映画の会の10周年。次の章へ【ジャスミンKYOKOの煩悩メモ】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

私の愛する「隣人 映画の会」は10年を迎えました。

そして、今回でいったん幕を閉じ、新しいスタイルへと変更することにしました。

6月で終わった、VOUGE GIRL(ヴォーグガール。WEBマガジン)に載ってた「しいたけ占い」。

でもそのしいたけさんが、独自のサイトを作ってなんと!「しいたけ占い」を復活させてくれた。ほんと嬉しかった♪

そこで早速読んだら、てんびん座の7月の占いは・・・。

リセット、リセット、リセットが出ています。

自分なりの10年くらいの実験の幕を下ろす。

あなたにとっての2023年の下半期は、「ここまで頑張ってきて、背負ってきた荷物をいったん降ろそう」からはじまっていくから。

しいたけ占いサイトより

ギャー、なんで知ってんだ?。しかも私を観ているみたいに7月がリセットなんて書いてある。

しかも10年とかね。(驚)

確かにカフェでのことはすべて実験だった。

「素人のわたしがやるカフェに、お客さんなんてつくのか」

「映画を語れる集まりをとにかくやってみたい。でも本当に誰か来るだろうか」

この壮大なる実験が、なんと成功し、私にかけがえのない仲間をもたらした。

しかも、スタローンを堂々と好きと言っていい集まり。

⇧Aちゃんが持ってきた「MARIE」。ベルサイユのばらも「お疲れ様」と言ってくれてるみたいだ。

帰り際にEさんが言ってたのが、ほんとそうだなと思った。

「ほんと、カフェが終わった後に、こんな近くにいいスペースが出来ましたよね」

「しかもここに移ったけど、意外に人数減りませんでしたしね」

カフェを終える時、映画の会が存続できるかが、私の一番の気がかりだった。

だから、どんなことをしても、お店を閉めたその月に開催しなければと思った。

12月15日にお店を閉め、21日から別の場所で働きだしても、映画の会をがんばって26日に開催したのだった。(よーパワーあったな笑)

⇧オスカルが似合う「BLACK MOON」byAちゃん。

だから開催するには、みんなが通い慣れたこのカフェの近くの場所を探さなきゃ! 

店を辞める直感が降りた10月の3連休の後、今のスペースイングリッシュのNさんが、英語教室を10月からオープンすると挨拶に来られ、「貸しスペースもやるので、よかったら声かけてくださいね」と言って帰られた。

・・・・ここだ。(心の中でホッとする)

⇧Tさんからの大阪みやげ。

カフェ閉店と映画の会存続を水面下で動き出した11月、Tさんが初めて映画の会に参加。

オシャレな映画を観てそうなTさんが『シン・ゴジラ』を何回も観た人が多発するような映画の会に大丈夫かな?と心配したのと笑、カフェを閉めると言ったし次回から来るんだろうかと思った。(その月はシン・ゴジラの話題でもちきりの月)

⇧これもTさんから。

が、懲りずに笑、新年の1月からスペース・イングリッシュで開催した新年映画の会から来てくれて、もう7年も共に映画の会メンバーとして楽しんでくれているのが嬉しい。

今じゃ『ロッキー』シリーズやアメコミのシリーズも観て、みんなに寄り添い、映画愛にあふれたみんなが脱帽するメンバーである(私なんか全然寄り添ってないのに・・・笑)

⇧どの映画館にも行ってるTさんからのお土産。映画『パール』のうちわ。

Eさんが前段で言ってたように、カフェを辞めたけど、映画の会のメンバーがほとんど減らなかった奇跡がすごい。

⇧「ことりっぷ」監修?のふんわりプチケーキbyMちゃん。

「うわーことりっぷ(旅行ガイドブック)がお菓子出してるー!」と女子チーム興奮。

軽井沢。行ったことないな、いつか行きたい!

こういう反応が楽しめるのも女子がいっぱいいる集まりだからで、でもって、私の嫌な女子の類がいないので、ほんとに映画の会女子は奇跡に近い。

散々女にイヤな目に遭ってきたので、この映画の会で「女の集まりっていいやん」という癒やしももらった。

これも帰りにEさんが言ってたが、「マッツをそのままマッツと言えたり、俳優の名前を何の説明もなく話せる場所ってないからね」

ほんとだ、どっか別の場所で話して理解されなくても、「映画の会で話すからいいや!」と思えるのはほんと貴重。

「ユアン、マッツ、キアヌ、マイケル・ケインやマイルズ・テラー」なんて日常じゃ話せないもんね笑。

そういうのもあり、スペースイングリッシュの空間で、邪魔が入らず、より仲良くなれたことでもっと楽しくなって来続けてくれたに違いない。

⇧ゴージャスなエリザベスマフィンを持ってきたのはEさん。

マフィンの味の説明を全員受けたはずなのに、いざ自分が選ぶとなると自信がなくなり、またEさんに「この味は?」とみんな聞いていた笑。

男子が遅れて現れる度に説明してて、それを観てまたみんなで笑った笑。(全部で3.4回説明してたんじゃないかな)

このお菓子のやりとりも毎回面白いんだよね。(Eさんが買ってきたスコーンのときも同じ現象起きた笑)

このエリザベスマフィンがあったおかげで、家にあった紙ナプキンがこの日でちょうど終わった。(珍しくこの日は持ってくるの忘れなかった)

⇧これはAちゃんも気に入ってくれてるホワイトハウスで買ってきた紙ナプキン。

⇧Jちゃんのお菓子ピクニックコーナー (写真はJちゃんのを使わせてもらいました)

あ、そうだ、これも旅のお土産だったな。南フランスのマルセイユかニースで買ってきたやつだった気が。

紙ナプキンってかわいいし買いやすいからつい旅先で買っちゃう。買ったはいいものの、日本人はあまりパーティ文化がないからなかなか使う機会がないのよね。

でもここで使うとかなりみんな喜んでくれるから使い甲斐があるんだよね♪(しかもホワイトハウスのやつなんかは映画の会でしか使いたくない。反応大事)

⇧エリザベスマフィンをもらって自分の陣地に置くのに余念がない女子チーム。

このスペースイングリッシュは、ほんと使いやすくてよかったな。みんなと一体で話せるというのもいい。

自分の意志で映画の会をいったん辞めるくせに、新しいスタイルの映画の会にみんなが積極的に来てくれようとしている様子を観たら、なんだか嬉しくてじーんとしている自分がいた。

⇧3年ぶりに来てくれたNさんからのキットカット。

3年ぶりに、N・Mさんが来てくれたのには驚いた(出欠表示なかったので)

「きのこの山とたけのこの里じゃないんですか?」とツッコミたくなったけど、3年ぶりに来てくれたので毒あるツッコミはやめといた笑。(いつもきのこの山とたけのこの里を持ってきてたから笑)。

最後と聞いてがんばって来てくれたんだろう。ありがたい。

⇧Jちゃんが持ってきてくれるこのパイシリーズ、ほんと美味しいんだよね♪この日のプレーンも美味しかった。

私はカフェ時代も、このスペースイングリッシュになってからも、とにかくみんなからいっつもプレゼントをたくさんもらってきた。

なので、10周年でこのスタイルの映画の会の最後の日は私から何かプレゼントしようと決めていた。

アメリカ映画かぶれの基本、オレンジ色のピルケース。

これはもうだいぶ前から欲しくてみんなにもあげたいと思っていたもの。

でもこれだけあげるのも面白くない。アメリカ人が錠剤をそのまま飲み込む姿を真似できるヤツなら、「ラムネ」しかない!!

なのでラムネを用意。

映画の会までにK氏が食べたら大変なので、「絶対食べんでよ!!1つでも減ったら足りなくなるけんね!!」と厳重注意していた笑。

最近のラムネは大粒なのでいかん、ちょっとアメリカ人の薬にしては大きすぎる。

ジェレミー・アイアンズが愛用してたアスピリンのピルケースの裏に「カナダ」と書いてあったのをブルース・ウィリスが発見して、隠れ場所を見つけられた『ダイ・ハード3』みたいに、裏に何か書くのも良さそう笑。

みんな、筋金入りの映画好きなので、袋を開けたらすぐ何のためのものなのか分かってくれた♪

「あ、洗面所の扉を開けて、ないないない!って探すアレですよね!」とMちゃん。

そうそうそう!笑

ピルケースも色々あったので、フタを開けやすいのをチョイス。

⇧極めつけはこれ。

最近、いつの間にか録画が解除されて観てなかった「カンブリア宮殿」で「地球の歩き方」の特集があった。(今日の面白そうよ!と教えてくれたのはジェリー好きの友達、感謝)

私が海外を旅する時に絶対持っていくバイブルである。

しかもその愛すべき「地球の歩き方」が、私の愛する映画の会をいったん終えるという7月に、なんと「世界の映画の舞台&ロケ地」を発売するというではないか!

ほ、ほしい(ロケ地めぐりが趣味なため)。

これは運命なんじゃないか。

日を追うごとにやっぱり、自分にだけじゃなくみんなにもあげたいという気持ちが強くなってきた。

急に思い立って注文したので、届いたのは映画の会の前日の月曜日。

カフェ時代の紙袋に入れて準備万端。

当日雷雨がすごかったが、「本が濡れるじゃないか!17時までに止め!」と祈ったら、雷雨もやんで、よかった。

こういうのってオシャレ映画しか載ってないのが多いのに、さすが「地球の歩き方」、『ミッション・インポッシブル』特集も組んでくれてる!!

「地球の歩き方」の本もみんなかなり喜んでくれて、嬉しかった♪

映画の会は、ほんと心の支え。

暗黒時代は、こんな未来が待ってるとは思わなかったな。

映画と旅と映画の会をこれからも愛して、大事にしていく。