半沢直樹の気分で「東京国立博物館」。【東京鎌倉旅2023-7】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

昭和レトロな銭湯をそのまま活かしたカフェで、しっとりくつろいだ後、またまた上野駅周辺に戻ったのは、東京に来たら絶対に行かねばならん場所があったからだ。

シリーズが始まると録画も欠かさずして、毎週日曜の楽しみだったドラマ「半沢直樹」※。

※銀行の貸し渋りにより、町工場を経営してた父が自殺したのを目の当たりした半沢は、その時の融資担当だった大和田へ恨みを晴らすべく東京中央銀行に入社。出世しながら大和田の近くの地位になるまで上り詰めていく。

半沢直樹(堺雅人)が勤める東京中央銀行。

その東京中央銀行の本店の階段が、セットじゃなくて「東京国立博物館」の階段って知った時の興奮!

絶対東京に行ったらそこに行ってやる!と思ってた。

またパンダ橋を渡ってJR上野駅方面へ。

こんな階段じゃないのよ、半沢の階段は♪

にっくき大和田常務(香川照之)とにらみ合う階段だからね。重厚さが必要。

最初は「半沢(堺雅人)」を応援してたのに、ドラマの後半になると、大和田常務(香川照之)見たさにドラマを観てた。

そこが香川照之のすごいところ♪

「龍馬伝」もそうだったのよねえ。

福山雅治目当てで観始めたのに、香川照之の弥太郎ちゃん(岩崎弥太郎)がかわいくて楽しみでたまらなくなってしまった笑。

福山出てるのに、香川が出ない回だとがっかりしたり笑。

さて、戻ってきたJR上野駅。

もういい加減香川ちゃんを出してほしいわ。日本のTV界。

人は調子に乗るし、間違いもする。芸能人に健全さを求めてどうする?

そんなスマートな人間がやる芸事なんてつまらんよ。

最近の世の中は人を徹底的に叩きがち。自分はどうなん、そんなに完璧か?

さあ!着いた。時刻は16時30分。

チケット売り場の人から「あと30分しかないけど、いいですか?」

「いいです!!」

今日は展示を観に来たのではない。「半沢と大和田常務」を妄想しに来たのだ。

東京国立博物館・・・!!和風の建築なのに重厚のある造りと、東洲斎写楽の浮世絵の垂れ幕も粋でかっこいい。

⇧東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)が描いた「市川鰕蔵(いちかわ えびぞう)」。

日本史で習った、あの写楽(江戸時代の浮世絵師)が鰕蔵を描いたのか。

そう考えるとあの海老蔵さんも、写楽がいた時代から代々家業を継承しててすごいんだなあと、改めて感じた。

でかい!!かっこいい!東京はこんな博物館や美術館がいっぱいあるからいいよね。

世界各国から来る美術展も、東京は絶対来るからね。近くにこういう場所があるなんてほんと羨ましい。

さあ、半沢階段がある、「東京国立博物館」の「本館」に入ります。(脳内は半沢のテーマソング)

ああーーーーー!!!香川ちゃん!! 北大路欣也!(頭取)、堺雅人!

とうとう来た!この階段に!(入り口入ったらすぐこの階段)

正面の黄金の扉もカッコいいね。

軽い金色じゃなくちょっと山吹色みたいな渋みが入ったゴールドって重厚に見えるよね。

やはり私はロケ地に来ると一番興奮するような気がする。

半沢が協力をお願いしに、珍しく大和田常務に頭を下げる。

「死んでもやだね!」

この大人気ないセリフが超かわいかった笑。

「やれるもんなら、やってみな」

「もう、あなたはおしまいDEATH!」

階段を昇って上からも、大和田常務のセリフを妄想しながら眺めてみる。

今年で創立150周年という「東京国立博物館」。

そんな記念すべき年に来られて幸せ。明治から昭和初期の建物って洋風かぶれかつ、重厚だから大好き。

閉館間際の夕方に来たからか、おみやげショップは人が多かったけど、階段はあまり多くなくてよかった。

階段の踊り場のライトと、ステンドグラスが素敵。

アイアン(鉄)で作った装飾の模様もちゃんと統一してあって、いちいちカワイイ。

ステンドグラス。細かいのもいいけど、こういう大胆なデザインもいいよね。

大和田常務気分で降りて行きます。 あの下にいる人は半沢だと思いながら笑。

愛之助(金融庁の監査役、黒崎)気分で降りてもいいね。 

「ダメダメのダメ沢直樹ね!」

むふふふ。階段降りるだけで楽しい。黒崎みたいなニヤけた笑みを浮かべてしまう。

金融庁の監査が入るシーンがまたドキドキで楽しかった。

ミュージアムショップがまた、最高だった。

オシャレなのに、以外にリーズナブルで、どれも買いたくなっちゃうのだ。

葛飾北斎の絵は観てないけど、映画友達に北斎の赤富士の缶に入ったチョコクランチを購入(素敵な缶にほんと弱い)。

⇧しかも「資生堂パーラー」とコラボだった♪ 映画仲間と一緒に食べたら美味しかった♪

※資生堂の小会社で明治からの老舗の洋菓子・喫茶店チェーン。チーズケーキがすごく美味しい、お菓子のパッケージデザインもレトロでかわいい。

K氏にも「富嶽(ふがく)三十六景」の赤富士のマウスパッドを買って帰ったら、大喜びでソッコー使っていた笑。

「富士山みたいに人生上り調子になるぞ!」

・・・笑 いいね、その発想笑。

閉館までわずかに残った時間、ベンチに座って「東京国立博物館」を名残惜しむ。

半沢の階段、よかったなあ。

次回は、いい展示が来た時に東京に来れたら、ゆっくり館内を楽しむとしよう。

今日の見どころ 「東京国立博物館」本館の階段  東京都台東区上野

@「東京国立博物館」

旅のMONEY

前回のTOTAL             47,425円

東京国立博物館入場料         1,000円

富嶽三十六景「赤富士」チョコクランチ 1,458円

富嶽三十六景「赤富士」マウスパッド  1,100円

TOTAL                50,983円