『記者たち 衝撃と畏怖の真実』バイスよりこっちが好みでした

こんばんは!ジャスミンKYOKOです。

さて、今回は『記者たち 衝撃と畏怖の真実』。

TOP画像出展:https://eiga.com/movie/90232/gallery/

同じ時期に同じテーマで、主人公の立場がそれぞれ違う映画があるなんて、忙しいじゃないか!笑

これは『バイス』の記事で書いた通り、あちらが副大統領中心の政治家側の目線で、こちらはその政治家たちの思惑や政策を記者たち側目線で描いた映画。

あちらはちょっとふざけた要素が多かったけど、こちらはシリアスに情熱的に、イラク戦争へと導いた政府の裏の顔を暴く記者たちを描いていて、こちらの方が私には面白かった。


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ストーリー

出展:http://www.pretty-online.jp/news/22171

2001年に起きた同時多発テロの翌年。ブッシュ政権は、大量破壊兵器の保持を理由に、フセイン政権を打倒するためにイラクへ侵攻することを決定した。

ニューヨークタイムズやワシントンポストなどの大手の新聞社は、疑問を持たないかのように政府の発言をそのまま記事にしていた。

本当にイラクに大量破壊兵器なんてあるのか?

イラクがアルカイダをかくまうことなんてあるのか?

みんなが疑問に少しは思っていても、テロ後、愛国心を覆すような反対意見はなかなか表に出てこない。

その中でナイトリッダー社の記者たちだけが、その疑問に立ち向かい、政府が流したフェイクニュースだということを突き止めていく。

サブタイトルの「衝撃と畏怖」というのは、映画の原題の「Shock & awe」のこと。実は、イラク戦争における米軍のイラク侵攻作戦の作戦名なのだ。

それにかけて、もっと衝撃と畏怖なことを政府がやってたよということだろうね。

 

大手の新聞社は政府のいいなり

出展:https://eiga.com/movie/90232/gallery/6/

2011年のイラク撤退の最後まで、とうとう「大量破壊兵器」は出てこなかった。

その代わり、その8年間の間におびただしい数のイラク人と米兵が亡くなった。

日本だけじゃなく、自由の国アメリカでさえも、新聞社が「忖度(そんたく)」しちゃうんだね。

「発言・思想の自由」を掲げてはいる国だけど、巨大な力を持った政府組織に反旗を翻すなんて並大抵の勇気と無謀さがないと出来ない。

新聞社も会社だから、上司がいる。

上司がジャーナリズムより保身を選ぶような人だと、部下に疑問視する人がいても握りつぶされてしまうよね。

 

味方は誰もいない それでも記者魂を貫く2人の実在の記者

出展:https://realsound.jp/movie/2019/02/post-324236.html

左がジョナサン・ランディ(ウッディ・ハレルソン)、右ウォーレン・ストローベル(ジェームズ・マースデン)。

劇中、自分たちの疑問を誰も取りあってくれないことに疲れた2人がバーで、言うセリフが素敵。

「なんでこんなことしてんだろうな」

「やっぱり『大統領の陰謀』を観たからじゃないか?」

シビレるうう~。

『大統領の陰謀』観といてよかった♪ ワシントンポストの記者役のロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンの2人がウォーター・ゲート事件の真相を暴く映画。
『大統領の陰謀』
しかし、ワシントンポストって、映画で観ただけだけど、とても勇気のある、真の新聞記者がいるとこなんだなあと思ってたんだけどね(^▽^;)。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』や『大統領の陰謀』はワシントンポストだったから。
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
まあ、転勤で上司も変わるし、買収でCEOも変わる、今の世の中。

最初は、記者魂を貫いていても、やはり民間の会社なら当然、利益も重要。

新聞が売れなくなったら困るから選んだ選択肢なのかもしれないのだ。

ナイトリッダー社は、地方の新聞社の集合体で出来た新聞社だったので、それぞれの地方の編集長が2人の記事を載せないという事態まで起きてしまう。

ここまでされても負けない記者魂にシビレます!

 

ロブ・ライナーの上司が最高

出展:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/36834/

こんな上司、言っとくけど、まずいません(笑)。

ナイトリッダー社のワシントン支局長が最高に素晴らしい。

こんな上司がいたから、彼らは仕事を続けることが出来たんだと思う。

「裏付けをしっかり取れ。後はぜんぶ俺が責任とる」

後は全部俺が責任とる・・・こんなセリフ、アラフィフまで働いていますが、聞いたことありません(笑)。

見てきたのは、責任を取りたくないのではんこを押したがらない上司、はんこを押してOK出したのにミスだったら、当事者にすべて責任をなすりつける上司(笑)。

現場を観て問題点を洗い出さずに、数字だけで責める上司。

上にはへいこらこいて、下の状態を知ろうともしない上司。

色々いましたね(笑)。あはははは。

こんな上司がもし、いたとしたらもうずっとついていきますよ(98%いないけど)。

こんな映画ばかり見てるから、私は実際の上司らを見たら、怒りと情けなさが他の人よりいっぱい出ちゃうんだろうな(^^;)。

新人ちゃんたちには、「上司を信じるな、疑問に思ったら私に聞いて」と常々言っていました(笑)。責任をなすりつけられ、かっこうの餌食になるのは何も分からない新人だからね。

このロブ・ライナー上司のすごいとこはちゃんと奥さんがいるってとこ。

上司になったばかりの時はみんな理想に燃えてるけれど、家庭を持ったり、住宅ローン抱えると、保守的になってくるのに。

奥さんも、彼の記者魂に惚れて結婚した人じゃないとダメよね(^▽^;)。「私たちが路頭に迷ったらどうするの!」っていうタイプはまずダメ(笑)。

『スポットライト 世紀のスクープ』も支局長が良かったから、あんなバチカンを敵に回しかねないスクープを記事に出来たんだよね。

『スポットライト 世紀のスクープ』

 

ミラジョボが地味に奥さんしてた

出展:https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=016720

ミラ・ジョボビッチがこんな社会派映画に出てることにビックリ。

ウッディ・ハレルソン演じるジョナサン・ランディの妻で、元ニューヨークタイムズの記者。

元記者が奥さんだと、理解してくれるからやりやすそう♪

ソファでバドを飲みながら、悩みを相談する・・。いいねえ!!(アメリカかぶれ)。

アメリカ人は体が大きいのに、ビールの瓶は小ぶりなのよね(笑)。アメリカのりんごが手のひらサイズの理由と同じで、手になじみやすい大きさにしてるのかも♪

確かに日本の大びんのビールをラッパ飲みじゃ絵にならない(^^;)。

 

出展:http://www.pretty-online.jp/news/22171

ちょっとだけど、トミー・リー・ジョーンズも伝説の記者として、彼らに協力していきます♪

おじさまが素敵ぞろいでいいです♪

 

アメリカかぶれの今回のツボ

出展:https://www.excite.co.jp/news/article/Dramanavi_043743/

ジェームズ・マースデン演じるウォーレン・ストローベルの、恋愛シーン(笑)。

敏腕記者が夜中に帰ってきて、ピザの大きなテイクアウトボックスとデカイジュースを片手に持ちながらドアの鍵を探して、とうとう落っことすのを隣に住む彼女に見られ、それから縁が始まる。

ピザのテイクアウトボックスに、ジュース。普段はバリバリ仕事してるけど、たまにドジなとこがカワイイのだ。

初めてのデートのレストランの、赤のギンガムチェックのテーブルクロスもツボ!!

 

出展:https://gunosy.com/articles/a9ELV

バーベキューシーンも出てきます。私の憧れ!!職場の同僚を招いてのバーベキュー。

ジェームズ・マースデン(↑真ん中)って、『きみに読む物語』では、あんまり魅力かんじなかったけど(そりゃライアン・ゴズリングがいいわな)、今回は魅力的です♪
『きみに読む物語』

出展:https://www.banger.jp/movie/6330/

雑然とした、記者の部屋もツボです♪ 最近の新しいオフィスではあまり見かけなくなった鉄製の引き出しとかいいですねえ!

 

まとめ

たまに家に誰もいない時、カップラーメンで済ませちゃえ!的な時、カップラーメンをすすりながら、パソコン画面を観る自分に酔いしれている時があります(笑)。

映画で新聞記者とかが、夜に残って仕事する時、中華のテイクアウトを食べながらパソコンに向かってるシーンを思いだすから(アホ)。

スマホを観ながら食事をするのはダメ!と言ってる手前、誰もいなくなった時のみ、しております(サイテー笑)。

それにしても、最近パソコンやスマホで何でも済ませられるので、字を書く機会が極端に少なくなってきてるから、この記者たちみたいにメモにすらすらたくさん書けない気がする(^▽^;)。

漢字も忘れてきている・・・(^^;)。やばい。

『バイス』の副大統領たち官僚の本物の画像もたくさん出てくるので、クリスチャン・ベールたちがいかに似せてるかも分かりますよ( ̄▽ ̄)。

『記者たち 衝撃と畏怖の真実』では、官僚の名前だけがポンポン出てくるので、『バイス』で予習しといてよかった。

『バイス』はその人が出たら、肩書と名前の字幕が出てくるからその辺は親切でした。

私が上司に反抗できるのは、命までは取られないから(;^ω^)。アメリカ政府が相手だったら、数々の陰謀映画を見てきたし、私だったら出来ないかも(・_・;)(なんだかんだ言いつつヘタレ笑)。

面白かったけど、中世のワクワクドキドキが勝ってしまった・・ので10位。

ぜひ、やってる劇場がまだあったら観てね。


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映画『記者たち 衝撃といふの真実』のキャスト

@『記者たち 衝撃と畏怖の真実』(2018年 米)

ジョナサン・ランディ・・・・・ウッディ・ハレルソン

ウォーレン・ストローベル・・・ジェームズ・マースデン

ジョン・ウォルコット支局長・・ロブ・ライナー

ジョー・ギャロウェイ・・・・・トミー・リー・ジョーンズ

ヴラトカ・・・・・・・・・・・ミラ・ジョボ・ビッチ

リサ・・・・・・・・・・・・・ジェシカ・ビール

【監督・製作】ロブ・ライナー

【2019】 ジャスミンKYOKO私的映画ランキング

1位・・・・『クリード2』

2位・・・・『グリーンブック』

3位・・・・『運び屋』

4位・・・・『ブラック・クランズマン』

5位・・・・『女王陛下のお気に入り』

6位・・・・『ファースト・マン』

7位・・・・『マイル22』

8位・・・・『シンプル・フェイバー』

9位・・・・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

10位・・・『記者たち 衝撃と畏怖の真実』

11位・・・『THE GUILTY/ギルティ』

12位・・・『マイ・サンシャイン』

13位・・・『バイス』


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2 件のコメント

  • 今日観てきました。
    ウォルコット支局長よかったですねー。
    トミー・リー・ジョーンズも結構出てたし。
    チェイニー副大統領って誰?とか……
    わかってたらもっとよかっただろうと思いました。

    • 小山さん、ウォルコット支局長、いいよねえ。
      私もチェイニー副大統領は知らなくて『バイス』でやっと彼の人物像とやってきたことが分かったので、あれ見てたから『記者たち』がすごく楽しめました♪
      新聞記者モノいいよねえ!!

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