女子の約束とオチのない話「888 HACHIMITSU(ハチミツ)」【ジャスミンKYOKOの煩悩メモ】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

NHK福岡に巡回展で来ていた「光る君へ展」をじっくり堪能した後、バスで天神に戻り、天神バスターミナルへ。

↑天神高速バスターミナルへのエスカレーター。

「光る君へ展」で道長の声を聞いて大満足した私。

女優が「吉高由里子」じゃなかったらきっとハマらなかっただろうな、蒼井優とか桐谷美玲とか、あまり好きじゃない人だったらイライラしてたかも笑。

↑バスターミナルの乗り場。きれいでいいよね。

さて、この日は40年来の親友の誕生日を祝う日(5月半ば)。友達の誕生日は3月だったのだが、私の4月からの仕事に慣れるまで待ってもらったのだ。

いつもは仕事帰りの金曜日の夜にそのまま佐賀に帰りご飯に行くのだが、最近私の帰りの時間が読めないため、土曜日にしてもらった。

実家には15時半頃には着き、友達に17時20分に迎えに来てもらって、18時に予約したここへ。

三日月町にあるフレンチレストラン「888 HACHIMITSU(はちみつ)」。

ちょうど交差点にあるので、佐賀市方面から来ると駐車場に入りにくい。

1階が花屋さんになっていて2階がフレンチレストランになっているのだ。

「よーあんた、こんなオシャレなレストラン知っとったね」と友達が感心して言った。

「そーやろ、映画の会の友達から教えてもらった」

と答えたが、教えてもらったわけではなく、実は偶然知ったのだった笑。

↑色んな色のあじさいがいっぱい♪

映画の会のMちゃんが、他の友達と佐賀まで遠征してご飯を食べに行こうとして、間違って私のいるグループラインにレストランの情報を共有してしまったのだ(ちまたでは誤爆と言う笑)。

そろそろ親友の誕生日のレストランを探さなきゃと思ってた私にとっては、ラッキー!!

「ありがとう!友達の誕生会に使わせてもらうね!笑」

↑2階にあがっても花がいっぱい♪ 階段の壁にも花のアートが。

まだ、18時なので明るいね。

しかしながらそのMちゃんはまだここには来れていない。

調べたら、福岡から電車で来るにはかなり不便な場所にあったからだ。

「KYOKOさん行ったら、どんな感じだったか教えてくださいねー」

なので私が先にレポート。

↑私達が通されたのはゆったりしたソファの席のカウンター。

わーオシャレ♪ 2名で来てもこのカウンターだったら嬉しいよね。

↑このカウンターの前にもカラフルなあじさいがいっぱい。

この日は母の日の前日だったからか、1階の花屋さんにもあじさいの鉢植えがたくさん置いてあった。

昔はあじさいに魅力を感じてなかったけど、品種改良されてゴージャス感が増したからなんか好きになった♪(今も昔も好きな花はバラが1位)

こんな花に囲まれたレストランは、女子が多いだろうな、と思ったら、19時になると満員になりほとんど女子だった(やっぱり)。

ナプキンリング?がゴールドでカッコいい。

友達と、「ここには綾小路きみまろはおらんやろね」と、私の誕生日の時にお互いがまったく話せないほど話しかけてきたシェフのことを思い出して大笑い。

↑1ドリンクオーダー制だったので、オレンジジュースをチョイス。

懸念していた綾小路きみまろはおらず、スタッフもみんないい人で、会話を邪魔されることなく半年分の話題を報告し合って楽しかった。

↑新玉ねぎのキッシュ。

このキッシュも美味しかった♪

この友とは、小学校からの付き合いで、暗黒時代を一緒に乗り越えてきたので、戦友とも言える友達なのだ。

この友達も私のように女友達や後輩に尽くしたあげくに失礼なことをされたり言われたり、振り回されがちなのでお互いどんな風にやられたかの報告会もある笑。

ここで報告し合うことによって、お互いを奮い立たせ、また半年がんばれる笑。

Mちゃんともこの前話していたが、女同士はいつの頃からか、約束がすんなり決まらなくなる笑。

今私が付き合っている友達のレスポンスの速さに慣れすぎてしまっていると、「社交辞令」に気づかなくなる危険があるのだ笑。

↑パテドカンパーニュ。これも美味しかった。

そういやカフェで夏の女子会をした時に(おかず持ち寄り)パテかテリーヌを作って持ってきたお客さんがいたな、あれは驚いた。フレンチレストランではなく家で作る人がいるのか!!

「今度会おうねー」

「いつ? 私は○日と○日空いてるよ!」

女子の約束はその場でしないといつまで経っても実行されることがないから、私はよかれと思ってその場で決めるようにしていたのだが、中にはそれを喜ばない人もいるようだ笑。

完全なる「社交辞令」だからだ笑。

なので私の実行力に恐れおののく笑。

↑このブリオッシュがたまらんくらい美味しかった。焼き立てでふわふわ!!しかもなかなか大きくてパンが後から足りなくなるなんてことがない笑。

バターの皿も紫式部が墨をするスズリみたいでいい♪

↑魚介のパイ包みココット。これもなかなかのボリューム♪美味しい。

約束を決められておののくなら、「今度会おうね」じゃなく「じゃあね」とだけ言えばいいのにね笑。

まあ、それが女社会だ笑。

私は「男の友情」に憧れてきたため、男の間で取り交わされているような行動を女にすると、ビビられる笑。

男の世界は「実行」だ。

↑スズキのポアレ。柚子胡椒ソース。 お皿もカワイイ。

これも美味しかった。

映画の会の仲間はレスポンスの速さ、互いに干渉しない、お互いの好みを尊重する、やっぱり何度考えても最高な仲間である。

この40年の付き合いの友も、レスポンスが早く、すぐ日にちが決まる。

↑こういう個室もある。

私の経験上、「○日と○日が空いてるよ」とすぐさま返した時に

「だんなに聞いてみるね」と言われた時は100%この約束はなかったものとなる笑。

↑「雪室熟成 鴨胸肉のロースト バルサミコソース」。これも超美味しかった♪

映画の会の女子はもともとそうだったのか、それとも映画の内容を聞かれて簡潔にまとめてプレゼンする癖がいつの頃からか身についている人が多いからか、女子に多いオチがいつまでもやってこない話し方をする人がいない笑。

最近そんな人と付き合ってないけど、20代~30代ではよく見かけた、「朝何時に起きて、何をして、何をして・・・」

何の話を聞かされているのか不安になるほど、「本題」までが長い笑。

「面白いことがあったのよ」

最初にそういうからワクワクして聞いてたら。

面白い部分だけを話してくれたら大笑いできるのに、本題に行くまでが長いので、本番になったときにはもう疲れて笑えない笑。もったいない笑。

この日会った友達も会社にそんな女子がいるらしく、隣の席にいるのがとっても苦痛らしい笑。

何にでもオチを期待するつもりはないが、絵日記みたいに何も起きていない君の一日を事細かに話す必要はないだろう笑。

でもそれが成り立っているのが、女子の世界ではあるのだ・・・。私達がマイノリティなのかもしれん笑。

↑ティラミスとコーヒー。

でも世の中には、そんな女がかわいいと思う鬼畜な男子もいるから、どうか、その面白くない話を聞いてあげておくれ笑。私たちに被害が及ぶ前に。

この日頂いたコースは5000円のコース。美味しくて大満足でした。

さて、博多から2時間もかけて行く価値はあるのか?

レストランの雰囲気は最高だし、スタッフもいい。

フランス料理もものすごく美味しかった。

↑カウンターも花を囲んで向き合ってて、プライベート感もあり、素敵なのだ。

佐賀にいるのなら、ものすごくオススメしたいけど、ここの近くに遊ぶところがないからなー。

ここのご飯とセットにするレジャーが難しい。

「清水の滝」の紅葉の時期の竹明かりのイベントの時くらいに行くといいかも。

食事の帰り、花屋さんが友達と私それぞれにカーネーションを一輪持たせてくれた。

素敵なレストランだったなあ。

今日のお店 「888 HACHIMITSU」 小城市三日月町

@888 HACHIMITSU(ヒトサラよりネット予約可能)