こんにちは。今年は映画の豊作年です。
豊作ではあるものの期待値バリバリだったのが、そうでもなく、期待してなかったのが
意外にイケる・・・。そんな年のような気がする。
ジャスミンKYOKOです。ジェイクに期待してウキウキでかけた『雨の日は会えない、
晴れた日は君を想う』にガッカリし、まったく期待ゼロだった『パイレーツ・オブ・
カリビアン 最後の海賊』が面白かったり。(;・∀・)
『ダンケルク』は、CMですべてを使い果たしたような気がした。
CMはとても面白そうだったもん!
たぶん、「戦争映画」と思って行ったから ちょっと物足りなかったのかもしれない。
「救出劇」と思っていった方がよかったのかも。
↑物語は、ナチス軍にイギリス兵とフランス兵がダンケルクの街に追い詰められ、砲弾や
攻撃に逃げ惑い、ただただ 国を目指し、海岸へ走り抜けるところから始まる。
ハラハラしながら見てる隣で美味しそうにポップコーンを食べていたおじいさんが、
ブフォー!!(゚д゚)!急にむせて、独軍の砲撃にも劣らぬ咳の一斉射撃(笑)
ビックリするじゃないかー!
この少年も心配だったけど、隣のおじいさんにもドキドキしたよ・・・(^^;)。
出展:https://ameblo.jp/officeno15/entry-12280589114.html
↑ドーバー海峡に近い街だとは思っていたけど、海峡の一番狭い部分で、
ほんとに目と鼻の先がイギリスだったのね!!劇中、トム・ハーディ演じる飛行士、
ファリアが言ってたけど、「ん?カレーの方が近いんじゃないか?」
この地図が物語っています。確かにイギリスからするとカレーが近い!でも、時の英国
首相チャーチルが「ダンケルクの兵を救出する」と決めたので、カレーにいた英国軍は
救出されないまま全滅したらしい。ダンケルクとカレー、どちらにいたかで分かれた
運命。トム・ハーディのセリフでダンケルクの位置がなんとなくわかった。
フランスが誇る彫刻家ロダンの作品の中に「カレーの市民」という
のがある。面白い!フランスなのに「カレー市」なんて街があるんだーー!と地図を見た
ことがあったのだ。(インドなら納得したのか!笑)こうやって美術史、世界史、世界
地理がつながっていくのは嬉しい。
出展:http://eiga.com/movie/84001/
↑いつ、どのくらい救出の船が来るのか分からないのに砂浜に並ぶ兵士たち。
アブナイじゃないかー。空からの攻撃きたらどうするのよ!
この土地に置いて行かれることだけはイヤで、怖くても並んでいたのかもね。
このダンケルクからの撤退作戦は、「ダイナモ作戦」といい、
1940年5月26日~6月4日までの間に英仏兵約30万人を救った奇跡の撤退と
言われた作戦。背景としては、ソ連と秘密裏に不可侵条約を結んだナチスドイツは、
まずはポーランドを侵攻した後、オランダ・ベルギーを侵攻し、ついにフランスに
到達。突破された英・仏の連合軍はダンケルクへ追い詰められたというもの。
あの『プライベート・ライアン』で描かれたノルマンディ上陸作戦は、この撤退
から4年後のことで、ドイツ軍の勢いもこの頃よりはだいぶ疲弊していた。
ノルマンディはフランスの北西部、ダンケルクは北東部。
この映画でまた一つ賢くなったわー♪いいね!
出展:http://eiga.com/movie/84001/
↑この主役の男の子、トミー役のフィン・ホワイトヘッドは、この映画に出るまでは
毎日皿洗いのバイトをしながらオーディションに通う、新人俳優。
世界がまったく変わるだろうね!!!新人俳優と言えば、新人にはもう見えないセレブ
が・・。
出展:http://eiga.com/movie/84001/
↑英国人気ボーイズグループ、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ(一番左)
が俳優デビュー!!歌ってる方がかっこよかったけど、活動休止してるしね(^▽^;)
彼らもパン屋のアルバイトから一気にスターダムに!歌詞に3年で世界が変わったと
あったけど、そうだろうねえ。(@_@)。
浜辺に打ち寄せるこのクリーム色のあわあわが気になって・・・公害?とか思った
ら「波の花」という現象で きれいで冷たく波の激しい海でしか起きない現象
なんだって!プランクトンの粘液が荒い波に叩きつけられて泡状になり、時間が経つに
つれ、白から黄色の泡になっていくらしい。日本じゃ日本海側で見られる光景。
確かに映画のドーバーも波が荒かったね♪
出展:http://keiyamamoto413.hatenablog.com/entry/2017/09/03/232450
↑お待たせしました!(笑)。一番かっこよかったです!トム・ハーディ。
波の音と爆撃の音がこだまし、人のセリフがほとんどないこの映画。なかなか感情移入
できずにいたところに、トム・ハーディ演じる英国空軍ファリアが乗る戦闘機スピット
ファイアは、燃料のある限り、ナチスの戦闘機メッサーシュミットを撃ち落とす。
かっこいい~💛トップガンの空中戦とはまた違い、この時代のまだまだあぶなっかしい
戦闘機から見る、空中戦は ちょいと迫力は欠けたけど、リアリティはあった。
もうね、スピットファイアとかメッサーシュミットとか、単語に弱いのよ~。
かっこいい!
あー悔しい!↑メッサーシュミット(独)の写真しかなかった(>_<)。
スピットファイアもたぶん見たけど写真撮ってなかったようだ(T_T)。ワシントンDC
にある、スミソニアン博物館群の1つ、航空宇宙博物館(^^♪。ロケットから戦闘機、
旅客機、スペースシャトルまでありとあらゆる飛行機を展示してあるのだ。
ものすごい数の飛行機が展示してあるので、気が遠くなるほどデカイ建物なのよ(^^;
入場料は無料♪
出展:https://ciamovienews.blogspot.com/2017/07/Christopher-Nolan-Dunkirk
↑CGがないので スピットファイアも3機のみ。少なすぎて物足りませんでした・・。
ダンケルクに追い詰められた英国兵を救うべく、民間の船を徴集し、救出に向かわせた。
英国の海の男たちは危険もかえりみず、独軍の砲弾飛び交うダンケルクの浜を目指した。
この民間の船のおかげで30万人余りの兵を救出することが出来たのだ♪
今でも、イギリスが困難を抱え、乗り越える時に、「ダンケルクスピリット」という、
言葉が使われるらしい。日本で言う、「侍魂」とか「大和魂」みたいな感じかな♪
ノーラン監督らしく、時間軸をいっぱい操ります。船の視点、救出を待つ兵士の視点、
空軍の視点。それぞれ、一週間、一日、一時間を細切れに交えながら見せるので
途中で「あれ??」となりそうな時も。
『プライベート・ライアン』を初めて見た時、戦場においての残酷な状況を徹底的に
再現されていたので、本当にビックリした。そういう映画にもう慣れてしまったから
このCGなしに 物足りなさを感じてしまうのかな。
映像は素晴らしくきれいで、海の青さがすごいです♪
映画かぶれの萌え点としては、イギリスのおじさんたちの船や、ハンチング、ビール
とかね♪
「生きる」という視点で見ると、誰のことも責められない。「生きて帰った」という
だけで 本当にすごい。虫歯予防デー6月4日になったら、このダンケルクの奇跡の
撤退を思い出してほしい。(;・∀・)む、虫歯・・・かよ・・・。
ケネス・ブラナー演じる海軍中佐が、砲弾あちこち飛んでみんな泥だらけだったのに
一人だけまったく汚れてないのも不思議だった(笑)
ノーラン監督、物足りなく感じたのは、誰かに感情移入したかったのかな、やっぱり。
@『ダンケルク』(2017 英仏蘭米合作)
トミー・・・・ファン・ホワイトヘッド
ファリア・・・トム・ハーディ
ドーソン・・・マーク・ライランス
アレックス・・ハリー・スタイルズ
ボルトン・・・ケネス・ブラナー
監督:クリストファー・ノーラン
@『2017 映画KYOKO私的ランキング』
1位・・・・『ワイルド・スピード ICE BREAK』
2位・・・・『マリアンヌ』
3位・・・・『マグニフィセント7』
4位・・・・『T2 トレインスポッティング2』
5位・・・・『夜に生きる』
6位・・・・『パトリオット・デイ』
7位・・・・『ハクソー・リッジ』
8位・・・・『ザ・コンサルタント』
9位・・・・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
10位・・・・『スノーデン』
11位・・・・『沈黙ーサイレンスー』
12位・・・・『LA・LA ランド』
13位・・・・『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』
14位・・・・『ベイビードライバー』
15位・・・・『ローグ・ワン/スター・ウォーズストーリー』
16位・・・・『ビニー/信じる男』
17位・・・・『エル ELLE』
18位・・・・『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』
19位・・・・『ジョン・ウィック チャプター2』
20位・・・・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
21位・・・・『バーニング・オーシャン』
22位・・・・『ダンケルク』
23位・・・・『スプリット』
24位・・・・『ネオン・デーモン』
25位・・・・『バイオハザード ザ・ファイナル』
26位・・・・『雨の日は会えない 晴れた日は君を思う』
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