【アメリカ大陸縦断 ニューオーリンズ】母なるミシシッピにトム・ソーヤーを思う

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

1995年にアメリカをミシシッピ川に沿って縦断した時のお話の続き。

フレンチ・・クォーターを歩いて、「ジャクソン・スクエア」から、目の前に広がるミシシッピの川沿いに出てみた。

私は小学校の時にTVの世界名作劇場※で『トム・ソーヤーの冒険』のアニメを観てから、図書館で本を読み直し、いつかミシシッピ・リバーに行きたいと思ってたんだよね。

※ハウスやカルピスなどが提供していた子ども向けの世界の名作をアニメにした番組。未来の欧米かぶれの温床となった番組笑。

その母なるミシシッピにとうとう来たのだ!!

※『トム・ソーヤーの冒険』・・・・1876年に発表されたマーク・トゥエイン作のニューオーリンズを舞台にした児童小説。1840年頃のミシシッピ川沿いの小さな町を舞台にトム・ソーヤーという少年が、友達のハックルベリー・フィンと繰り広げる冒険の物語。

夢にみたミシシッピと外輪船(がいりんせん)

とうとう来たのね、私!

あのトム・ソーヤーの世界に!

今でもこの世界名作劇場の『トム・ソーヤーの冒険』のテーマソングはフルコーラスで歌える笑。

もちろん、この目の前をゆったりと流れるミシシッピの前でも歌う!笑

「あーーーーーーっ!!」

まんまニューオーリンズの景色がそこにあった・・・・!!

黒人のおじさんが、ミシシッピ川のほとりでサックスを吹いていたのである。

黒人のおじさんとジャズにサックス、ミシシッピ!!

これ以上ない組み合わせに興奮!

早速友達に写真を撮ってもらう。

・・・・おい!!頭が切れてんじゃないかよ、アホー!

パノラマボタンを切り替え損ねた例笑。

よかった、2枚撮ってもらってて笑。(この頃は帰って現像してからしか見れないのでほんとアブナイ)

遠くに見えるタンカーや船のドックも最高♪ 

向こうの橋の名前は「Crescent City Connection(クレッシェントシティコネクション)」

おじさんを色んな角度から撮る。 これこれ!!これが撮りたかったのよ。

「写真撮っていいですか?」の問に「OK」とは言ってくれたものの、アメリカ人的なサービスコミュニケーションは全く無いおじさん笑。

ミーハーアジア人には目もくれずひたすらサックスを吹き続ける笑。

いいわ、この無骨さがジャズミュージシャンよ。

フィルムが焼けて夕方っぽいけど、これは午前中。

早速、観光初日の午前中にいい写真が撮れてテンションがあがる。

そこで、夢にまで観た、本物の外輪船に近づいてみることに。

※外輪船・・・・船の外側につけられた大きな滑車で水をかき出して進む。上流の流れに逆らって進むことができたため、1800年代の交通が著しく発展した。

あふれんばかりの星条旗!

私のアメリカ大陸初上陸を歓迎しているみたい!!最高!!

蒸気船なので、『タイタニック』の映画で聴いたようなボーーーーボーーーーと汽笛が鳴る。

すごい、本物だわ!(感激)

修学旅行で琵琶湖のミシガン(観光外輪船)に乗った時も超嬉しかったけど笑、今回はミシシッピの本物よ!

アニメの『トム・ソーヤーの冒険』にも景色にはいつも外輪船が出てきた。

今は観光用に格好だけこのスタイルで、ディーゼルエンジンの船が多い中、この「Natchez(ナッチェズ)号」は1975年から稼働している現存する蒸気外輪船。

あーーテープを投げたい、投げられたい・・・。

この外輪船の素敵なところは真っ白な船体にところどころが赤に縁取られていて船の名前は濃紺。

もうアメリカの星条旗カラーそのものなのよね!(リビングに星条旗飾ってます笑)。

デンゼル・ワシントンの映画『デジャヴ』では、この外輪船で海軍の新兵たちが船上パーティをしていたところに爆弾が仕掛けられて爆発!!

爆弾には目もくれず、海兵の船上パーティに見とれてた。私も混ざりたい・・・・。

さて、お次は映画『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』にも出てきた、「French Market(フレンチ・マーケット)へ。

ニューオーリンズっ子の台所、市場である。

後ろに見えるのがフレンチ・マーケット

「BUS STOP」にもいちいち感動。 アメリカのバス停はほんと、簡素笑。

しかも手を挙げないと停まってくれない不親切さ。

あの華やかなコミュニケーション能力と、徹底的にシビアな面の両極端を兼ね備えた、そんなアメリカが大好き♪笑

【ロケ地】ニューオーリンズが出てくる映画

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