『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』なんじゃ、こりゃあ!?全編スベリまくり!(怒)

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

ライアン・レイノルズ(中央⇧今回の主役)が好きじゃないから、友達から誘われたが一度断っていた『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』。

「レイノルズ?イヤだ」

しかしその後、アンディ・ラウのしょうもない香港映画に誘ってしまったので、交換条件として付き合うことになったのだった笑。

恐る恐る観てみると、全編、ギャグがスベりまくり!! 

映画館の会場が明るくなったと同時に、友達の口から「すみませんでした・・・。」笑。

映画では何1つ笑わなかったのに、その一言の方が爆笑した笑。

館内では笑う人もいたので、もしかしたらツボる人もいるのかもしれないが、私にとっては、今年はこの映画を抜く駄作映画が出るのだろうか心配になるほどだった。

とにかくひどかったです笑。

ストーリー

⇧左からサルマ・ハエック、ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン

ひょんなことから殺し屋ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)を護衛することになったボディガードのマイケル(ライアン・レイノルズ)の2017年の映画『ヒットマンズ・ボディガード』の続編。

前回暗殺者ダリウスを警護してしまったため、ボディガードの資格を剥奪され、トラウマに悩まされるマイケルは精神科医から休暇をすすめられイタリアへ。

そこへ新婚だったダリウスの妻ソニア(サルマ・ハエック)が現れ、マフィアに捕まった夫を救出するため、休暇中のマイケルを巻き込んでいく。

ダリウスを救出するはずが、アリストテレス(アントニオ・バンデラス)が率いるギリシャのマフィアの世界的テロの陰謀に巻き込まれて行く3人だった。

「ワイフズ」にイヤな予感したのよねえ

レイノルズ主演のコメディというだけで「観る気ゼロ」でストーリーさえも調べずに行ったけれど、タイトルの『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』の中の「ワイフズ」が気になっていた。

また、女がアクションを邪魔するんじゃないだろうな。

そのイヤな予感は大当たり!!

新婚のダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)を救うために妻のソニア(サルマ・ハエック)がマイケルと共に奮闘するお話なんだけど、とにかくサルマがうるさい。

ずーーーっとしゃべってる上に、サミュエルとの新婚シモネタの掛け合いもうるさくて、めんどくさい。

うるさい女って嫌いなのよ、実生活でも映画でも笑。

たいしたことないのに、すぐ大事件にしたがる女っているでしょ? 一人でギャーギャー騒いで。

たぶん、そのうるさい掛け合いがアメリカ人にとっては笑いの要素なんだけど、私はまったくウケなかった笑。

観ていくたびに疲れが溜まる一方。

シモネタも満載で、マイケル(レイノルズ)が頭打って気絶してる時に、横でダリウス(サミュエル)とソニア(サルマ)がセックスしたりと・・・。

わ、笑えん・・・・。しかもやたらと車にバンバンはねられるのに(致死率100%のはねられ具合)、普通に起き上がってストーリーを続けるのよ笑。

完全にギャグ映画だけど、そのスベりまくりが私を疲れさせる・・・。

モーガン、サミュエル、バンデラス、なんでこんな映画に出た!

たとえ友達との交換条件であっても、嫌いなレイノルズのコメディ映画に私がOKしたのは、「ガンアクション」がたくさんありそうなのと、モーガン・フリーマン、サミュエル・L・ジャクソン、アントニオ・バンデラスと、好きな俳優がたくさん出ていたからだった。

⇧マイケル(レイノルズ)の父親役のモーガン・フリーマン(左)

まだいくらか救われるかと思った笑。

しかし、この3人が出てたのもむなしく、この映画は救いようがないくらい笑えなかった笑。

⇧コメディをやらせてもうまいサミュエルでも、この映画はいかんかった笑

なんでこんな映画に出たんだーーーーー!

⇧ギリシャのマフィアの大ボス役のアントニオ・バンデラス(中央)

バンデラスと、サルマ・ハエックは、若くてゴージャスだった頃に恋人同士の役だった『デスペラード』以来の共演。

あれから25年以上経ったのに、ゴージャスなバンデラスにうっとり。(サルマはうるさかったので減点)

高ギャラをもらってるこの3人なら、こんな映画くらいは趣味のようなもんなんだろうな。

現場は楽しかったろうが、私は全然笑えないぞ!(怒)

アメリカかぶれなのに、アメリカ人が好きなギャグでは笑えない私・・・・笑。

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

⇧イタリアの景色はよかった・・・・

「レイノルズを堪能しましょうね!」とこの映画でレイノルズを好きになってくれることを期待していた友達は、また私からレイノルズが遠ざかったことを認めるしかなかった笑。

彼はアメコミファンからすると、人気の俳優である。(主演映画『デッド・プール』が大ヒット)

私は自分が観る映画に彼が出てても、いつも最後まで気づかなかったりするのよね。

「あれ、この人なんか観たことある!誰だっけ?」と最後までわからずに、映画のエンドロールのクレジットで「あ!レイノルズだったか」とやっと知るくらい平均的アメリカ人の顔。

ハリウッドらしい派手さがないのよね(ひどい笑)。

そんな彼も美人の大女優たちにはモテモテで、スカーレット・ヨハンソンとつきあったり、今はブレイク・ライブリーの夫だったりする。

ハリウッドは恋の巣窟なので、安定した恋を勝ち取るためには、あのくらいの存在感のない顔がちょうどいいのだろうか。(ひどいこと言うんじゃない)

今回はストーリーもなく、ギャグもスベりまくりで、サルマ・ハエックがうるさくて邪魔だったので、まったく語れる感想がない笑。

⇧バンデラスのかっこよさだけが唯一の救い!

唯一絞り出したのが、悪役のマフィアのバンデラスが、毎回場面が変わるごとにゴージャスなスーツやマリンルックに着替えてたので、それがかっこよかったこと。

ただ、それだけである笑。

これを観た日は火曜日だったが、その週の仕事へのパワーがなくなるほど、帰り道ドッと疲れて帰りました。

ライアン・レイノルズを好きになる日は、遠い笑。

映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』のキャスト

@『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』(2021年 米)

マイケル・ブライス・・・・・・・ライアン・レイノルズ

ダリウス・キンケイド・・・・・・サミュエル・L・ジャクソン

ソニア・キンケイド・・・・・・・サルマ・ハエック

クリストテレス・パプドポラス・・アントニオ・バンデラス

マイケル・ブライス・シニア・・・モーガン・フリーマン

【2022】ジャスミンKYOKOの映画私的ランキング

1位・・・・・『マークスマン』

2位・・・・・『潜水艦クルスクの生存者たち』

3位・・・・・『ハウス・オブ・グッチ』

4位・・・・・『スティルウォーター』

5位・・・・・『ギャング・オブ・アメリカ』

6位・・・・・『クライ・マッチョ』

7位・・・・・『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』