早くも退屈そうなK氏と楽しくてたまらぬジャスミンとの温度差。フリーダムトレイルツアーその②(Boston・NY#16)

こんばんは。ボストンのレンガの街並に惚れています。ジャスミンKYOKOです。

今回、「ケネディ生誕100年」の年にボストンに行けてよかったと思っています。だからって特に街がケネディ一色になるとかはないんだけど、自分の心が違うよね。( ̄▽ ̄)デレデレしてしまう。

フリーダムツアー前半の簡単な英語でつまづいたK氏は、お兄さんの話を必死に聞き取ろうとするでもなく、私たちの団体よりちょっと離れてついてきています(笑)。

早くも「退屈オーラ」を発している(笑)。それとは反対に、わたくしジャスミンは、アメリカ人の観光客と一緒にその歴史の軌跡をたどるというだけで楽しい。

何しろK氏とあきらかに違うのは、前もって、周る史跡の歴史を勉強してきているということ(まあ、ブログに書くためでもあったけど)。

お兄さんの英語はわからなくても、「あーここで、あの事件があったのねえ」とこの建物が何なのかを把握してるから楽しめる。

早くツアーが終わらないかな?感満載のK氏に、楽しめるように次の史跡に着く度に説明してあげてたけどね(;^ω^)。効果なし。

フリーダムトレイルツアーの前半の記事




ダウンタウンからノースエンドの方角に向かいながら 史跡をめぐる

7)オールドコーナー書店(Old corner Bookstore)

ダウンタウンからノースエンドにゾロゾロと連れ立って歩く。この辺は近代的なビルが林立してる街の中心部。そこにひっそりと昔ながらのいでたちでオールドコーナー書店はあった。

1700年代、薬剤師の住居兼店舗、つまり薬局からスタートし、1800年代にはアメリカの筆頭の出版社「ティクナー&フィールズ社」のオフィスになった。

そのオフィスの名前が「オールドコーナー書店」(ネーミングがオシャレ)。アメリカを代表する文学者が集まり、サロン的な役割もしていたらしい。いいねえ!!

文豪の名前をあまりたくさん知らなくても、そういうところについ行きたくなるのよね♥

ヘミングウェイの作品なんて読んだこともないくせに、キーウエスト(アメリカ最南端の島)で、彼が住んだ家にまで行く人だから♪。ようするにミーハー・・・(笑)。

 

↑青いリュックの集団は中学生かな? フリーダムトレイルツアーもこんな風に街中を歩いていきます。建物群が素晴らしい。

スピードはそんなに速くないので、大丈夫。この日は、猛暑じゃなかったのでまだよかった(^^;。

 

8)オールドサウス集会場(Old South Meeting House)

ボストンで2番目に古い建物。独立への道を選択したアメリカの先人たちが、ここで連日議論を交わした場所。

 

9)旧州議事堂(Old State House)

1798年に現在の建物(フリーダムトレイルで2番目に周った所)に移転するまで、ここが州議事堂だった。

独立戦争が勃発するまでは植民地政府が置かれていたが、アメリカ独立後は、ここにコモンウェルス(今のマサチューセッツ)州政府が置かれたのだ。

ボストン最古の建物で、今は建物の中は、独立に関する資料館になっているらしい。

やっぱりいいなあ。ボストンは、イギリスが最初に入植したところだから、イギリス色が強いのよね。私はアメリカの次にイギリスが好きだから、このレンガ色の建物はたまりません♥。

自撮り棒にまだ慣れていないK氏(笑)。議事堂の全体が入っていません(^_^;)。

 

屋根の上にあるライオン(左)とユニコーン(右)の像は、英国王室の象徴だったため、独立宣言が読み上げられた時に燃やされた。もったいない!(笑)。

でも、「やっと英国から独立した!!」って気分が高ぶったらやっぱりするんだろうなあ。

今、あるのはレプリカなんだって。先祖はイギリス人でも、何世代か交代するうちに母国とは思わなくなってくるんだろうね。「生まれたとこがふるさと」だもんね。

 

9)ボストン虐殺地跡(Boston Massacre Site)

ここは、独立戦争へと向かう発端となった事件が起きた場所。記念碑の1つ1つがカッコイイです。上の旧州議事堂前の小さな広場にある。

度重なる重税に苦しんだボストン市民と、英国軍の間でささいなことで口論となり、にらみ合いが続いた。

忍耐の限界に達した英国兵が発砲し、市民が5人も犠牲になった。モニュメントの星は犠牲となった市民の数。

この事件をきっかけに植民地政府と市民との間の亀裂は深まっていく。

どこかでずっと我慢していると、後のち膨大な力になって爆発するんだろうね。この独立戦争を知ったフランス国民も革命を起こしちゃったしね。

圧政も高圧的な上司も同じだよね、好かれることはない(笑)。あー世界史、好きだなあ。世界史を知ると、人間界の法則もわかるし♪ ・・・その割には器用に生きれていないが(笑)。

フランス革命は、ぜひ、「ベルサイユのばら」を読んでくだされ♥。オスカル(主人公のフランス近衛兵)にときめいて、フランス革命の歴史も分かるという優れもののマンガです♪
『ベルサイユのばらで読み解くフランス革命』これは本です
『ベルサイユのばら 完全版』これは漫画です

 

10)ファニュエルホール(Faneuil Hall)

ここは、裕福な貿易商ピーター・ファニュエルが、寄付したホール。

ここで独立運動への演説が何回も行われた。昔は2階建てだったらしいけど、「ボストンの大火」で焼けて、再築して3階建てになったらしい。

お兄さんのヒゲが濃くなった気がする(笑 そんな訳ないだろ)。

ここの屋上には風見鶏ならぬ、風見バッタがあって、お兄さんが「グラスホッパー(バッタ)」と言ってるのは聞き取れたので満足(笑)。

 

K氏待望?フリーダムトレイルツアー、終了

このファニュエルホールの前で、ツアーは終了し、ここで解散。

お兄さんの挨拶とみんなの拍手があって、みんな笑顔で「いい旅をね~」と言いながら別れた。

台湾の女性からは「ぜひ、一度台湾に行ってみてね~」と言われ、「そのつもりです」と返した。ふふふ。現地のツアーに申し込むと、こういう交流が生まれるのがいいよね。

「えっ KYOKOちゃん、終わり?終わったの?」嬉しそうな顔でK氏が尋ねる。そんなにイヤだったのかよ・・(^^;。

私としては本当のフリーダムトレイルの最終地点、チャールズタウンまで行きたかったんだけどね。チャールズタウンは、映画『ザ・タウン』に出てくる、強盗頻発の街。ボストン北部の街だ。

 

↑この地図の赤い部分がチャールズタウン。ここの「バンカーヒル記念塔」が、フリーダムトレイルの最終地。

映画『ザ・タウン』で強盗グループのリーダーのベン・アフレックが住んでいる場所が、「チャールズタウンのバンカーヒル」なのだ。

『ザ・タウン』
自分で行くのは怖くても、ツアーでなら行けそうやん?とヨコシマな考えを持っていたのだ(笑)。そうかあ、やっぱり、途中で終っちゃうのかあ。

2時間以上のツアーになるからなのか、それともやはり治安のせいもあるのかもしれない(T_T)。ぐすん。

内心、ガッカリしたけれど、まあ、いいか。そんなことを考えていると、K氏はツアーのことなんかもうすっかり忘れて、広場であってたダンスのパフォーマンスに見入っていた・・・。

↑結構おなかが出てる人ばかりなのに、高パフォーマンス(笑)。

次回は、ジョン・F・ケネディが常連だった、「ユニオンオイスターハウス」でロブスターを食べるの巻です。お楽しみに~。

フリーダムツアーの詳細やツアーで周る史跡をもっと知りたい方はコチラの記事

次回のユニオンオイスターハウスの記事⇩




旅メモ (ボストン・NY2018#17)

@JUN/27/2018(WED)

★ウォーク イントウ ヒストリー ツアー(Walk into History Tour)

↑正式名称

大人14.7$ シニア12$ 子供(12歳以下)8$

毎日11:00~16:00の毎時出発

12月~4月は、11時、12時、13発のみ。

所要時間:1時間半

※チケットはボストンコモンの観光所で購入、そこからツアースタート

フリーダムツアーの詳細やツアーで周る史跡をもっと知りたい方はコチラの記事

旅メモ

15:00 ボストンコモンの観光案内所でチケット購入

15:05 ボストンコモン散策

15:30 フリーダムトレイルツアー開始

16:15 ボストンラテン学校前

17:00頃 ファニュエルホール前解散




 

 

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