こんばんは。ジャスミンKYOKOです。
今宵のアメリカかぶれの「ボストン日記」は、18世紀~19世紀に建てられたレンガ造りの住宅が並ぶ昔ながらの高級住宅街、ビーコンヒルから。
昔はどこの国も水はけがよくなかったのもあり、「丘」にはお金持ちが住み、下へ行くほど低所得層が住んでいた。
福岡市で言えば、「平尾」あたりかな。
昔ながらの高級住宅地は、そういう理由から「丘(hill)」という地名が多くついているので、ビバリーヒルズもそうだし、この「ビーコンヒル」もそう。
さて、朝食も済んで、おなかいっぱいになった2人は、散歩がてら、ビーコンヒルの住宅街を散策。
もくじ
チャールズ通り(Charles .St)
ああーオールドタウン。素敵!!ピックアップトラックに、掃除屋さんの緑のワゴン。
黒いアイアンの非常階段は、隣の家と共同というのも面白い。
この大きな緑があるからいいのよねー♪
朝食したダイナー「The Paramount パラマウント」のある通り、チャールズストリート(Charles St)を北上し、マウントバーノンストリートと交わる交差点で右に曲がり、ボストンの味わいのある道を散策する計画なのだ。
↑途中の金物屋さんで見つけた、バーベキューのグリル(^^♪。
「トムとジェリー」で、ブルドッグの親子がこれでデッカイ1mくらいの肉を焼こうとしていて、色々焼くまでにトラブルに遭ってなかなか焼けないんだけど、やっと焼けたら一瞬で10cmくらいになったシーンが面白くて好きだった。
出展:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
トムとジェリーで憧れてた、アメリカの丸いバーベキューグリル。
『トムとジェリー』
大人になったら絶対欲しいと憧れていたけど、日本って効率性重視だから、丸いのってないのよね(^_^;)。
外国製のコールマンとか買えばいいんだろうけど、高級な道具を揃えるほどにはキャンプもハマらなかったし( ̄▽ ̄)。
でも、やっぱり、ずっと憧れ。
日本のキャンプ場じゃなく、芝生の上で、アメリカ人のお父さんが焼く、バーベキュー。
レモネードとともに、楽しむアメリカの夏。いいなー。
金物屋さんで目についたのは、でっかい熊手。素敵!!!
干し草よ!!ジェイソンよ!(そこ?)。
ガーデニングなどではなく、映画かぶれには『13日の金曜日』でジェイソンがナタやチェンソーの他に使う武器として観てしまう・・(^^;
カップルを串刺し!!ギャー!!(アホ)。
『13日の金曜日』
こういう熊手を持って、鉄板で作った風見鶏と風車がカラカラ回ってる農場で写真を撮りたい(アホ)。
オーバーオールにチェックのシャツね(笑)。
20歳くらいはオーバーオールたまに着てたけどね( ̄▽ ̄)。胸のポケットにモノを入れたのを忘れて下向いてしょっちゅう落として面倒だった(ただ、どんくさいだけ)。
チャールズ通りとマウント・バーノン通りの交差点
チャールズStを数分歩くと、マウント・バーノン通り(Mt.Vernon .St)とぶつかる交差点に。
電柱がないのっていいよね。煙突があるおうちにも憧れてたなあ。
クリスマス前に煙突のすすを取る掃除屋さんが来たりね~。
GMかフォードのドデカイバンも、アメリカって感じ。
この交差点を向こうに渡って奥へ歩いていくのだ。
↑交差点の北側。「チャールズストリートミーティングハウス Charles St.Meeting House」。
公民館みたいなものかな?
1Fには、ボストンで一番美味しいと評判のパン屋さん(since2007)「ターテ・ベーカリー&カフェ Tatte Bakery & Cafe」が入ってるので、パンを買った人が外で食べている。
ここと迷ったんだけどね、あえて老舗のダイナー(1937年創業)の朝食をアメリカかぶれとしては選びました♪ふふふ。
さて、この交差点で曲がって、マウント・バーノン通りを歩きます♪
マウント・バーノン通り(Mt.Vernon St.)
マウンテンバイクをくくりつけたレンガの小道。絵になる風景だけど、邪魔者が・・・。
こういうのをボチボチ撮っては歩いている私のだいぶ先にいるK氏。
何やらリュックをガサゴソしております(;^ω^)。
↑マウント・バーノン通りから入った路地のセダー・レーン・ウェイ(Cedar Lane Way)。
人が行き来しだす前がいい写真が撮れると思い、早起きしてきてよかった♪
↑7:45くらい。
おかげで朝食は並ばずに済んだしね( ̄▽ ̄)。
ビーコンヒルはアングロサクソン系の白人でプロテスタント(キリスト教の新教徒)の子孫が多く住んでいてエリート階級らしい。
※要するにイングランドからやってきた人の子孫が多い
昨日久しぶりに見た『ディパーテッド』で、エリート警察官に昇級したマット・デーモンが、新居に決めた家は、ビーコンヒルだった♪
窓から金色に輝くマサチューセッツ州議事堂が見えたからね( ̄▽ ̄)。ふふふ
あの部屋の窓の景色は、今回観たら合成っぽく見えたけど♪。
『ディパーテッド』
さて、このマウント・バーノン通りから、Wセダー・ストリートを南下し、左に入ったところにある私道が、ボストンで一番有名な通り、エーコン通りだ。
エーコン通り (Acorn. St.)
ボストンのカレンダーや、絵はがきに使われるほど、最も有名で雰囲気があるエーコン通り。
TOP画像もこの通り。
この丸い石の石畳が昔のまま残っていて、18世紀当時の雰囲気をそのまま醸し出している。
その間に生えた草がまたいいよね。
ここは私道なので通ることはできないから、路地の入り口から写真を撮る。
早起きしてよかった、写真を撮っている人も、歩いている人もいなくて!♪
アメリカの国旗が、またヨダレ・・・。
いい加減、道ばかり撮って回っていると、K氏が不満を言いそうだが、まだ、さっきのサンドイッチ効果は続いているらしく、「次はどこ行くのー?」。
ここも前もって到着する前に「通ってはいけない通り」だということは伝えておいたのでよかった(笑)。
ルイスバーグスクエア(Louisburg Square)
マウントバーノン通りへ戻り、その1つ北の通りのピンクニー通りを目指す。
K氏のもっとも興味ない場所へ向かう。
南北戦争時代に生きた4姉妹の物語「若草物語」を書いた作家オルコットが暮らした家が2軒あるのだ。
小学生時代、学校の図書館に入り浸り、「ああ無情(レ・ミゼラブル)」と共によく借りていたうちの一冊で、ハウス子供劇場のアニメも夢中で観ていた「若草物語」。
次女のジョーが好きだったのだ。
ルイスバーグスクエアという細長い公園に沿う通り沿いの高級邸宅の1つがオルコットが晩年に過ごした家。
↑この左側の家のどれかだ。
本が売れたから、晩年はいい邸宅で過ごせたのかな( ̄▽ ̄)。
公園の北の終わりがピンクニー通り。ここで曲がって振り返ると、緑の木々とオルコットの邸宅の組み合わせが素敵!
↑ビーコンヒルの地図。紫ルートが朝、ボストンコモンを歩いて州議事堂を観ながら左にまがり、チャールズストリートで右に曲がって「パラマウント」で朝食まで。
青ルートはパラマウントからチャールズSt.を北上し、マウントバーノンSt.で右に曲がって、ちょっと南にくだって、エーコンSt。
オレンジルートはエーコン通りからルイスバーグスクエアに行って、そこのピンクの〇がオルコットが晩年過ごした高級住宅。
ルイスバーグスクエア(公園)の北側を通るピンクニーSt.を東に向かって歩くと、作家オルコットが過ごしたもう1つの家、20歳から3年間暮らした家がある。
ピンクニー通り(Pinckney St.)
公園で曲がってしばらくピンクニー通りを歩く。
朝のゴミ出しの風景もアメリカかぶれのジャスミンにとってはご馳走(笑)。
いいなあ、雨戸。台形の形をした張りだしたバルコニーも素敵。
↑何気ない路地も素敵。
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で、弟(ケイシー・アフレック)が雪かきしてたのもこんな通りじゃなかったかな。
オルコットが1852年から1855年まで暮らした家
えんじ色のドアがかわいい。上の部分がアーチを描いているエントランスもレトロでいい味〜。
新聞もたくさん(笑)。今は一般の方が暮らしているので、公開はされていないけど、ちゃんと記念碑も壁に貼ってある。
晩年もまた戻ってきてビーコンヒルに住んだオルコット。
よっぽど気に入ってたんだろうね。この街の雰囲気はそうなりそう。
「若草物語」の時代のワンピースって小花柄だったり、クリーム色のふんわりしたロングで憧れてたなあ。
スカートの中に履くズボンみたいなのも履いてみたかった。
ここはジャスミンだけ満足して、終わり(笑)。
ボストンに行ったらぜひ行ってほしい、ビーコンヒル
ボストン最終日は、見事な青空。
私の計画した通りに、散歩する日はちゃんと晴れてくれるのでありがたい。
犯人が逃げる鉄骨の非常階段。
ここを降りてみたいなあ!
ブラピが犯人を追いかけてゴミ箱に落下する・・・『セブン』を思い出してる・・・。
『プリティウーマン』でリチャード・ギアが迎えに来て、ジュリア・ロバーツが降りて行く階段。
『セブン』『プリティ・ウーマン』
大好きなレンガ造りを、堪能しまくった3日目の朝でした。
次回は、『テッド』と、『グッド・ウィル・ハンティング』の公園、パブリック・ガーデンです( ̄▽ ̄)。お楽しみに。
旅メモ (BOSTON・NY2018#32)
@JUN/29/2018(FRI)
★Charles .St.
★Mt. Vernon St.
★Acorn St.
★Pinckney St.
★Louisburg Square
旅のスケジュール
07:40「The Paramount」を出る
07:55 Alcotteが晩年暮らした家の前 Louisburg Square
08:00 Alcotteが20歳から3間暮らした家
08:10 Public Garden
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