ひゃああ 最高だった!
いやあ映画の会に来てくれる H・Aさんが
絶賛するのもわかるなあ!!!
登場人物は少なく、
ストーリーも超シンプルなんだけど、
ああ そっか そうだったのか!!!というのが
いっぱいあって 面白い。
江戸時代、
関が原の戦いで西軍(豊臣側)についた大名は、
外様(とざま)大名として
領地を少なくされて、
幕府から遠くに配置されたりしてた・・・
・・・とは習ったものの、
その家臣たちが、石高が減った城主から、
困窮のため、暇を出され、
路頭に迷う者がいっぱいいたとは、
教科書には載ってなかったなあ・・。
武士であるがゆえに
困窮しても 商売の才能はないし、
暮らしがきつくても
剣を売るのは プライドが許さない。
トム・クルーズと渡辺 謙の映画「ラストサムライ」は、
江戸から明治へと
代わる時に
帯刀、まげをなかなかやめることが
出来ない武士を描いてたけど、
この映画は まだ江戸初期。
太平の世になり
「武士」そのものに価値がなくなり始めた時代。
それでも 「武士道」にしがみつく
必要があるのか???
生活に疲れた武士が
死に場所を求めて、各地の代官所に
「切腹させてくれ」と懇願するようになる。
瑛太や、海老蔵扮する下級武士も
その一人。
貧しくても 愛する人と
小さな幸せを
かみしめていこうとしていたはずだった・・。
瑛太の切腹シーンがものすごい。
貧しさのため、刀を売って
ダミーの刀を
竹で作って さやの中に入れていたのを
役人は、気づいていながら、
嫌がらせで
その竹で切腹させるのだけど、
竹だから 切れないし、
何回刺しても なかなか死ねなくて
苦しんでるのに
いつまでも介錯(かいしゃく。首をはねること)をしてくれず、
もだえ死にする姿は ほんと ひどい!!
ストーリーはこれ以上話すと
面白くなくなっちゃうので
やめとくけどね
武士の「面目」とは。
さすが歌舞伎の海老蔵さん♪所作がきれい♪
江戸の上級役人に問いただします♪
ああー 坂本龍馬の同士、
武市半平太が処刑される時に
土佐藩主 容堂公に 最後の抗議をする時を
思い出したわ・・!!(泣)
わたしとしては、
最後の見せ場の海老蔵の立ち回りシーンが
ちょっと長すぎたのと、
1人対100人くらいで 全然斬られないのは、
「暴れん坊将軍」を思い出して
ちょっと 不自然だったから あれはない方がよかったかな(笑)
瑛太と満島ひかりが まんじゅうを分け合って
食べてる時、
わたしもチョコを食べながら見てて
「あーーーチョコ 食べれるって幸せなんだよなあ」と
すぐに 影響受けて
残りを オーナーK氏と 子供にとっておいた(笑・・単純な人)
翌日には その気持ちをすぐ忘れるくせに・・・。
一命。
いいですよ♪
ぜひ、見てください♪
元気を吸い取られるので、元気があふれんばかりの時に
みてね(笑)
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@一命 (2011 日本)
津雲 半四郎・・・・市川 海老蔵
千々岩 求女・・・・瑛太
美穂・・・・・・・・満島 ひかり
井伊家の家老・・・・役所 浩司
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