『ザ・バイクライダーズ』、キノシネマで観た。
ポスターは最高にカッコよかったけど、なんだろうな、世界観はわかるけど、「男の友情」がなんか中途半端笑。
今日の記事のお供は、そのバイクライダーズ前に行ったミスドと、ソラリアステージの1階に登場してた(スタバとか青山フラワーとかある付近)パン屋「mills」です。
↑いや、ポスターは果てしなくカッコいいよね。
しかも、舞台は60年代のシカゴ。そこに生まれたモーターサイクルクラブ(以下MC)。
そうと聞くと期待しちゃうよね。ケンカに男の友情に・・・と。
最初の冒頭、いかにオースティン・バトラーが破天荒かということがわかる、みたいな描写がある。
よそのなわばりの店でも絶対カラーズ(チームのロゴが付いた服)を脱がないので、よそのMCのヤツが脅すんだけど、脅しにも屈しないからよっぽどケンカが強いのかと思ったら。
・・・弱い笑。
女があきれるくらいの破天荒さでいろよ、「集会に行かないで」って泣き叫ぶくらいの笑。
オースティンの描き方がとにかく物足りなかった笑。
主役に据えるだけの魅力がなかった笑。
もしかしたら、オースティン目当ての人だったら、こんなに薄情な感じに描いても許せるのかな。
トム・ハーディ演じる「ヴァンダルズ」のリーダーがオースティンをかわいがってるけど、チームを引き継ぐタマじゃないんだよね、それは映画を観てる人も最初から気づくくらいの、リーダー気質まるでなしの男笑。
あらすじには「群れることを嫌い、一匹狼」とか描いてカッコよさげに書いてあるけど、ただのめんどくさがり笑。
本当の一匹狼なら、チームの危機にまた違うチームに居候なんてしないもの。
ずっと一人でおらんか!怒
↑青山フラワーのあるソラリアステージの方の1Fに出現してたパン屋さん「mills」。
天神地下街の「illys」の後にできたパン屋「truffle」の支店?みたいな感じ。
ミルズ・・・と言えば『セブン』のブラピの役名(そんなことはどうでもいい笑)。
ただの「めんどくさがり」の居候になんで、MCを継いでほしいと思ったのか、トム・ハーディの人を見る目を疑ったなあ。
ただ、そんなツッコミどころはあるものの、トム・ハーディはカッコよかった。
皮のライダースーツは最高。街の雰囲気もよかった。実際はオハイオで撮ってたのかもね。(エンドロールにオハイオの文字があった)
シカゴはもう大都会だから。
昔のアメリカの雰囲気も、タバコも、もちろんヴィンテージのハーレーも、ゴロツキな感じも良かった。
オースティンの煙草の吸い方はイマイチ笑。
最近のこういう昔の時代を描く映画の煙草って、どんなのやろう。無害の撮影用の煙草ってあるのかな。
↑買ったブドウパン食べた。まあ美味しかった。劇的に!というわけじゃなく美味しい。
三種類のレーズンの違いは残念ながらわからず笑。
ナレーションが、『最後の決闘裁判』の女子、ジュディ・カマー。終始彼女の言葉で語られるのが、男の映画を観に来た私にとっては邪魔だった。
あの人は中世でドレスを着ている方がいいかも。ラストベルトあたりのやさぐれた感じは似合わない。
なんかアメリカンカジュアルが似合わない。ラストも気に食わない終わり方・・。
やっぱり写真集からインスパイアされた脚本だからねえ。本物の破天荒さを知らない人たちで作ったのかな。ショーン・ペンに習ってきなさい!笑。
クラブが、最初作った意図とは違った方向に広がっていくという、ボスやメンバーの苦悩やそれを表す出来事をもっと書いて欲しかったなあ。
もう今年も残すところあと少し。私のベスト3を覆す映画はなさそうだなあ・・。
今日のお店「mills」 福岡市中央区天神ソラリアステージ1F
@mills (Instagram)
こんばんは、ジャスミンKYOKOです。