけど(すべてスタントなし)、今作でもう「神」みたいな域に入ってきた気がする!

素人の俳優たちを訓練して飛ばさせたんだからね!

俳優たちを3か月訓練して実際に戦闘機を飛ばさせるのがすごすぎ!

続編を作るにあたって、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(トムと一緒に来日)に、「グリーンバック(CGを背景に使う際に利用するシート)は使わないからね、いいね?」と言ったらしいトム。

ブラッカイマーにしてみたら、俳優を戦闘機に乗せるなんて、事故があったらと気が気じゃなかったらしい。そりゃ、そうだ。

トムは、俳優たちを戦闘機の運転と重力に慣らすための3ヶ月のプログラムを自分で考え、訓練中も誰よりも何時間も早く来て、まず自分が飛んでから空のコンディションなどを見ていたらしい。

いつまでも社長出勤しないトム、だから誰からも愛されるんだろうね。

マイルズ・テラーと他のキャストも優秀!

マーヴェリック(トム)の亡くなった相棒グースの息子ルースター役にマイルズ・テラー(⇧)がキャスティング。これはすごくよかった!

マイルズ・テラーは撮影が始まった時、最初セスナに乗せてもらった時は嬉しかったけど、次に上空でいきなりエンジン停止されて、落下体験をさせられた際には楽しさなんて吹き飛んだらしい笑。

それでもマイルズ・テラー自身もかなり鍛えていたし、トムの熱血指導もあってか、戦闘機バンバン飛ばせてたから、ほんと彼の役者根性も只者じゃない。

マーヴェリック(トム・クルーズ)が父親を死なせたと思っているルースター(マイルズ・テラー)は、彼から距離を置いていたが、彼の他の人にはない型破りな教え方と類まれな飛行の経験、パイロットを守ろうとする責任感に次第に惹かれていく。

ルースターの表情の変化がうまかった!

グース(マーヴェリックの昔の相棒で彼の父親)を思わせる仕草があって、たまらなかったーー!

映画を撮るためなら、現役の空母に俳優たちを泊まらせてくれる、アメリカ海軍のエンタメに対する懐の深さに感激。

マイルズ・テラーたちは実際に現役の空母エイブラハム・リンカーン(⇧)に2週間ほど乗船したらしい。

いいな!私も皿洗いでいいから空母に寝泊まりしたい!笑

1作目のオマージュがすごくて泣いてしまった

私は1作目の『トップガン』を36年の間に20回くらいは観てるけれど笑、しばらく観てない人は前作を見直してから行くとより楽しめます。

1作目を連想させるエピソードがてんこ盛りなんだけど、それだけじゃない、それをはるかに超えてくるストーリーの完成度が素晴らしいのだ。

海軍の帰還した時のパーティの白い制服がまぶしいトムちゃん(⇧1作目。右は相棒グース)。

私も一晩の女でいいから、海軍の将校たちと恋を楽しんでみたかったー(アホ)。

今回も華やかな飲み会があるので、お楽しみに!

⇧1作目ロッカールームでアイスマン(ヴァル・キルマー左)と対立するマーヴェリック(トム・クルーズ右)。ワッペンがかわいいジャンプスーツがたまりません!

ヴァル・キルマーは咽頭がんを患い、声がでなくなっていたが、トムが「アイスマン(1作目のライバル)がいなきゃ!」と制作陣にかけあい、出演が決定。(トムの人を愛する気持ちが大好き)

アイスマンとマーヴェリックの向き合った姿に泣きそうになりました!

海軍の軍服も正装から夏服、カーキ色の普段用、パイロットのジャンプスーツまでたくさん出て、もう大満足!

もうね、トムが全部着るの。素敵なのよ~。さすがに白い軍服は若さはじけてる時の方が似合うけどね。

80年代1作目の時にMA-1(エムエーワン。ナイロン製)が流行るもととなった、フライトジャケット(G-1。革製⇧)はもちろん、今回はちゃんとMA-1も着てますよ!

※MA-1・・・・パイロット用に考案されたフライトジャケット。昔は革だったが、超上空だと凍って重くなるため60年代からナイロン製へ。裏がオレンジなのは不時着した時裏返しに着て上空から見つけやすくするため。1作目はG-1(革製)しか映画に出なかったが安価なMA-1の方が流行ったのは一般人に手に入れやすかったからかも。

当時周りの男がみんなMA-1着てたので笑、自分の彼氏には差をつけるため空軍御用達のAVIREX(アビレックス)社製のMA-1をプレゼントした、トップガンと米軍かぶれの私であった笑。

女が邪魔しなかったので嬉しい。トム、わかってる!

私の懸念材料、せっかくの素晴らしいスカイアクションでも、女がいらんことすると、がっかりする。

ましてや今回は『トップガン』の36年ぶりの続編。そこが気がかりだった笑。

しかし、主役と制作がトムだし(自分大好きだから女をそこまで出しゃばらせない笑)、相手役がジェニファー・コネリー(さっぱりしたナチュラル女優)だったので『007 No Time To Die』より心配してなかったが。→何様?笑

よかった!ジェニファー・コネリー演じるペニーが、「キレイゴト」を言わないし(アクション映画に置いてキレイゴトを言う女が大嫌い)、トムを支えたり励ますだけで、変に出しゃばらなかったのがよかった。

友達が「KYOKOさんの女子検定に合格したんですか!?ジェニファーすごい!」と驚いていた笑(いつもアクション映画に出る女に必要以上に厳しいため)。

トップガンの訓練生も女が1人しかいなかったのも大満足!男だらけのロッカールーム、シャワー室、男だらけのバーがいいのよーーーーー軍隊モノは!

ただ、ペニーの乗ってる車がポルシェだったのが気になった笑。これはね、アメリカ海軍全面協力の映画なのよ?アメ車に乗らんかい。

お約束のシーンもちゃんと網羅

1作目の時、トップガンの訓練の合間に同期と楽しむビーチバレーのシーン(⇧左マーヴェリック、右グース)にキュンキュンした!!

上半身裸にドッグタグ(死んだ時に識別するための軍人用ネックレス)が超かっこよくてヘロヘロになりました笑。→すぐ買った人笑。

今回もちゃんとそれをオマージュ(賛辞)したシーンが出てきます!みんなの鍛えられた体がまぶしい!!

ルースター(マイルズ・テラー)がグース(ルースターの亡き父親)を思わせるような仕草もします!

私も混ざりたい!!

トムも還暦ですが、ちゃんと鍛えた裸を見せてくれますよーーーー(年々丸太みたいに分厚くなっていくけど笑)。

『トップガン』といえば、戦闘機と並走するトムのバイクのシーンがなくっちゃ!

もちろん、バイクはマーヴェリック愛用のカワサキのニンジャ!

出てきた瞬間、呼吸が止まりそうになりました!あーー昔も今も超カッコいいーーーーーー!

映画館からの帰り、パートナーとスクーターに乗って帰る時、「トムじゃない、ニンジャじゃない」とつぶやいたら「歩いて帰れば!?」とキレられました笑。(お前もジャニファーじゃない笑)

トムのノースタントのフルスピードのバイクシーン、存分に楽しんでくだされ。

⇧トムの自前の飛行機も出ます!(第二次世界大戦に使われた戦闘機P51マスタング)。

これで時間がある時、アクロバット飛行の練習を続けてきたからこそ、この続編で活かせたね!

トムはなんでも運転はプロ級なのがすごい(車、レースカー、バイク、飛行機)。

1994年に航空機の免許を取ったトム。その頃から鍛え続けていたから、どの映画に活かされている。

ずっとトムを応援し続けてきた人はもう涙ものだし、CGに慣れた新しい世代の人も生の迫力とトムの努力に感激すること間違いなし!

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

トムは、1986年『トップガン』が大ヒットし、たちまちハリウッドスターのトップになった。

多くの俳優がそうするように※、続編の話があったけど「アクション俳優」のイメージがつかないようにあえて続編のオファーは断った。

※キアヌ・リーヴスも『スピード』が大ヒットしたが、2作目の出演を断った。『タイタニック』が大ヒットしたディカプリオもしばらくはラブストーリーを避けた。

ファンとしては、すぐさま続編を観たいものだけど、俳優のキャリアを考えると色んな役をしてた方がのちのち、オファーにも困らないんだろうね。

でも断って大正解!36年の間に航空技術も撮影技術もトムの飛行技術も格段にあがり、満を持しての続編決定・・・・!

コロナのせいで丸2年も待たされたけど、外出できるようになった今、トムの来日とともに公開されてほんと、よかった!

ほんと、世界中のファンを大事にしてくれる。

福岡まで来てくれるのは、ほんとトムだけだよ!!(仕事を休んで行かなかったことを後悔している(泣))

ウィル・スミスもハリウッドスターで日本にまで来てくれる数少ない俳優の1人だが、そのウィルは、トムのファンサービスに影響されて世界各国を周るようになったんだとか。(ウィルの自伝に書いてあるらしい)

ブラピはたまにしか来ないけど、トムは毎回必ず日本に来てくれる。ほんとそれが嬉しい。

還暦まで主役(しかも興行収入はトップクラス)を張り続けれる人なんてほとんどいない。

マスコミがなんと言おうと、トムを応援し続けていきまする。

来年の『ミッション・インポッシブル7』と8(2作で前後編)も楽しみ!

ぜひ、劇場で!

『トップガン マーヴェリック』のネタバレレビューはこちら

映画『トップガン マーヴェリック』のキャスト

@『トップガン マーヴェリック』(2022年 米)

ピート(マーヴェリック)・ミッチェル大佐・・・・・・トム・クルーズ

ブラッドリー(ルースター)・ブラッドショウ大尉・・・マイルズ・テラー

ペニー・ベンジャミン・・・・・・・・・・・・・・・・ジェニファー・コネリー

ジェイク(ハングマン)・セレシン大尉・・・・・・・・グレン・パウエル

トム(アイスマン)・カザンスキー大将・・・・・・・・ヴァル・キルマー

ポー(サイクロン)・シンプソン中将・・・・・・・・・ジョン・ハム

チェスター(ハンマー)ケイン少将・・・・・・・・・・エド・ハリス

【2022】ジャスミンKYOKOの映画私的ランキング

1位・・・・・『トップガン マーヴェリック』

2位・・・・・『マークスマン』

3位・・・・・『潜水艦クルスクの生存者たち』

4位・・・・・『ハウス・オブ・グッチ』

5位・・・・・『流浪の月』

6位・・・・・『バーニング・ダウン 爆発都市』

7位・・・・・『スティルウォーター』

8位・・・・・『ギャング・オブ・アメリカ』

9位・・・・・『クライ・マッチョ』

10位・・・・・『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』