こんばんは!ジャスミンKYOKOです!
今日は、健康診断の後、『ファースト・マン』を観に行ってきました。
いやあ。よかった。
映画の会のOさんが「たんたんと2時間半」とか言ってたので、どうかな^_^;面白くないかな・・・と不安になってたけど。
アメリカかぶれにとっては、たまらないアメリカの黄金時代。
出展:https://www.tempastation.com/entry/movie_firstman
SF映画にはトキメかないけど、ケネディが提唱した「アポロ計画」は大好きなのです。
だから、NASAにも行った( ̄▽ ̄)。
とどまることを知らない、映画とアメリカかぶれのミーハー魂。
2時間半、わたくしジャスミンは退屈しませんでした~
もくじ
アメリカの宇宙においての成功を描いたものではなく、一人の宇宙飛行士の人生を描いたドラマ
出展:https://front-row.jp/_ct/17245538
ライアン・ゴズリング演じるニール・アームストロングは、テストパイロットから、アポロ計画の前身のプロジェクトである「ジェミニ計画」に選ばれた。
まだ見ぬ宇宙に命をかけて飛び出そうとしている宇宙飛行士たちの苦悩、前人未到の挑戦への世間の批判や反応が、家族とのやり取りを中心にアポロ11号での月面着陸成功までを描いていく。
人類初の月面着陸を果たしたアメリカの偉業を中心とした話だったら、私も面白くなかったかもしれない。
その時代のアメリカの日常、社会背景(ベトナム戦争、ラブ&ピース運動、黒人差別)、ニール・アームストロングの人生に焦点をあてていたから、私は楽しめたんだろうなあ。
まだ幼かった娘の死。
そのことを何年経っても誰にも一言も語ることができないニール。
仲間や家族への思いが強すぎるからこそ、失った悲しみに絶望し苛立ち、八つ当たりしたり無気力になったりして、周りの人々をしばし混乱させてしまう。
宇宙の魅力に憑りつかれて、人類初の偉業にワクワクしながら邁進するという部分は見当たらず、どことなくいつも冷めている感じ。
ここまで来るのにいっぱい失いすぎて、もう目の前のことだけをこなすだけの日々。
だからこそ、冷静に任務に取り組めたのかもしれないんだけどね。
ニール・アームストロングは、月面着陸成功の後、政治進出などの華やかな誘いをすべて断り、宇宙開発やこれからの宇宙研究の方に尽力したそうだから、とにかく浮かれた人じゃないのがわかる。
結構、いろんなキャストが出てて、嬉しかった
↑宇宙飛行士の1人エドにコリー・ストール。
ニールとはまったく真反対の性格の人間で、アメリカ的なリップサービスの持ち主の役。
『フライト・ゲーム』で、リーアム・ニーソンに鼻をへし折られます(笑)。
『ダーク・プレイス』でもシャーリーズ・セロンと共演してた♪
出展:http://mypace-night.net/manchester-by-the-sea-kansou
↑NASAのジェミニ、アポロ計画のチームの要となってアドバイスをするマネージャーのような元宇宙飛行士ディーク。
ニールの妻や宇宙飛行士たちの家族の気持ちをいつも気にかけているリーダー。
カイル・チャンドラーが演じている。この人大好き。絶対いい人だよね、いつも。
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で素敵なお兄ちゃんだったもんね~✩
出展:https://twitter.com/aya_celeb_birth/status/1019059335148724224
↑ニールと家族ぐるみの付き合いになる宇宙飛行士バズをジェイソン・クラーク。
悪役がよく似合うんだけど、今回はいい役でした。
『ターミネータージェネシス/新起動』では、まさかのジョン・コナー役だったので、イヤだったけど(笑)。
ビン・ラディン暗殺極秘作戦を描いた『ゼロ・ダーク・サーティ』では、上のカイル・チャンドラーと上司と部下で共演してたね( ̄▽ ̄)。
狂気にならざるを得ない、中東のCIA職員がうまかった!
出展:https://twitter.com/hashtag/
↑『ゼロ・ダークサーティ』のカイル・チャンドラー(左)と、ジェイソン・クラーク(右)。
奥さんのジャネットの魅力と、周りの60年代の雰囲気がたまらない
出展:https://www.cinra.net/news/20190108-firstman
↑ニールの任務の様子をラジオで聴くジャネット(クレア・フォイ)。
まだコンピューターが世の中に普及しておらず、精度の低い機械の時代に宇宙に行くなんて怖い!!
宇宙飛行士の家族は、実験でも死ぬかもしれないのし、毎日ハラハラして過ごすんだよね。
なかなかこのジャネットみたいに毅然としてられないよね。
夫の身も心配だけど、この時代の女性はシングルマザーで生きていくのは結構大変だろうから生活の不安も抱えて見守るなんて、辛いよね。
しかし、あの挑戦がなければ、今の宇宙開発、GPSはない(^▽^;)。
ニールが言ったあの有名な言葉。
「これは1人の人間にとっては小さな1歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
本当にすごい飛躍の1歩だよね。
この『ファースト・マン』のジェミニ計画の前の段階の「マーキュリー計画」を描いた、『ドリーム』を観といてよかった♪
色んな映画を観てると、それ同士がつながって歴史がわかるからいいよね( ̄▽ ̄)
『ドリーム』のラストあたりにコンピューターIBMが登場するけど、まだまだ大きくて故障も多かった。
ニールが何回もロケットに乗る度に、計器類が少しずつよくなっているとこまで、描いているのがすごいです。
オレンジや黄色のカラフルなノースリーブのワンピースや、60年代のレトロな家具がかわいいの。
宇宙飛行士の家族同士のホームパーティもたまらない!
一番、キュンと来たのは、ニール夫妻がNASA近くの宇宙飛行士たちの社宅?に引っ越して来た時、先に来ていたエド(ジェイソン・クラーク)の奥さんパットが挨拶に来るところ!!
焼きたてのクッキーを持って、「フロリダへようこそ!とは言っても1週間先輩なだけだけど(笑)」。
最高!!
私の憧れの、「アメリカの引っ越しのご近所挨拶」(アホ)。ツボでした( ̄▽ ̄)。
アポロ11号の発射シーンは興奮した!
出展:https://www.omegawatches.jp/ja/stories/omega-in-first-man
キャー!!
撮り方もすごくて、コマンドモジュール(アポロ宇宙船の3人乗りの帰還のための司令船のこと)の揺れ方が尋常じゃなくて、ほんとリアル!!
ああー!!サターン号が!!もう私の脳内はポルノグラフィティの歌と、フロリダの記憶が充満!
↑サターン号とNASA(ケネディ宇宙センター)とわたくしジャスミン( ̄▽ ̄)。もう嬉しくてたまりませんな顔。
↑実際に飛ばしたロケットがたくさん展示してあります♪
サターンVと!!ニールたちを乗せてここから人類初の月面へ!
とにかくデカイ!!!あーこの映画観てから行ったらもっと楽しかったのになあ!
右側にはアポロ11号のマークが。
また行きたい!!
↑発射台。ここからサターンVもスペースシャトルも飛び立ちました( ̄▽ ̄)。
ケネディ宇宙センターは、気が遠くなるくらい広いです。見ているここもその敷地だからね(・_・;)。
さすがアメリカ。
私が行った日は、あの野口さんが乗ったスペースシャトルが、着陸したところからここに飛行機の上に乗せられて戻ってきたのを見ることができたのだ!!なんてラッキー!!
スペースシャトルが乗る飛行機ってどんだけデカイんだ!
↑ワシントンDCにあるスミソニアン博物館にあるアポロ11号のコマンドモジュール!!
狭いよね!!こんなのに3人が入って飛ぶなんて!
これにニールたちが!!!
なんだかんだ宇宙モノにはミーハー魂で行っております(笑)。
↑同じくスミソニアンの、「月の石」!!
↑こんな小さい石なんだけどね(・_・;)(三角の部分)。
でも、わたくしジャスミンは月の石を触った女なのだ!!!(笑)。むふふふ
アメリカが掲げた壮大な夢「アポロ計画」の陰の部分もこの作品で見てほしい
最後は、私の旅行記みたいになっちゃったけど(笑)。
映画を楽しむために旅をし、旅するために映画を観てるような私の写真が、こうやって映画のレビューでみんなが連想しやすいように役立つのが嬉しい。
アポロ11号が月面着陸して今年で50年。
全世界であの映像が流され、彼は一躍時の人となった。
歴史上では、華やかな一面しか知らされていないけれど、「税金を無駄に使うな!」などと大衆から批判を浴びたり、記者たちの矢面に立たされたり。
批判は政治家に浴びせればいいのに、命をかけてミッションをやり遂げようとする彼らに来る。
新しいことをやる時は批判はつきもの。
彼らみたいに命を懸けなくていいものなら、すぐに挑戦した方がいいと思わせてくれる映画でもある。
ぜひ。
映画『ファースト・マン』のキャスト
@『ファースト・マン』(2018 米)
ジャネット・アームストロング・・・クレア・フォイ
エド・ホワイト・・・・・・・・・・ジェイソン・クラーク
ディーク・スレイトン・・・・・・・カイル・チャンドラー
バズ・オルドリン・・・・・・・・・コリー・ストール
【2019】 ジャスミンKYOKO 映画私的ランキング
1位・・・・『クリード2』
2位・・・・『ファースト・マン』
3位・・・・『マイル22』
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