「ミニチュアライフ展」かぶれが観るとこうなる【ジャスミンKYOKOの煩悩メモ】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

「呪術廻戦」の電車を観た後、私とAちゃんの二人は、博多駅であっている「ミニチュアライフ展」へ。

朝の9時半からやっているので、朝イチから乗り込みました。

本当はAちゃんとその前にモーニングもいいなあと思っていたけど、最近会社のコロナで業績悪化のための経費削減で狭いフロアに引っ越し準備などがあり疲れていたので、今回はやめといた笑。

ボタンの桜

「ミニチュアライフ展」は去年の12月から始まっていて、今月17日まで開催。博多シティの映画館の向かい側の展示場であっている。

やっぱり10時をすぎると多くなってきて、朝イチで入って正解♪

ゴッホの「夜のプロヴァンスの田舎道」とコラボ作品

ゴッホ展で、ミニチュアライフ展とコラボしているのを知り、もうその日に早速年始の予定が決まったのだった。

上⇧の作品が、今回のゴッホ展とのコラボ作品。これを観たかったから来たけど、ほんとよかった。

ゴッホの糸杉シリーズで有名な、ゴッホ展の目玉作品『夜のプロヴァンスの田舎道』をミニチュアで見立てた作品。

夜のプロヴァンスの田舎道

田舎道をこのレトロなパレットで表現してるのが最高!!昔こういうのに憧れた。

木製で指の穴が開いてるパレット。小学校の時はプラスチックで味気なかったけど、これはやはり油彩絵具だからいいんだよね。

モップブラシで麦畑と糸杉は筆先かなあ。「好き」が高じると、とうとうゴッホ展とまでコラボ出来るようになるんだな。羨ましい!!

数が多いのでかぶれが気に入った作品に絞って紹介しよう。

「掘っても掘っても止まらない食欲」

ミニチュアライフ展の田中氏の好きなところは、人形が結構外国人率が高いところ。この人も相当かぶれとみえる。

このプリングルスの採掘現場は「掘っても掘っても止まらない食欲」。ポテチは食べだしたら止まらないのと、採掘現場を掛けているのが素晴らしい。

「岩盤が崩れて鉱石に埋もれている人も作ってほしかったね笑」

横にコンボイも置いてほしかった。(リーアム・ニーソンの『アイス・ロード』を観たばかり)


【映画パンフレット】アイス・ロード

「あ!!Jちゃんのために撮らなくちゃ!」

トイレを観たら二人共、また口々に言った笑(バンクシー展でも同じことを言った)。

Jちゃんが好きなのは「トイレ」ではない。大好きなユアン(マクレガー)出た『トレイン・スポッティング』が好きなだけ(麻薬でラリって超汚いトイレに飛び込む妄想シーンあり)。

タイトルは忘れたが、トイレットペーパーで「滝」と、トイレで「雪山」を表したもの。


トレインスポッティング(字幕版)

欲を言えば、ここに墜落した航空機の残骸を置いてくれれば嬉しいのに笑。

もしくは登ってる人が旧日本軍の軍服で『八甲田山』風にしてくれたりね笑。

白装束を着たスナイパーを仕込んでくれたら最高!(『ザ・シューター 極大射程』や『ウインド・リバー』ね笑)。


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「重さインスタgの大物を釣り上げた」

これもうまかった! タイトルは「重さインスタgの大物を釣り上げた」。

割れたスマホを凍った湖の氷上釣りにするなんて!しかも連れた獲物はインスタグラムのアプリ笑。

かぶれ視点では、釣ってる人がラミ・マレックだったらいいね(007のことを言っている笑)。氷の下にレア・セドゥがいたら完璧だね笑。


映画ポスター 007 ノータイムトゥダイ NO TIME TO DIE 24×36inc (61×91.5cm) US版 us2 [並行輸入品]

「時間が解決してくれることもあります」

これは、「時間が解決してくれることもあります」。

私「『ダーク&ウィケッド』やん!!」

Aちゃん「『キングスマン』の悪者のアジトみたいでもありますよ!」(最近のファースト・エージェントのこと)

お互い納得して楽しかった笑。 もはや田中さんの作品を純粋に楽しまず、勝手に自分たちで脚色して楽しんでるとも言える笑。

『ダーク&ウィケッド』的には牧場主の後ろに、ネイティブアメリカンのお母さんの亡霊を浮遊させてほしかったな笑。

『キングスマン ファーストエージェント』風だと、牧場主にパラシュートを着せたらいいね。


映画チラシ『ダーク・アンド・ウィケッド』


ポスター/スチール写真 A4 パターン1 キングスマン ファースト・エージェント (写真に白枠あり)光沢プリント

もちろん、現物もある。これはタイトルを忘れたが、綿棒を街灯に見立てたもの。

アメリカの古いパトカーがたまらん。欲を言えば、前の車の脇にはヴィゴ・モーテンセンと黒人のフィギュアを置いてほしかったな。(『グリーンブック』のことを言っている笑)


グリーンブック(字幕版)

「溶ける前に飛び込め」

アイスの棒とアイスで断崖絶壁を作ってるのが素晴らしい。

Aちゃんと二人で、「アメリカって必ずバカな若者が断崖絶壁から飛び込むよね」と笑いながら、話した。『IT』でもそうだし、田舎の若者の娯楽なのだ。

バカップルが全部脱いで湖に飛び込むのもよくある笑。

日本人があまりやらないことをアメリカ人は楽しそうにやる笑。わたしもアメリカ人に生まれ変わったら、全裸で恋人と飛び込みたい(アホ)。

「イクラでもあるよ」

『IT(イット)』が好きなAちゃんが嬉しがったのがこれ。

イクラを赤い風船に見立ててたやつ♪ 「イクラでもあるから持っていきな」風なタイトルだったと思う。

アメリカの移動遊園地によるある風景で楽しい♪


IT/イット “それ”が見えたら、終わり [Blu-ray]

「チョコ1粒が軽症、3粒が重体です」

これはマーブルチョコを事故現場に見立てた作品で「チョコ1粒が軽症、3粒が重体です」という作品。

「トリアージやん」(※大事故が起きた際に手当の緊急度に従って優先順位を決める作業)

『シカゴFIRE』でいつもトリアージ現場を観てるから、その言葉を知ってるのだ。

優先して治療してほしいから、重症患者のシールを盗んで自分に貼るシーンとか映画で観るのよ。

『逃亡者』でも病院に別の用事で侵入したハリソン・フォード(妻殺しの容疑をかけられた名医の役)が後回しにされてる子供の患者の容態を医者が見逃してることに気づいてカルテを書き直し、優先順位の上の方にしたおかげで子供は助かる。あのシーン好きなのよねえ。

「デートはキンチョウする」

「デートはキンチョウする」蚊取り線香をフランスのお庭の生け垣に見立てた作品。

ハリポタ好きの二人は「ここにヴォルデモートと、セドリックの死体がないと!」と興奮♪

この貴婦人と紳士の組み合わせも最高。


ハリー・ポッターと炎のゴブレット (字幕版)

「潜水パン」

「潜水パン」パンの潜水艦っていいね!

できれば甲板に乗ってるのがジェリーやショーン・コネリーがいいな!!(『ハンターキラー 潜航せよ』や『レッド・オクトーバーを追え!』のことを言ってる)

欲を言えば向こう側にロシアの敵艦がほしい!笑


ハンターキラー 潜航せよ(字幕版)

「カミドメドンの発掘現場」

髪留めを恐竜に見立てた作品「カミドメドンの発掘現場」。髪留めを恐竜の肋骨に見えるのってすごいねー!

ヘリコプターで風を撒き散らして、発掘作業員が大慌てしてるとことか表現してほしいなあ(『ジュラシック・パーク』の冒頭部分を言っている)。


ジュラシック・パーク(字幕版)

「アビイ・ロードどうろ」

この絵葉書があったら、買いたかったなあ。 レコードを道路にしたのねえ♪ 古いクルマのミニカーもあるからいいよね。

女性専用車両

Aちゃんとわたしが気に入った「女性専用車両」。普通は痴漢に遭いたくない女子が乗る車両だけど、そこをスイーツで出来た車両にしたやつ。ウエハースのホームとか最高。

この時計台がいいよね。乗ろうとしている女子が1930~1950年代の働きに出だした女子の格好が素敵。ハリポタの教頭先生みたいなピンクのスーツを着た人もいる♪

田中氏のアトリエ再現コーナーで気に入った棚がこれ。

アメリカの給水塔がわんさか!!(一番上)。たまらんーーーーーーー。

私もほしい!

田中氏の展覧会は、毎回その地方の特色ある景色や食べ物をミニチュアで再現してくれるのがあるが、今回は「博多のとんこつラーメンだった!」

今、助手の人に元「食品サンプルメーカー」に勤めてた人がいるらしい。そりゃあ採用するよね!

3Dプリンターも持ってるらしいから、もう表現できないものはなさそう。

ドバイでも展示したらしいけど、そんなことしたらサ○ジからお呼びがかかっちゃうよー。

世界に知られるというのも、ちょっと怖いね(^_^;)笑。

楽しかったー!!! 映画だけのミニチュアライフ展あったら絶対行くのになあ。(著作権があるから出来ないんだろうね・・・(泣))

気になるグッズは、気合がはいってなかったか、暇がなかったのか、前々回の福岡と前回の佐賀で見かけたものばかり。

ゴッホ展のやつとラーメンの絵葉書はあって、ゴッホのヤツ買おうと思ったけど、マットな仕上がりでちょっと暗すぎてよくなかったので買わずじまい。

ゴッホ店のグッズが良すぎたので、今回はちょっと残念だったなあ。

でも欧米・映画かぶれ脚色でゆったり楽しめた。

今回はAちゃんが「くうてん飲食チケット付き前売り券」(2200円)を買ってくれてたのでランチはくうてんで食べました♪

また、なんか展示会こないかなあ。