こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
週末は、私の誕生日会開催のため、地元に帰っておりました。
佐賀駅に迎えに来てくれた友達の車で向かったのは、イタリアンレストランの『CAPRI(カプリ)』。
へえ!こんなとこにイタリアンレストランあったんだ!
友達も初めて来るらしい。
親友とは半年に1回会うので、お互いかなり話題がたまってる♪ あー楽しみ♪
誕生日をごちそうし合うっていう決まりは30代からしだしたと思うけど、そうやって決めているとちゃんと会うし、お互い忙しいので、それくらいでも十分いいのだ。
付き合い40年以上だから久しぶりに会っても全然緊張なんてしないし、どこで働いてるとか、そんなのも重々承知の仲なので、前回話したネタの経過報告や近況から話し始めていいのでラクだよね。
雰囲気もいいし、料理も楽しみだ。
店に入ったら、どうやら私達2人だけのよう。
友達が離席している間、シェフは、お冷やドリンクメニューを用意しながら、「失礼ですがどんな職業ですか?」
(そんなこと聞くやつヤダなと思いながら)「○○関係です」
友達が運転してくれるので、私はアルコール。白ぶどうと洋梨のカクテル。
何も聞いてないのに「私はイタリアとフランスで6年も修行してきたんですよ。」と言ったので「すごいですね!」(こう言うしかない)
「私の知り合いも、お客さんと同じような職業なんですよ!!」
「で、私の知り合い、中国語と○○語と○○語とか色々しゃべれるんですよ!」
ここでちょっとイヤな予感。(聞いてないのによーしゃべるな・・あんたの知り合いの話なんてどうでもいいぞ?)
友達が戻って来たら、ドリンクメニューを渡して、オススメのドリンクなどを言って去っていった。(ホッ)
さあ、半年分しゃべるぞと、友達と乾杯。
「誕生日おめでとう!!」「ありがとう!」
「53歳よ、早かよねー」と言いながらコース料理とおしゃべりが楽しくスタート。
前菜が彩り鮮やかでたっぷり。「美味しそう!!」
ハモン・セラーノ(生ハム)やカプレーゼ(モッツアレラチーズとトマトのサラダ)、きびなごなどとってもボリューミー♪
今日は北海道旅行の話や、友達の天草と湯布院旅行などの話も色々聞いたり話したりすることたくさん♪
40年来の友達なので、LINEで近況を話すことはないから、この誕生日会で話すのが大事なのだ。
そこへ焼きたてのパンを運んできたシェフが、
「これ、僕がたった今、焼いたんですよ!!熱々をぜひ食べてください!」
ほんと、このパン熱々で美味しかった♪
焼き立てですよ、だけで良さそうだが、この男、「僕が、僕が」って話し方からしてちょっと面倒そうだな・・。
前菜とパンを食べながら、私の北海道のカヌーの話をして、爆笑。
「北海道では何食べたと?」「あのね、海鮮と、ろばた焼きと・・・」
「はい、スープをお持ちしました!!!あら、早すぎたかな?」
そこに置いといてくれればいいのに、私達が前菜を食べる横で立って待っている・・。
続きが話しにくいじゃないか・・・。
「これは、玉ねぎとじゃがいも、きのこのスープです。うちは佐賀県産の材料にこだわっています」
「そうなんですねー」
「これはですね、簡単に作れるんですよ!肉じゃがとか作った時にあまったら、それをミキサーにかけて、ブイヨンとミルクを入れたらすぐできるんです!」
・・・作り方を教えろって言ったか?? だいぶイラってきはじめる笑。
こういうレストランで、「うわーこれ家で作りたいわあ」とかいうおばさまたちを観たことあるが、そういう人なら言ってもよかろう。
でもさ、私たち、トークに困ってないし、半年分の話をしたいのよ。
「うちは塩にもこだわってまして、沖縄で見つけた海の塩なんですよ!工場で作った塩じゃなくて海水から作った塩はやっぱり違うんですよね。」
「何か味が足りない時は塩を足すと、味がまろやかになって、直せますよ」
「沖縄に行ってこの塩を見つけた時は・・・」
いかん、こいつの話は広げてあげたらいかん。
塩の話は、もうシェフの顔を見ないことにして、料理を食べながらあいづちを打った笑。
こいつ(もうとうとうこいつ呼ばわり)はとうとう、前菜を食べ終わるまで私たちの席で喋り続けた・・・。
前菜の皿を引いたあいつが後ろに下がった時、前回の誕生日会で聞いた、沖縄の話の聞いてなかった部分と、今度行った天草と湯布院の話を聞いてたら、
「パスタをお持ちしました!」チッ。
「お姉さまたちが美人揃いなので、パスタをたくさん茹で過ぎちゃいましたーーー」
その綾小路きみまろ的な言い方はやめろ。
ははは・・・みたいな笑いしかできんやないか。
塩の話をもう顔も見ずに前菜食べながらあいづちしたところで、少しは反省するかと思ったら。
「このペペロンチーノも簡単に出来るんですよー」(→作り方とオリーブオイル2種類混ぜるなどの話を言う)
「コロナの後、お客さんや仕事って戻ってきました?」
「いや、そこまではまだ戻りませんね」言いながら、きさま・・・空気読まんか・・・。
「僕のところもですね・・・・・・キャンセルでたり○○○・・・」
⇧この辺はもう聞いてない。
こいつ、何か運んでくる度に、毎回関係ない話をしゃべるつもりか・・・。しかも長すぎる。
「牛肉のステーキと鶏肉のソテー」。
パスタが山盛りだったので、もうおなかいっぱいになってきた。
パスタも超美味しかったけど、この肉も最高に美味しい。
残念なのはあいつだけ・・・・笑。
この皿を持ってきた時、「うちのトイレ壊れた話、知ってます?」
はあ? 「あ、汚い話じゃないですよ」
当たり前だ!許可も得ることもなくダラダラと、植え込みの木が大きく育ちすぎてトイレの塩ビの配管を押してつぶれてたで木を引っこ抜いた、という話をした。
バーのマスターと話しに来た客ならそんな話もしていいし、会話に困ってそうな熟年夫婦ならそれもいいかもしれんが、なんでお客さんより自分が主役になろうとする??
後半もずっとしゃべっていたので、私は肉に向き合うことにした。
友達の話では、あいづちを打ってた友達の方には見向きもせず、ずっと私の顔色を観てたらしい笑。
「おしゃべりが過ぎました・・・・」と言って去って行った笑。
ほんとだろうな!もう懲りただろうな!?
やっと引っ込んだと思ったら、お酒のお代わりを頼もうとしても、呼んでも反応せず笑。
来てもいい時は来ん笑。
「お誕生日おめでとうございます!! ラングドシャ(メッセージが描かれたクッキー)すごいでしょ、僕が今焼いてきたんですよ!」
「ラングドシャって知ってます?」
「知ってます」(フランス語で猫の舌って言うんじゃないだろな)
「フランス語で猫の舌って言うんですよ♪」(やっぱり言いやがった)
「この2つの顔はお姉さんたち美人さんを描いたんですよー」
だからきみまろはやめろ。
「美人さんだから、もう張り切って作っちゃった!!」
こいつ、全然反省してない!!1回お客さんに言ってウケたから毎回言ってるこいつのネタなんだろうな・・。ほんとイヤだ。
料理が運ばれてくる度に話が中断され、こいつが長く自分の話をするせいで、どこまで話したかがわからなくなり、話そうと思ってたネタを話しそびれたのを帰ってから気づいたのもあった。
ここまでシェフがおしゃべりな店って初めてだった笑。
帰り、車の中で、友達と「ちょっと、よーしゃべるねーあのシェフ!!全然話できんやった!!」
私がもうあいづちが鈍くなりシェフの顔も観なくなったのを友達も気づいてて、「あんたばっかり見よって笑ったー」と大笑い。
「あんたと話したかったとよ、あのかまってちゃんシェフ笑」
私も合コンやパーティなんかなら、メンバーが盛り上がるように努力はするが、まさかお店側が私たちの会話を邪魔してくるとは思わないからね。
誕生日会でたくさんのレストランに行ったが、お店のスタッフは覚えてない。それだけスタッフはお客様の気持ちいい時間を優先して控えめなのだ。
あいつは私たちの語り草になりそうである笑。
料理は超美味しかったので、残念だ。シェフがしゃべりすぎじゃなかったら、かなりの高評価で大満足で帰れたのにね笑。
店が忙しい時に行くことをオススメする笑。
私たちはもう誕生日会に使うことはないと合意して笑いながら帰った。
Googleの口コミを帰って読んだが、「シェフがしゃべりすぎ!」というコメントは見つからなかった。犠牲者は私たちだけなのだろうか・・・笑。