こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
今回の過去の海外日記は、1995年9月末から10月始めに行ったアメリカ大陸を縦断した旅の話。
私の海外履歴の中で今でも一番インパクトに残る楽しい旅である。
だって、初めてのアメリカの旅だもの!!!
この頃は、周りの女子は海外と言えば、ヨーロッパに行きたがる傾向。
でもね、私はアメリカに行きたいんじゃ!!
「アメリカ??嫌だー 銃で撃たれるよ!」
「そんなしょっちゅう銃で撃たれてたら、アメリカ国民は今頃半分になってるよ」
「日本で暮らしてても石けんで滑って死ぬことあるんだから、アメリカに行って銃で撃たれても石けんよりいいじゃない」
などと、説得を試みるもどうもいかん(説得の例が悪いのではないか?笑)。
いかん。こりゃ女はダメだ。
しびれを切らした私がやったこと、それは男友達と行くこと!!
長い間、理解されることはないと思い黙っていたが、このアメリカ縦断の旅は男友達と行ったのだ。
(26年前。住んでたのは田舎。男と行く→そういう関係と思う風潮笑)
男子は話が早い。 雄大なアメリカに憧れを抱いてる者多し。
最初は3人で行くはずだった。
でも1人が急に仕事の部署異動で休みが取れなくなったのだった。
どっちかというと、その行けなくなった方と仲良かったので、困った。
しかし、もう休みは取ってある。行くしかない!!
1994年に開港したばかりの関空から行く海外にワクワク♪
この旅行で使ったのは、abロード※で見つけた、「全米4都市周遊」航空券、89,000円!!
※ab(エイビー)ロード・・・当時リクルートが出してた旅行会社の商品カタログ本。
アメリカの4都市を自由に組み合わせていい上に破格の安さだった!!
この旅は、アメリカのミシシッピ川沿いに北上するという縦断旅行にしたのだ。
一緒に行く友達がジャズやカントリーミュージックが好きだったというのもある。(ミシシッピ川沿いはアメリカンミュージックのルーツが多数存在する)
私は、初のアメリカに行くのなら、NYさえ行ってくれれば後はどの都市でもOK!!(さすがアメリカかぶれ)
この格安航空券は、アメリカに入る時と出る時は必ずロサンゼルス空港で乗り継ぎが必須なもの。
⇧関空からロサンゼルス国際空港までひとっとび!!
着いた!!着いた!!アメリカだ!!
「あーーーーキアヌが!ここをバスで周回したのよ!!」(行く前の年に観たばっかりで大興奮)
友達はまったく興奮してなかったが、私はロサンゼルス空港の滑走路に大興奮!
※『スピード』・・・キアヌ・リーブス演じるLAPD(ロス警察)のジャックが、バスに仕掛けられた爆弾が作動しないように(減速や止まると爆発)、ロサンゼルス空港の滑走路を使ってバスを走らせ続け、その間に乗客を救出した。
さて、この時初めて格安航空券での自由旅行をしたので、基本がまったくわかっていなかった。
ネットがない時代。情報は「地球の歩き方」のみ。
ヨーロッパ便は、最終目的地まで荷物をそのまま送ってくれるが、アメリカは入り口の空港でまず入国審査と、荷物を一回受け取ってスキャンにかけないといけなかったのだ。
そんなことは知らなかった二人。でもなんか予感がしてターンテーブルに行ってみたら、荷物が出てた!!
よかった。そのままニューオーリンズに自分たちだけ行っちまうとこだった。
ロサンゼルス国際空港から「ニューオーリンズ空港」へ(今の名前はルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港)。
ニューオーリンズに着いたのは夜中。
国際電話がかけられる公衆電話で予約したホテルがちゃんと取れてた!!(その頃は携帯電話なし)
これよ!このアルファベットがあるプッシュホン!!
ここは1泊2,500円くらいだったから、超激安♪
アメリカはこのくらいの値段でも部屋はすごく広いし、ベッドもデカいからほんと、好き。
これから毎日洗濯をしながら、アメリカ縦断をしていくのだ。(バスで縦断するので荷物は最小限にしスポーツバッグ1個に)
この記事を書いてる途中、この向かい側の建物に書いてある表示「BASIN St.(ベイシンストリート)」をGoogleストリートで検索して、ずっと道なりに見ていたら。
見つけた!同じ窓枠!!
⇧私がホテルから見た景色は顕在だった!
⇧しかし、左側を見ると、「La salle(ラ・サール)ホテルはなくなっていた。
この向かい側の建物はコンドミニアム(キッチン付きのホテル)だったみたい♪
ハリケーン・カトリーナ※の水害で、なくなってなくてよかった♪
※2005年にアメリカ南部を襲ったアメリカ史上最大と言われたハリケーン。
こういう激安な放浪旅は若い時に行っておくのがオススメ。ほんとに行ってよかった!
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