『ギルティ』耳と想像力で観る映画!面白かった!!

こんばんは!!ジャスミンKYOKOです。

映画の会でも話題になってた、『THE GUILTY/ギルティ』観てきました~。

出展:https://movie.walkerplus.com/mv66691/

すごい!! 耳と脳で楽しむ映画です。

すごく低予算で作られているので、エンドクレジット(製作者や出演者の名前がドドーーっとでてくるアレ)も短い!!( ̄□ ̄)!!

予告編を見てすごく気になってたので、1日の映画の日に行ってまいりました。

この映画は情報を仕入れず、そのまま観に行った方がいいので、ちょっとしか書きません(^▽^;)。

セクション2から下の方はネタばれ記事にさせていただきます。

これから観る人はセクション1まで観て、セクション2からはスクロールしないでくださいね。




セクション1:ストーリー ほんの少し

警察の緊急コールセンターに1本の電話が入る。

それまでは、酔っ払いやヤクでラリっている人からの電話が多い夜。

うんざりしはじめた矢先、その1本を取ったことで、緊張が走る。

電話口の女性は、怯えている様子。

会話の流れで、ピンと来た受電者は、「誘拐?」「yes」

音と声だけで、推理し、彼女を励まし誘導していく。

誘拐事件は解決するのか? 彼女を助けることができるのか。

 

・・・ここまでです(笑)。

日本じゃありえないような、コールセンターの言葉遣いも観ていて楽しいですよ( ̄▽ ̄)。

最後まで緊迫して、面白かったです。こういう新しい手法の映画は楽しい~。

ぜひ、見てください!

 

セクション2:ここからはネタばれです(行く人は見ないでね)

出展:https://www.tadamonkugaiitakute.com/30427.html

(ここからは、ネタばれです)

いやあ、楽しかった。こんな映画、好き~。

去年も『Search』みたいな、ネット画像のみで完結する映画があって新鮮だったけど、この映画もまさしく新しい手法で楽しかった~。

舞台がコールセンターのみで完結(@_@)!すご!!

しかもジャパネットたかだみたいにドデカイコールセンターじゃなく、4人くらい(;^ω^)。

警察の緊急ダイヤルがそんな人数でいいの?と思っちゃう(笑)。

コールセンター4人くらいと、電話をかけてくる声だけの出演者のみなので、出演者も、撮影スタッフも超少なくてすむから、映画が終わった後のエンドロールの短いのにもビックリ。

酔っ払いやヤク中に浴びせる言葉も、日本じゃ言えない感じなので、面白い(笑)。

「そんなの自業自得だろ」とか、「今、忙しいから後でかけてくれ」とかね( ̄▽ ̄)。ふふふ

日本の緊急ダイヤルの人も、たまにはこんな風に言いたいだろうねえ、酔っ払いとか、いちゃもんつけてくる人には(笑)。

北欧の映画っていうのも新鮮だった

デンマークの映画は、あんまり見ないので、「言葉」が新鮮だった。

特に数字の数え方が、英語をかすってもいない!

デンマークは大小の島々がたくさん集まって出来てる国だから、島ごとに緊急ダイヤルがあるのかもしれないけれど、4人というのがちょっと(@_@)ビックリした。

しかも壁一面のGPSのスクリーンはなく、パソコン画面の地図で追う。

パンを食べながら電話を取ってる人もいて、面白い(笑)。

北シェラン島というと、デンマークでも有名な観光地、ハムレットの舞台となったお城がある場所。

そこの地名は知ってたので、「おっ 北シェランかあ」などと思いながら観ていた。

 

受電者の人生も少しずつ分かっていく

人にアドバイスする時や、励ます時というのは、人はみんな自分の人生や経験を切り取って、話す。

だから、誘拐された女性や同僚、上司、被害者の家族と話していくにつれ、受電者の彼の人生も垣間見えて行く。

場面は現れないので、言葉だけで、「ああ こういうことがあって、この人はここにいるのだな」という想像力を駆使しながら観ることになるのだ。

推測しながら観るので、脳はフルパワーに使うことになるから、寝不足では見ない方がいいかも( ̄▽ ̄)。

その1本の電話を取ることによって、彼の人生も変わっていく。

だから映画を観る人は、2つの「謎」を解きながら観て行くのでとても、忙しく、楽しい。

1つは「犯人は誰か?誘拐は解決するのか」もう1つは「お兄さんが何者で、何をしたのか」ということ。

それをこのコールセンターと、音と声だけで表現していくので面白い。

トム・ハーディが車の中の会話だけで映画1本になっている『オン・ザ・ハイウェイ』も面白かったので、あの映画が好きな人にはおススメ。

映像がなく、脳フル活動を考えてか?時間も短くしてあるのも秀逸です。

 

飽きさせず、しかも驚きも用意してくれている

人間の先入観を巧みに利用した、会話劇。

引き込まれてしまう上に、「えーーーーっ」驚きもある。

なんだか、ネタばれ記事にあまりなってないけど(笑)、書きなれてないからかな。

まあ、いいか。

ここまでつい読んじゃった人も、ぜひ、劇場で。

いやあ、今年は、今まで全部面白いから調子いいぞ~

ランキングが毎回迷いすぎて、大変。

これもすごく面白かったけど、マークのかっこよさが勝っちまったので5位(笑)。




映画『THE GUILTY/ギルティ』のキャスト

@『THE GUILTY/ギルティ』 (2018年 デンマーク)

アスガー・ホルム・・・ヤコブ・セーダーグレン

 

【2019】 ジャスミンKYOKO私的映画ランキング

1位・・・・『クリード2』

2位・・・・『女王陛下のお気に入り』

3位・・・・『ファースト・マン』

4位・・・・『マイル22』

5位・・・・『THE GUILTY/ギルティ』

 





 

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