こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
京都で、あんな桜満開で、しかも人が少ないのは、もうあの時(2022年4月初旬)しかなかったのかもしれない。
そう思うと失敗したなと思うのが、「伏見十石舟(ふしみじっこくぶね)」の予約を取っていなかったこと。
さて、無事寺田屋のリベンジも果たし、大満足だったが、宇治を出るときから掛け続けている「伏見十石舟」の電話がずっと話し中でつながらない。
「伏見十石舟」は、予約しようかどうか迷ったんだよね。予約可能とは知っていたけど、時間が1時間に2本~3本運行で、意外に本数もまあまあある。
本数もあったのと、予約してしまうとその時間に縛られてしまうから躊躇してたのだった。
寺田屋からほど近い場所を流れている濠川(ほりかわ。宇治川の支流)を、桜並木の中、舟で通ることができるという観光スポットだ。(⇧写真の橋がかかっている川)
宇治もゆっくり観たいし、K氏のおなかがいつすくかもわからんのもあり、予約はやめておいたのだ。(定時にごはんを食べないと観光継続が難しいパートナー)
電話がつながらないとこをみると、予約しようとしてる人の電話が多いんだろうな。
それもしかたがない気がする。
桜はこの通り、超満開で、しかも天気が抜群にいい。
この濠川沿いを含む伏見地区は造り酒屋が多く、昔ながらの蔵や建物が多いのも魅力みたい。
まだ外国に行ったことがなかった欧米かぶれの頃は、日本のこういう建物の良さなど、みじんも感じていなかった笑。
だから、中学で修学旅行に京都に来た時は「寺巡り」におおいに不満だった。
しかし、一度海外に出てだんだん大人になるつれ、京都の良さがわかってきて、今は寺も神社も桜も蔵も大好きである笑。
この「伏見十石舟」は、江戸時代淀川から酒や米、旅人を運ぶために生まれた舟。
「十石舟」は20人乗り(3月~12月)で、「三十石船」は、30人乗り(11月のみ運行)。
電話がつながらないので、この先にある「伏見十石舟」の乗り場に、散歩がてら直接行ってみることにした。
寺田屋から徒歩5分で乗り場に着く。
景色がとにかく美しい。
K氏が宇治での茶蕎麦が少なかったので、「お昼はどのへんで食べると?」と、とうとう言い出した。
寺田屋でそれを言うと鬼のように怒られるから、出てから言ったようだ笑。(その理由は前回の記事で)
ご飯を食べるにしても、もし「伏見十石舟」の枠があるなら、予約してから、向かいたい。
桜が細い水路に覆いかぶさるように咲いている。
ああーーーーここを舟で通ってみたかった。
堤防から降りると、「十石舟」乗り場。
階段を降りていく。
⇧乗り場まで水路沿いを歩く。この人たちはもう予約した人なのかなあ。
⇧「十石舟」乗り場到着。
受付のお姉さんに聞いてみるも、今日も明日も完売だそうな(泣)。
や、やっぱりか・・・。
柳の緑もきれい。
ちょうど今から次の十石舟が出るところだった。いや、戻ってきたのかな。
いいなあ・・・。
しかし、乗れなかったってことは、また京都に来る理由があるってこと。
またこんな桜満開で青空の日に来たい。
⇧写真撮影用なのか、運行とは別の一艘の十石舟が水路の真ん中に置かれている。
まるでこっちに向かってきてるように撮れたでしょ?♪
桜は古木になると、幹が黒くなって、花びらのピンクがより映えるからいいよね。
いつか、桜の季節に絶対乗りたい、「伏見十石舟」。しみじみと桜と水路を観ていたら。
「もう、満員けん、いいやん、早くごはん行こ!!」
・・・・やっぱりイラッとするわ、こいつ・・・。
今日の観光名所 「伏見十石舟」 京都府伏見区
@伏見十石舟 10:00~16:00
大人1,200円、子供600円(小学生以下)
往復50分