よみがえる閉ざされた時代の中の異国情緒(長崎・軍艦島2019#3)

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

暑いけど、出島のそれぞれの建物は冷房が効いているのもあり、とっても楽しく過ごせたのも良かったです(笑)。

ずーと雨で寒いくらいの7月だったのに、この日は雨がまったく降らず「真夏日」になったのが辛かった(^^;。

晴れてくれるのは嬉しいけど、冷夏に慣れきったカラダが悲鳴をあげた(笑)。

上の写真の手前の建物は「ヘトル部屋」。

商館長次席ヘトルの住まいで、ミュージアムショップやトイレがあります。

隣の青銅色の三角の階段が印象的な建物は「カピタン部屋」といい、オランダ商館長の邸宅。ヘトルの上司の家ってこと。

上司の家の隣に住むの、イヤじゃない?(アホ)

  【前回の記事】「出島で欧米かぶれの血が騒ぐ(長崎・軍艦島 2019#2)



出島の全体図

@出島パンフレットより

⇧出島の全体図。緑の矢印から入るのが電停に近い「西側・水門ゲート」。赤い〇が一番蔵から三番蔵まで。

黄色い〇はオランダ商館長の家、「カピタン部屋」なのだ。

一番蔵・二番蔵

砂糖などを納めていた「一番蔵」(手前)と染料の原料となる蘇木などを収蔵していた「二番蔵」(奥)。

ここの広い和室の壁紙も好みでした♪

こういうの、大好き。

私も、送別会の色紙などを頼まれた時は、こういうつる草がついた花を周りに書いてました( ̄▽ ̄)。

壁紙がほんと味があってキュート。

⇧一番蔵の裏口に出ると、裏からも二番蔵や三番蔵に行けるようになってる。

出島に住んでた外国人は、向こう側に見える鎖国下の日本をこんな風に見てたんだね。

だいぶ埋め立ててしまって出島はもう陸地と化してるから、目の前は川に見えるけど、昔は海だったのねえ。

前に来た時は壁しかなかったのに、これは嬉しい。

長崎は何度も来てるけど、出島に来たのは、本当に久しぶり。

⇧二番蔵に入ると、出島で取引された貿易品が展示されてます( ̄▽ ̄)。

 

コンプラ瓶

東インド会社などを通じてヨーロッパへ醤油や酒を輸出してた時に運搬用に使った瓶なんだって。

主に「波佐見」で焼かれてたらしい。すごいねえ。九州の焼き物がヨーロッパに醤油を運んでたんだね!

今の波佐見焼にも面影残してるね。私も波佐見焼の白地の焼き物が大好き。

これを欲しい・・・と思ったら、同じことを考えてる人もいるようで・・(笑)。

amazonで買えるようです(もちろん似せたモノです)

感器工房 和山 コンプラ瓶セット (化粧箱入) S (瓶1&カップ1) 63087

ああっ!!「VOCだ!!」

う、嬉しい♪ 東インド会社※のロゴを嬉しがる女も珍しいでしょうか?笑。

※「VOC」はオランダ東インド会社の略。最初は東インドにおける香辛料貿易のために設立されたが、植民地経営も目的だった。ヨーロッパの列国ごとに東インド会社が作られた。

『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』でイギリス軍の船で提督が紅茶を飲んでる時のティーカップにも「VOC」のロゴがあって嬉しかったのです( ̄▽ ̄)。
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト』
世界史が好きなので、こういうのに弱いのだ( ̄▽ ̄)。

⇧べっこう細工も輸出品だったのねえ。

19歳の時に友達と2人で長崎に来て、出島に車停めて路面電車で周って戻って来た時だったかな、タクシーのおじさんが話しかけてきて、「眼鏡橋まで安くするから乗っていかないかい?」

確かそういう言葉を言って、なぜか乗ってしまった。(日本だからいいけど)

行き先が眼鏡橋だったと思うけど、目的地に着いたらおじさんまでタクシーから降りて私たちを1つのお店に案内した。そこが「べっこう細工の店」。

「ここはすごくいいから、サンゴのネックレスなんかも安くしてくれるよ」と言った。

高校卒業して1年くらいの10代の頭でも、そのべっこうやとタクシーのおじさんが裏でつながっているのは悟れた(さすが、映画かぶれ)。

なので白けてさっさと店を出た。

もうちょっとお金があるやつを誘えばいいのに(笑)。

・・・という思い出がある(笑)。どんな思い出や(笑)。

二番蔵の隣にある三番蔵には、砂糖を貯蔵してある。こういう樽、シビレる!!

海賊船や、大航海時代に憧れる私に取って、こういう樽がたくさん積んであるって妄想しただけで嬉しいのだ。

⇧三番蔵を表通り側に出ると、正面に「カピタン部屋」。オランダ商館長の家です( ̄▽ ̄)。

この青銅色って、家に塗るとカワイイんだねえ。

さて、この中では体験コーナーがあります!

私とK氏もオランダ商人になったつもりでちょっとした体験をやってきました( ̄▽ ̄)。 

その話は次回。またすぐ書きます♪お楽しみに。

⇒【次の記事】貴族の娘になりきる私と、K氏のおなか秒読み(長崎・軍艦島#4)





JUL/16/2019(Tue)(長崎・軍艦島 #3)

@長崎 出島  

【OPEN】8:00~21:00(最終入場20:40) 

※18:00以降の入場は中央・表門メインゲートのみ

【休園日】年中無休

【入場料】大人510円 高校生200円 小・中100円

@googlemap

旅メモ

@長崎 出島

一番蔵⇒二番蔵⇒三番蔵




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