息子の帰省による騒動と、初めての「山中」【ジャスミンKYOKOの煩悩メモ】

ジャスミンKYOKO

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

久しぶりにもつ鍋を食べた。

しかも初めての「山中」である。

11月に東京行った時に息子ちゃんには会っていたが、実は11月の後半に帰省することは知っていて行ったのだ。

というか、私が11月に行くとだいぶ前に伝えていたのを本人は軽く忘れていて福岡旅行を計画したようだった笑。

「彼女と福岡に11月に行こうと思ってる」

・・・・・・!!!

↑「山中 赤坂店」は赤坂のサニーの二階にある。

このセリフに驚いたのは、4月。

な、何のために、彼女を連れて福岡に来る???

(親が考えることはただ一つ笑)

でもただの旅行の場合もあるじゃないか。

「その日の夜、食事とか行ける?」

「・・・・・!!!!」

このセリフに驚いたのが7月。旅行かもしれんと思っていたが、わざわざ予告して「食事」とは、それは、まさか。結婚します、的な・・??

そのことも踏まえ、もう独身の息子ちゃんの家に遊びに行くこともないかもしれんと思い、11月に会うけど、11月の東京行きを予定通り決行。

私は日本の男の気の回らなさと義実家の配慮の無さを、最初の結婚でイヤというほど味わったから、そんな目に彼女を合わせないつもりでいる。

なので、おかずを取り分けないでいい中華料理を予約していた。(円卓ね笑)

女だけが味わう、「なんか私、した方がいいのだろうか(取り分けたり、お酒をついだり色々すること)」と脳内に浮かんでしまうのがほんとイヤ。

男はそんなこと宴会に行っても、自分の実家でも妻の実家でも、きっと浮かんだことさえないだろう。母親たちがそれを許してきたからね。

↑「山中 赤坂店」はもつ鍋だけど、洋風なのでここにした笑。

そこに11月初めに息子ちゃんからLINEが。

「一緒に食べる日、もつ鍋がいい。 福岡で彼女にもつ鍋食べさせたくてランチに予約しようとしたけど、どこも予約取れんで」

↑これはK氏ではなく、ただのお客さん笑。

はあ?もつ鍋?何考えてんだ、うちの息子は。これだから男は。

「初対面で鍋って彼女がイヤなんじゃないの?」

しばらくして

「いいってーー」

母親が聞いてると聞いたら「いい」というに決まってる。そこは母親を出さず、母親にこれから「もつ鍋食べたい」言うていで聞かんとダメだよ、君。

↑大広間の方の席。今回は個室にしたのだ。(+2,000円泣)

「もつ鍋はにおいが翌日までつくよ にらとモツは彼女大丈夫なの?」

なんで私がここまで気をまわさなきゃいかんのだ!!

ただ博多でもつ鍋を食べさせたいという気持ちだけなんだろうが・・・。

そこまで聞いてから、中華からもつ鍋に変更。

K氏はヒトゴトみたいにもつ鍋を喜んでいた。

「えっ!!もつ鍋!?俺も中華よりそっちがいい!!ビールの後は日本酒かな♪」

どいつもこいつも。

前日、山中から電話が入り、「個室が空きましたが、いかがでしょうか?お部屋代として2,000円いただきますが」

に、2,000円・・・。まあ、もつ鍋だからおっさんたちが酒が入ったらうるさくはなってくるだろうけど。個室がいいのかなあ。

↑オシャレな個室。

「個室は静かですか?。隣の声が入ってきた方がいいんですけど」

「あ、天井は開いてるので、お隣の声は聞こえますよ」

「じゃあ、個室でお願いします・・・」

あんまりシーンとしすぎるのもお互いリラックスできないからね・・。

↑ほんとだ、天井はつながってる・・・・。

妹からは「がんばってね笑」というLINEが笑。

K氏は「KYOKOちゃん、何着ていかんば何着ていかんば」

知るか。おのれは自分のことばかりやな笑。

「匂いつくけん、スーツまでは着なくていいんじゃない?」

K氏が梅の花とか料亭みたいな場所も提案してきたが、もしハズレ(結婚の話ナシ)だったら、衝撃だし、彼女もそんなかしこまったところも余計に緊張してイヤだろう笑。

↑もつ鍋屋とは思えん・・。でもここ、いいな。

東京に行った時に色々聞くこともできたが、あえて彼女の写真も見ず、名前も聞かなかった。

目の前に現れた人を受け入れる笑。

息子ちゃんの話しっぷりから言うと、とてもいい感じの女の子ではあるようだが。

「変な母親」エピソードを散々話しているようではあるので、それはラクである笑。

彼女はかわいくて、しっかりしてていい感じだった♪ 

緊張していたみたいだが、「インスタしてるやろ?、もつ鍋写真撮ろうよ、私もブログ用に撮るから」と言い、お互いアホみたいに写真を撮ってのスタートだったので少しはリラックスできたかな。

↑赤坂店オリジナルコース 5.000円。

彼女もメニューの写真を撮っていた笑。

そんなに口数が多くない息子ちゃんが、緊張してる彼女を思い、自分の方がいっぱいしゃべっていたのを見てほほえましかった。

そうだ、男は好きな女を守るんだ。(私の一番の男へのポイント)

↑酢モツや明太子、スープなどの前菜。黒い箸は自分の、赤い箸は鍋を取る用。

そこで母親の方を優先したりするから、こじれるんだよね。

ただでさえ、義理の両親なんか彼女の方は会いたくないんだから、男が頑張るしかないんです。

うわあ!もつ鍋!久しぶり! しかも美しい。モツがいっぱい入ってて嬉しい。

さて、初対面で同じ鍋をつつくのは彼女も考えながらつつかねばならん。

私はもう、決めていた。息子に取り分けさせることを。

「今日は君が鍋奉行兼、取分け係だからね。ほら、ついで。」

「えーー俺?まあいいけど」

私が器を渡すと、K氏も嬉しそうに器を渡し、「ほら、〇〇ちゃんも器を〇〇にやって」

↑追加の野菜。 山中のもつ鍋は、こんにゃくもあった。ごぼうが美しい。

「ごぼうも〇〇(息子の名前)側に渡してくれる?」

「そうやん、遠かけん、俺の横にあった方が追加しやすい」と息子。

彼女に息子にごぼうの皿を渡させた。

もしかしたら、平成生まれの女子は昭和女子ほど「私何かしないといけないのかな」と思わないかもしれないが、まあ、彼氏の両親の前じゃ、色々思うことあるだろうし、やっていて損はない笑。

追い麺(ちゃんぽん麺)も来た。彼女の好きなあいみょんのLIVEの話も聞いたし、YouTuberの話もしたが、肝心の話はもつ鍋がなくなりはじめたというのに出てこない。

デ、デザートで出てくるのかな(後から聞いたらK氏もそう思ってたらしい笑)。やはり五臓六腑を食べてる時は言いにくいか?

↑あまおうのアイス。美味しかったー。みんなそれにした笑。

彼女はお酒が強いと聞き、最初かわいらしくウーロン茶を頼んでいたが、勧めたら梅酒ロックを頼んで美味しそうに飲んでいたので、羨ましくなったのかK氏も知らない間に焼酎のロックを頼んでいたようだ。

息子と彼女の二人が緊張して「太田胃散を飲んできた」という話を

「えっ 大谷さん!?」

完全に酔っぱらいのジジイと化していた。キサマ!!

↑彼女がお土産をくれた。 偉いなあ。(私はもつ鍋のセッティングのことで頭いっぱいで用意し忘れた)

デザートを食べ終わった時、もしかして・・・これはただの食事じゃないのかというのが頭によぎった笑。

そしてお茶が来た。そして恐れていたことに「その話」はやはりなかった・・・笑。

そんな話がないのに、楽しい旅行の前に無駄に緊張させられた彼女も大変だったね笑。

ガトーフェスタハラダのラスク、ほんと美味しいよねえ。

この食事が終わった後、疲れるから赤坂のスタバに寄って帰ろうとK氏と決めていた笑。

息子と彼女は天神のホテルに泊まるから、赤坂から天神方面に行くと一緒の帰り道になってしまうので、早く彼女を緊張から解き放すためにも店の前で反対方向に行こうと決めていたのだ。

↑このオシャレなキャラメルもくれた♪ 美味しかった♪

「じゃ、スタバに寄って帰るけん、これで」

「おしゃれですねー」と彼女は褒めてくれたが、早くK氏と「結婚の話、出なかったね!」とコーヒー飲みながら話したかったのだ笑。

↑ナンバーごとに味が違うキャラメル♪

息子と彼女が遠くに行ってしまってから、「KYOKOちゃん!!なかったね!!」

4月からドキドキしていたが、11月にやっぱり「食事か!」と半月ほどドキドキしてたのが空に舞った笑。

↑キャラメルの味の解説書。

しかもスタバは閉まっていた笑。コーヒーを飲むことができないまま、帰るはめになった私とK氏(日曜の天神あたりのカフェがそんなに早く閉まるとは衝撃だった・・)。

22時前だったのに。(新天町のドトールもタリーズも閉店、ソラリアのスタバも閉まろうとしてた)

ボーナス前にお金が飛んで行った。働かねば笑。

息子よ、旅費を浮かそうとしたわけじゃなかろうな。まあ、真剣な交際ということなんだろう笑。

お金は飛んでいったが、楽しそうな息子を見るとこちらも嬉しくなった。

私のことを「行動力あるよ」とカフェのことや出版のことを彼女に話していたのも嬉しかった。

カフェ経営であまり家にいなかったけど、そんな風に言ってくれたのは、なんか救われたし嬉しかったなあ。

固唾をのんで待っていた実家(妹や母)に報告すると「えーーーー!!なかったのー!!」と大笑い。

「お疲れ様でした笑」と締めくくられ、正月のネタになることは間違いない笑。

今日のお店「山中 赤坂店」 福岡市中央区赤坂

@博多もつ鍋 山中 赤坂店