映画かぶれの決断とあらたなる出発【ジャスミンKYOKOの煩悩メモ】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

自分でも驚いています。

自分の分身のような、心から大好きでたまらない、映画の会を終わらせたなんて。

今日の記事のお供は、映画の会にちなんで、映画にまつわる画像にしました。

トムの誕生日の7月3日、勇気を振り絞って、みんなに伝えた。

「7月で10周年を迎えます。これを一区切りとして映画の会をいったん終わりにしたいと思います」

そんな日の翌日、以前お世話になっていた山登りの会を仕切っているおじさまからメールが来た。(私は山登りはせず、飲み会に参加のみ。)

なんとおじさまも、あんなに愛してやまない山の会を解散したらしい。

!!

あまりの偶然に超驚いた。私は10年、おじさまは16年。

お互い愛してやまない会を終わらせるのは、すごい決断だったよね。

4月末にものすごくガッカリしたことがあり、私は久しぶりに長い間落ち込んだ。

ただ、今までの経験から、これは何かのメッセージだとは思った。(ブログにも落ち込んでいるから今はわからないけど、何かのメッセージだろうと書いた)

私の場合、仲いい人からの発言や行動で傷ついた時や、ものすごくショックな出来事が起こった時は「もう、そこにいるな」「そこに行くな」という警告や、次のステージに行けという前触れなのだ。

◆もう海外旅行の予約を取っているのに、一緒に行くはずの妹が自分の結婚式を入れて(夫になる人に別の日を提案できず)、キャンセル料もかかりかなりむかついたが、息子と2人で行き、結婚式に出席するために1日早くアメリカから帰った

→アメリカを発った夜、それまでいたマイアミにハリケーン・カトリーナ(全米史上最強)が来た。1日遅かったら帰れなかったどころか、命もやばかった(空港は封鎖、街は壊滅)。

◆離婚も色々家族から言われ、再婚も家族から色々言われた(私は妹の離婚や引っ越しにもかなり尽力したのに)私は人の人生に口出ししないのに、他の人はほんとよう口出しするよね。

→おかげで家族の周りにいるのがイヤになり、福岡に引っ越しする原動力になった →今は超正解だと思っている

まだまだたくさんあるけどね。

妹の結婚式くらいの用事じゃなきゃ、私はアメリカの日程を変えることはないからね。神様に守られてるなーと思う瞬間だった。

今回のやつは、何を意味することなんだろう、と頭の端にはあったものの、落ち込みが先行していてわからなかった。

私を守るための警告や、次のステージに向かわせるための予告は、ハリケーン・カトリーナのように後からわかることもあれば、前もって直感が降りてくることもある。

私は自分の直感を大事にしている。(願いを叶える講座でも話した)

カフェを閉めようと決めたのも直感が降りた。

10月に友達とランチしていて、「店を閉めよう!」みたいなのが降りてきて、翌日不動産やさんへ行った。

でもあの時決断し、12月にカフェを閉めたからこそ、今の職場に12月から働き始めたのでコロナ禍で無職を免れた。

コロナ直前の12月、派遣が3年経って引き抜かれ直接雇われるようになり、ギリギリセーフ(死語?)だった。(翌月の1月雇用の派遣はすべて切られた)

今回も4月末の月曜と火曜にショッキングなことが起こり、それが好きな映画の会の中でのことだった。

私は福岡に来た以来、こんなに落ち込むことはないくらい、落ち込んだ。

するとその週の金曜日、「映画の会を辞めてみるというのは?」という直感が突然来た。

こんなに好きな会を辞めれるわけがないじゃないか、とそれからずっと葛藤してきた笑。

直感というのは、脳にズガン!!と落ちてくるド派手なメッセージで、それが大きなことほど、激しく降りてくる。(小さな案件は思いつきクラスもたまにあるが)

あのイヤな出来事は、「もう取りまとめ役から卒業しなさい」ということだったのかなと思った。

今までどんな会でも、自分や主役の人を傷つけられても、好きな集まりである以上は我慢したり、別のことで主役を元気づけたりしてその場をしのぎ、あからさまな反撃はほとんどしてこなかった。

今までの経験上、自分がそれを断るのに一生懸命で主役や取りまとめする人の気持ちを考えない人はある一定数いると慣れていたのに。

なぜか、あの日だけは、「なんか一言言いたい」という思いに駆られたのだ。

やり慣れてないから、見事に想像もつかない、とても大人とは思えないような反撃をくらい、落ち込むこととなった。

今までさんざん我慢してきたのに、あの日だけは何で言いたくなったのか。

3月から祖父の葬儀で親戚に振り回され、母が騙されたWi-Fi業者とのやりとりなど、人のために走り回って疲弊しすぎていたところに取りまとめをまた買って出てしまったから、主役を思いやらない言葉にムッとしてしまったのかもしれない。

その時はその出来事の方にフォーカスしてしまいがちだったが、いつもの警告と考えると、合点が行った。

しいたけ上半期占いで言ってた、

あなたは知らず知らず長年の間に周囲の期待や重責を背負い過ぎてたところがあります。今年はそれを取り外していく。

あなたはいい意味でもっとおバカな人です。おバカに戻りましょう

読んだ時はなんのことかわからなかったが、今はわかる。

神様は友達や家族を悪役にして、腰が重い私を次のステージに行かせるのだ。

とうとう辞めるべき時が来たか。

もう取りまとめ役からしばらく離れようという決断に至った。

ただ、直感が降りたからって、映画の会をなくしてしまって後悔しないのか、4月30日から2か月かけて10周年を迎える7月まで、自分の思いを検証していくことにした。

でもやはり、映画の会は、参加する度に楽しかった。毎回決心を揺るがせた。

やっぱり好きすぎて、きっぱり辞める決断はできなかった。

でも、それでいいと思う。

たぶん、この「いったん辞める」という決断を下すために、その残念な出来事は起こった。

6月の映画の会の時、スペースイングリッシュのNさんに、「7月の10周年でやめようと思ってるんですが」というと

「もったいない! 結構な人数来てくれてるじゃないですか。 一度辞めてまた集めるのは大変ですよ」

確かにその通りだ。ただもう新しいメンバーは必要ない。今のメンバーが最上級だ。

「準備に疲れたんですか?」

「いや、もう慣れてるから、準備は楽しくやってますよ。 全然苦でもないです♪」

「それなら、なんで!!」

「10周年で辞めるなら キリがいいと思ったんですよ」

「えーー 人数がだんだん減ってきてからとかでは、ダメなんですか?」

「一番盛り上がってる時に辞めた方がいいじゃないですか。」

「・・!そんな安室奈美恵みたいなことを!」

ここで大笑いしました笑。

最後にはわかってくれましたが、本当に残念がってくれていた。

Nさんがスペースイングリッシュを作ってくれたから、お店を辞めたすぐの年末に映画の会のベスト3の発表会が出来た。

私を信用してくれて貸してくれたので、ほんと感謝だ。

みんなが楽しんで、私の考えた企画や宿題にノッてくれたからこそ、10年も続けられたと思う。

私の福岡での生活を楽しく支えてくれた♪

これからもしばらく、もっとユルめの映画の会は続けていくつもり。

カフェにただ私がブログ書きながら待つというスタイル。会場も取らず会費も今回はなくして、出欠も取らない。

来た人とだけ映画の話をし、誰も来なかったらブログを書いて帰る。誰も来ないのが続いたら、それがほんとの終了だ。

モニターをずっと持ってきてくれたUさんに伝えたらほんとビックリしていた。Uさんのおかげでどの映画のことかすぐ分かってより盛り上がったので感謝を伝えた。

これからは私のパソコンで検索することにしよう。

みんな遠くからスペースイングリッシュまで毎月足を運んでくれたことも感謝している。

準備やゴミ捨て、掃除、協力してくれたメンバーもありがたかった。

発表した後、みんなから温かいメッセージをもらい、ほんと嬉しかった。

こちらこそ、みんながずっと盛り上げてくれたからこそ、もうエマニュエルになりすぎていた。

※『グレイス・オブ・ゴッド』で、教会からの性的虐待で心を閉ざしていたエマニュエルという青年が訴えを起こす団体に出会ったことで心を開き、みるみる明るくなり、会にのめりこんでいく。そんな会が分裂し、生きる意味を見失っていく。

みんなに言った翌日、「あれで正解だったんだろうか」と考えながらトボトボ職場に向かって歩いていたら。

ヌートバーのZoffのポスターの字が目に飛び込んできた。

「いこう、あたらしい世界。」

あ、正解だったんだな。そう思った。

映画の会の10年は素晴らしすぎて、一生の宝物である。