こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
『JFK/新証言 知られざる陰謀』のドキュメンタリーは、まさかのK氏の裏切りに遭い、MちゃんとAちゃんと観ることができた。
今日の記事のお供はその映画を観た日のランチで、ニューオーリンズ料理のお店「ビストロ・ニューオーリンズダイニング」。中洲にあるお店だ。
最初、この映画は、Mちゃんたちと行こうとしていたが、K氏に見つかってしまい、やむなくヤツと観ることになった。
私は年間たくさん映画を観ているので、友達のいないK氏が観たいと言えば付き合うことにしている(K氏が観たいというのは年間4本くらい)。あああ、気づかれてしまった・・。
仕方なくMちゃんたちに正直に事情を話し、ソロ活動にしてもらった。
それなのに、急に行く気をなくしたのだ!
あいつはどんな思いで私がみんなと行くのを断ったかわかっとらん!(まあ、内緒で行こうとしてたからわかるはずもないが笑)
やはりこういう映画はみんなで観て鑑賞後に妄想を楽しみ、陰謀を語り合うのが楽しいのよね。
みんなで行くのがほんと楽しみだったのだ。
⇧ステーキランチが超美味しそう!
アメリカの歴史に巣食う陰謀映画は、映画の後に、「あーでもないこーでもない」「こうじゃない?」「あれはあの映画に出てきたよね!?」と語るのが楽しいよね。
K氏は、JFK関連が好きなのもあり伝記やその関係の本も読んでて詳しいので、「そんなことも知らんとー?KYOKOちゃんてミーハーの域を超えんよね」などといい、ムッと来る時があるのだ笑。
⇧バドワイザーが冷やしてあるのがアメリカかぶれにとってはたまらん♪
「KYOKOちゃん、JFKの時間、まだ出ないとー?」
JFKが始まって1週目、全然いい時間がなく、朝しかない。2週目まで待とうと思っていた月曜日、ヤツがそう聞いてきた。
「KBCはね、火曜日に1週間分が出るから、明日まで待っとって」
「・・・えっKBC? KBCであるの?」
「?・・そうだよ」
「・・・それってB級じゃないの!?」
「そんなのは分からん。でも君オリバー・ストーンだから観たいって言ったじゃない」
「なんだー、KBCかー。なんか行く気なくなったなあー」
K氏のB級の定義→ 自分が観て面白くなかったもの。 知らない役者ばかり出てるもの。小さな映画館でしてるもの。
⇧ニューオーリンズといえば、やっぱりミシシッピ川を進む外輪船だよねー!
私がニューオーリンズで観た、ナッチェズ号だ!
このK氏の急にやる気失速のため、この野郎!さてどうしようかと思いつつ、映画の会を迎えたら。
Aちゃんが「KYOKOさん、明日は休みですか?明日JFKに行くことになったんですが、お茶だけでも来ませんか?」と教えてくれたのだ。
「ありがとう!!えっ明日になったの? ごめん、K氏が行く気がなくなったから、私も映画から参加していい?」と言ってこの日が実現!
⇧赤のチェックのテーブルクロスとアメリカの地図がそそります・・・。
やっぱり、みんなで観たら楽しかった。みんなとっくに観に行ったと思ってたのに、よかったー。
映画は、とにかく映像と新聞の記事やら、その頃のニュース映像が目まぐるしく流れて人の名前がわんさか出てきて、少ない知識を全投入して、フル回転で観るしかなかったが、私はJFKがとにかく好きなので面白かった。
ドキュメンタリー作品としては、『ナワリヌイ』の足元にも及ばないけどね。
お店は低いカウンター式となってて、おしゃべり好きなママさんとシェフのご主人の2人で経営されているらしい。
メニューのガンボスープやケイジャン料理などが載ってるのを観て私とAちゃんとテンションあがってたら、Mちゃんが、
「南区もこんな感じだったんですか?」と私とAちゃんに聞いたのをママさんが遠くから聞き逃さず、
「ディキシーから来たんですか!?」
この発言にAちゃんと私はビクッ。し、知り合い??
⇧ガンボスープも食べてみたかったけど、この日はステーキランチに欲望が負けてしまった。
「あ、ディキシーも行ったことはあります」
「ディキシーから来られたってーー」厨房のシェフに大声で話すママ。
・・・なんか紹介されて来たと思われてるようだから訂正しとかねば。
「ディキシーで聞いたわけではないです。ニューオーリンズの雰囲気が好きなので」
⇧ステーキランチ 1650円。
アメリカかぶれ全開で来ると思ってたら、和定食風だったので、ちょっとがっかり笑。
み、味噌汁か・・・・。漬物か・・・・。
そこはアメリカを貫いてほしかったなー。
「うちの主人、ディキシーで長くシェフしてて、独立したんですよ」
・・・!!!
・・・よかった。悪口言わなくて・・・(Aちゃんと私の心の声笑)
ディキシーで味わった嫌な気持ちを払拭できると思ったが、総本山に来ていた・・笑。
映画でもよくあるよね、ようやく逃げれたと思ったら敵の仲間の家だった・・みたいな。
ディキシー事件が気になる人は、こちらの記事を⇩
⇧ステーキはすごく柔らかくジューシーで美味しかった。ポテトもコーンも美味しかった♪
ニューオーリンズの気分で、JFKの話もしながら料理を楽しみたいのに、ママさんは次から次にたたみかけ、お正月のオードブルやクリスマスのオードブルのチラシの説明をしたり(営業バリバリ)。
まだニューオーリンズの話を聴けるのなら楽しいが、もしかしたらこの2人はニューオーリンズには行ったことがないのでは・・・(アメリカかぶれのカン)
ようやくステーキランチが来て、さあ、食べよう・・としたら今度はシェフが現れ、「はじめまして!○○です」
普通にみんなで話しながら食べたい・・・。
カウンターが低いので見下ろされている形になり、3人は話もできず無言で食べることが続く笑。
辛いので、TVのガガ様を観たりする・・・笑。
私たちが2人が向こうに行ってる間に、JFKの話を少ししてたのを聞いてたようで、JFKの名を冠したパーティの録画に変えてくれたのだった。(ゲストはオバマ大統領やハリウッドスター)
とにかく全部聞いてるので話しにくい・・・・。
そこへスーツケースをガラガラ言わせて入ってきたご夫婦が。よかった、注意をひきつけておいてくれ笑。
Aちゃんが「今度金曜ロードショーで、ニューオーリンズを舞台にしたディズニー「プリンセスと魔法のキス」があるんですよ♪ 最初の10分だけでもいいから観てください」
出た!ディズニーの洗脳タイム!みたいな感じでMちゃんと笑ってたら。
「いつ、あるんですか!?」ママが登場笑。
急に聞かれたAちゃんは、「えっ えっと12月1日・・です」
「お客さんからよくあの映画で見てニューオーリンズ料理を食べてみたくなったと言われるので私たちも一度見ておかねばと思ってたんですよ」
そこで遮られたので、またもや無言スタート笑。
Aちゃんが「KYOKOさん、ベニエがありますよ!!」と小さな声で言ったのも聞き逃さず
「今日は暇なので、お作りできますよー」
映画『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』で、主役のシェフがニューオーリンズでフードトラックを始める時に食材探しのマーケットで息子ちゃんからせがまれて、ベニエの有名なお店「カフェ・デュモンド」でベニエを買って食べるのだ。
これはせっかくだから、お願いすることにしたのだ。(1皿750円だったかな)
「1皿に3つ入ってる」と言われてちょうどいいので、お腹いっぱいだし1つ頼んでシェアさせてもらうことに。
揚げたてで美味しかった。
ここがおしゃべりを堪能できる店なら、Jちゃんも誘ってまた来るかもしれなかったのにな笑(もう行かない前提で考えてる笑)。
⇧この梅干しみたいな物体は、ぶどうの砂糖漬けみたいなもの。
砂糖漬けじゃないけど、ぶどうの甘さだけで作ったおつまみにもおやつにもなるもの(要するにママの説明を話半分聞いてた笑ので、よくわからん)
超強力に勧められたので、これも1皿頼んでシェアすることに。
最初は紙ナプキンしかくれなかったので、まさかここにベニエを置けってこと!?
Mちゃんが頼んでくれたので取皿をくれてホッ。
⇧Aちゃんがきれいに取り分けてくれた。
「サーターアンダギーみたいですね!」とMちゃん。
揚ドーナツみたいで美味しかった♪ コーヒーはサービスでポットに入ってて飲み放題。
今度はシェフが来て、名刺を配りに来た。
お願いだから、このニューオーリンズ気分とJFKの気分を味あわせてくれー。
私はベニエを食べながら、佐賀の「綾小路きみまろレストラン」を思い出していた笑。
お客さんが求めてる時は話しかけて、求めてない時は話しかけない、そういうお店がやっぱり好きだな。
やっぱり、思い切り話させてくれて、お会計の時に「北斗の拳、お好きなんですか?」とちょっぴり聞く、花びしのマスターくらいが私たちは助かります笑。
しかし、これも変な思い出の1つとして、語り継ぐネタにはなったけどね笑
⇧この壁のアメリカの地図で3人で妄想話したのが楽しかった。
その話はまた次回に。
Mちゃんと「杏仁坊主」に行った時、私たちの隣にいた一言もしゃべらないご夫婦なんかは、こういうおしゃべりなママがいるところに行くといいかも。(『イコライザー3』の話で超盛り上がって、あの殺し方最高!とか言ってたのをたぶん全部聞いていた笑)
「占いします」と壁に貼ってあったが(1,200円)、それを口にして話を広げたら危険ということがわかっていたので、3人とも口裏を合わせたかのようにそこには触れなかった笑。
ステーキランチは美味しいです笑。ただアメリカン気分は味わえない笑。
アメリカかぶれを貫いたディキシーのご主人の方が、料理だけはテンションあがるかも。