銭湯カフェで戦闘モードを癒やす。「レボン快哉湯(かいさいゆ)」【東京鎌倉旅2023-6】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

K氏(パートナー)にバカにされながらも、東京に行ってまでカレー屋に行ったが、ビリヤニは最高だった。(店員の帰れアピールと戦うのが大変だったが)

そんな戦闘モードを癒やしに向かったのは、上野にある、銭湯をそのまま活かしたカフェ。

日比谷線の上野駅から、東京メトロに乗り「入谷駅」で下車(1駅)。

4番出口から出る。

一日乗車券持ってるから1駅でもバンバン乗って効率重視だ♪

⇧入谷の町。

知らない街に降り立つのは、ワクワクする。

素敵なカフェに行く前に、スマホの充電が切れそうだったので、「CHAGE SPOT」(チャージスポット。バッテリーをレンタルする場所。アプリで表示)が近くのスーパーにあったので、バッテリーをレンタル。

充電しながら、路地裏に回ると、あった、あった。

緑に覆われて、素敵な場所だ!

1928年に建てられた、町の銭湯「快哉湯(かいさいゆ)」。

建物の老朽化とご主人の高齢化で、やむなく2016年に銭湯は閉店せざるをえなかったらしい。

この歴史ある建物を残したいご主人の思いをくみ、常連さんや地域の建築家さんが動いて、カフェとして残すことにしたそうだ。

京都の銭湯を活かしたカフェも素敵だったもんなあ。

靴箱も、昭和レトロで、味がある~。

ここに本当に靴を入れて、木の札を取って入ります。

入ったらすぐあるカフェのカウンター。

好きな席に座ってゆっくりメニューを決めたら、カウンターに出向き、注文と会計をする。

ここは新しい部分だろうけど、カウンターの下の部分もタイルにしてるのが、銭湯カフェっぽくていいよね。

「いらっしゃいませ」

さっきのカレー屋さんとは違う、優しい応対にグッとくる笑。

ここの店員さんは、不機嫌な店員じゃなくてホッ。

男湯と女湯の仕切りをそのまま活かして、カフェスペースは2つに分かれています。

カウンターがある方は女湯で、この番台の横の入り口から入ると男湯スペース。

私は、スーパー銭湯には行ったことあるけど、こういう銭湯は行ったことないんだよね。

番台さんって、こんな高いところから、男湯も女湯も脱衣所もろとも観てたのか。

仕事とはいえ、それはすごい。

観たいものと観たくないものが毎日あっただろうな笑(何考えてるんだ)。

私もブラピのお尻なら観たいな(銭湯をいかがわしい妄想で見るんじゃない笑)。

さあ、男湯スペースに今から入るよ!(アホ)

⇧男湯スペース。

右側のスペースが女湯スペース。正面がお風呂場ってこと。

すごく雰囲気いい。楽しい!来てよかったな。

⇧「貴重品を盗まれないように」の注意書きも残っている。

今のスーパー銭湯は、鍵付きロッカーになっているから安心だけど、この頃はきっと脱衣かごのみだったろうね。

そうなると安心してお風呂に浸かれないから、洗面器にせっけんとタオルと銭湯代の小銭だけ持って出かけた方がいいよね。

70年代の大学生が主役のマンガとか読んでたら、同棲してる彼氏と洗面器持って銭湯に出かけてるシーンがあったから、小学生の私には衝撃だった。

洗面器持って、外にあるお風呂に行くのか!(私も同棲してみたい!と思ってた笑)

向こうのお風呂場のスペースはここをリニューアルした建築会社のオフィスになっているけど、カフェのお客さんは自由に見学していいらしい。

コーヒーをオーダーし、出来上がるまでの間に見学させてもらうことにした。

⇧高い天井に、銭湯のシンボル、富士山の壁画!!

ミーハー気分が高まる!

塗装がもうはがれまくりの壁も味があっていい。

マンガ「ワンピース」のサンジが男湯に入って、女湯にいるナミとロビンの声を聞いてしまい妄想して鼻血出すシーンを思い出した笑(サンジのエロさと紳士さが大好き)。

⇧湯船も残してあり、事務所のくつろぎスペースになっていた。

⇧はしご(右端)で昇って上の書庫に行くのもいいね。

⇧せっかく高さがあるから、活かさないともったいないよね。

⇧お風呂場側(建築会社事務所)から、元脱衣所(カフェスペース)を観た様子。

しかし、こんなに一般人にウロウロされたら、私だったら仕事がはかどらないけどね笑。

もう慣れているのかな、その集中力羨ましい。

コーヒーが出来たようなので、席に戻ることにした。

暑かったので、ついアイスカフェオレ550円。それと本日の焼き菓子のイチゴが入ったパウンドケーキ500円。

エコな紙のストローだった(牛乳パックタイプじゃなく、サトウキビの絞りかすタイプ)。

あんだけビリヤニを食べたくせに、カフェに入ったらスイーツ頼んじゃう。

まあ、旅の最中だから仕方ない笑。

うるさいK氏※もいないから、好きなもん頼めるのはいいわあ。

※夜ご飯に命かけてるので、腹をとにかくすかそうとして、私にまで「今それ食べたら夜ご飯美味しくないよ」と言うタイプ。言うこときかないけどね。旅のケンカの原因は主にこんなこと(ショボ)。

⇧古時計がまたいい時を刻んでいる。

ここでパソコンでもしようかなと思ったけど、そこまで時間もないからやめた。(まだまだ行きたいところがあるため)

男湯の壁には展示スペースがあって、作家さんの絵の展示が行われていた。

ディズニーランドではしゃぎまくってる友は音信不通のため笑(いいことだ)、妹に写真を送ってみた。

一番下の妹もこんな味のある昭和レトロのカフェが大好きだからだ。

ソッコー返事が返って来て「いいねえ!雰囲気いいやん」(この日は平日。 妹よ、仕事せんか!笑)

ここでボーーっとカフェオレ飲んでたら。(カフェオレ美味しかった)

ああ、一人旅っていいかも。としみじみ感じた。

カレー屋さんみたいに迫害を受ける場合もあるが笑、好きなところをフラフラと周るのってほんと楽しい。

次回は息子のアパートを拠点として、長期で東京巡りでもしてみるか(息子の気持ちは丸無視笑)。

⇧ここ「レボン快哉湯」では、コーヒー豆を自家焙煎しているらしい。

最近はほんと、焙煎にもこだわったカフェが増えてきたよね。

それにしても、欧米にしか興味がなく日本の良さを無視してきた女が、こんなカフェに惹かれるようになるとはね。

やはり欧米かぶれは一度海外に行って、その欲望を満たしてからじゃないと、日本の良さに気づかないのかもね笑。

靴を靴箱から出し、しみじみと外観を眺める。

20代なんて、東京にまるで興味なかったからね。

とにかく「ヨーロッパ」とにかく「アメリカ」笑。

田舎町でマンガや映画のビデオを観すぎたことにより、膨らみすぎたかぶれ妄想をこの目で確かめまくったら、ようやく30代で京都に行き、その魅力がわかるようになった笑。

こんなカフェを見つけたらまた行きたいな。

さて、次は、東京国立博物館へ。

今日のお店 「rebon 快哉湯(レボンかいさいゆ)」東京都台東区入谷

@「rebon快哉湯(レボンかいさいゆ)」

東京メトロ日比谷線「入谷駅」から徒歩2分。

旅のMONEY

前回までのTOTAL 46,045円

CHAGE SPOT バッテリー・・・330円

アイスカフェオレ・・・・・・・550円

パウンドケーキ・・・・・・・ 500円

TOTAL          47,425円