追加の梅が枝餅と、九州国立博物館で「古代メキシコ展」【2023太宰府-3】

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

博多の人気占い師、木下レオン風に太宰府天満宮の仮殿を楽しんだ後、梅が枝餅を食べた我々はあまりお腹がすかないので、そのまま九州国立博物館へ向かうことにした。

⇧本殿が改装中の間に披露されている、斬新な仮殿の太宰府天満宮。

そこへ友達が、「ね、太宰府に住んでた友達が一番美味しいと言ってた梅が枝餅やさんにちょっと行ってみたい」と提案。

梅が枝餅ならもう1つ入りそうだ笑ということで、天満宮本殿裏の裏の奥にある「梅が枝餅やさん」へ向かうことに。

裏のモミジやイチョウがとってもキレイ♪

⇧黄色いモミジの向こうにでっかいクスノキがある。

樹齢1500年を超える、すごい歴史を知ってるクスノキ。

えっ。1500年前!?? 523年??大化の改新(645年)より前から生きてるの?この木!!

すごい。蘇我入鹿(そがのいるか)を君、見たの?(ここは太宰府です、蘇我氏は奈良の大和朝廷です)

ここまで育つってことは、周りに「いい気」が充満してるからなのかな。

一番奥にあるトンネルまで散歩してみた。このトンネルを抜けて40分くらい歩くと竈門神社(かまどじんじゃ)に着くらしい。(太宰府駅前からバスで行った方がラクです笑)

このトンネルは自民党の麻生太郎さんの曽祖父が建てたんだって。(へーー!!)

さて、このトンネルを見た後、本殿の方に引き返して、友達のお目当ての梅が枝餅があるお茶屋さんへ。

お茶屋さんの写真、撮り忘れた!!「小山田茶屋」さんです。

さっきの寺田屋さんより、焼色がいい色してるーーー!!

香ばしい!! 寺田屋さんも美味しかったけど、やっぱり梅が枝餅は香ばしいのが好きだわ!

美味しい!!

あんこもたっぷりで、すごく美味しかった♪

天満宮の裏にこんなお茶屋さんがあるの知らなかったな。 

修学旅行生が近くのお茶屋さんにぞろぞろと入って、今から昼食のようだった。先生大変そう笑。

温かいお茶をいただいて、(やかんで自分で注いだ)温まって大満足(この日は厳寒だけど、外で食べた♪)

あー赤い毛氈敷いてあったらもっと雰囲気出たけど、寒いから他の人は私たちみたいに外で食べんよね笑。

太宰府天満宮の敷地からまっすぐ行ける「九州国立博物館」。中に長いエスカレーターがある。

ちょうど雪が降ってきて駆け込む。

このエスカレーターホールの壁に、今までの特別展のポスターが貼ってあるのを観るのが楽しいんだよね。

「これ、行った!!」とか言い合うのが楽しい。

ばあちゃんを連れて行った、「島津の国宝と篤姫(あつひめ)の時代」のポスターもあって懐かしかった。

⇧メキシコ展のチケット2,000円。博多山笠の飾り山がある、九州国立博物館のエントランスホール。

「コインロッカーに荷物預けて観ようよ!」と友達。(100円は返ってくる仕組み)。

このおかげで身軽に観れた♪

2階にあがり、「古代メキシコ展」へ。(写真は全部撮っていいとのことでありがたい)

エジプトの遺跡には小学校の時から興味あったけど、マヤ文明とかアステカ文明などのメキシコの遺跡にはあんまり興味がなかったのよね。

でも最近、旅してる人のブログを読んだり調べてたりしたら興味が湧いてきて、いつかメキシコの遺跡にも行ってみたいと思うようになった。

そこにこの「古代メキシコ展」。行かねば!

「あーーーこれ教科書で見たよね!」とお互い盛り上がる。

私にとって「旅」や「博物館・美術館」は、教科書で観てきたものを自分の目で確かめたいという欲求を満たしてくれるものでもある。

「本物を自分の目で観た!」というのが大事なのだ。

エジプト文明は派手だからそこも気に入っていた。メキシコの遺跡はどちらかというと、日本の土偶みたいに地味だからね笑。

「王家の紋章」のマンガが「エジプト好き」に拍車をかけた。

⇧こういう凝ったレリーフ(石板)は大好き。

このメキシコ展に行ったことで、モヤッとしてた時代系列がわかり、とっても勉強になった。

マヤ文明は紀元前1200年から1600年くらいまで長く続いていて、マヤと同じ時期の短い間に紀元前100年にテオティワカン文明(約600年間)、1300年頃アステカ文明(約200年間)が生まれた。

メキシコ内の違う場所だけどね。

そして、マヤとアステカに16世紀にスペイン人が現れ、黄金を奪って行き文明が途絶えたのねえ。(頭の中は映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』)。


インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

これは、テオティワカン文明の太陽のピラミッドから発掘された「死と再生を暗示する沈んだ太陽 死のディスク石彫(せきちょう)」。

マンガ「ワンピース」のブルックみたい♪笑

⇧後ろは「アナザースカイ」で北斗晶さんが昇ってた、テオティワカンの「太陽のピラミッド」。

「太陽のピラミッド」は、今はもう昇れなくなってるらしい。(月のピラミッドもね)

⇧宮迫?笑 これは副葬品(お墓に入れる宝物)の1つでもある人形。

消失したり(首里城、ノートルダム寺院)、昇れなくなったり(太陽と月のピラミッド、エアーズロック)、入れなくなったりするから、こういう歴史的なものはとにかくなんでも早く行っとかなきゃいけないね。

⇧ぼる塾の田辺さん?笑 マスクしてる感じ笑

「古代メキシコ展」は終了間際だったからか、すごく寒い日だったのにまあまあ入場客が多かった。

展示は文明ごとに分かれていて分かりやすく、壁も赤に塗られてゴージャスな王族の雰囲気が出ててよかった♪

⇧武井壮?笑 これすっごく小さかった!

遺跡の副葬品の中でもアクセサリーって、他の文明と違いがわかりやすいよね。

この石で出来たネックレス重そう・・・。

やっぱりエジプトの絢爛豪華さには敵わないわあ。

⇧羽毛の蛇神(テオティワカン文明)。ピラミッドの四隅の壁にあった蛇の頭の造形物。

⇧お土産ショップでは、無理やりこれをポーチにしていた笑。使いづらそう・・・笑。

ピラミッドの蛇といえば、同じメキシコにあるマヤ文明のチチェン・イッツァのピラミッドの蛇の方が有名だよね。

そのチチェン・イッツァの名物は「ククルカン(蛇神)の降臨」という、春分と秋分だけ日光の影によってピラミッドに蛇の体が現れるという現象なのだ。(頭だけは蛇の彫刻、体は日光で出来た影)

あの時代に春分と秋分の日光の角度を計算してピラミッドを建てることが出来た、ってのがほんとすごい。

⇧ロンドンブーツの亮さん?八村塁?

色んな人に似てる土偶笑。

「ククルカンの降臨」はいつか見てみたいけど、年に2回しかないのでその時は世界中から観光客が押し寄せるから大変そうだ笑。

⇧「ククルカンの降臨」が名物のチチェン・イッツァ遺跡のエル・カスティーヨのピラミッド。階段の一番下が蛇神の頭になってます。

⇧鳥の形の土器。

これ、お土産になりやすそうなキャラ!と思ったら、ほんとこのキャラのお土産あった笑。

⇧この鳥のキャラを使ったエコバッグ。

⇧「星の記号の土器」。

こういうド派手な器、大好き♪ 

こんな古代なのに星を読むことが出来て暦を作ったなんて信じがたい事実だけど、『エイリアンVSプレデター』でもメキシコ風なピラミッドが出てくるし、宇宙人から習った・・って考えると納得できる気がする・・・笑。


エイリアンVS.プレデター (字幕版)

⇧「ワンピース」のオデン?笑(マンガワンピースのワノ国編に出るお殿様)

道具も少ないだろうに、こんな紀元前に石に細かい彫刻をほどこすなんて、すごいな。そして根気がある・・・羨ましい笑。

エレキングと怪鳥が戦ってるように見える笑。

黒曜石で作ってるマヤ文明期のモチーフ。

⇧私が一番見たかった、ド迫力の戦士の石彫(せきちょう)。

九州国立博物館の特別展の入り口のポスターにもなっている。

まじまじと観ると、メキシコというより、アジア風な雰囲気もなくはない。インドとかカンボジア、バリみたいな雰囲気あるよね。

アジアとはこの頃交流はなかったとは思うけど、どこかでつながってたのかな♪

⇧アトランティス像の土偶。(王の玉座を支えていたらしい)

⇧テオティワカン文明の「チャックモール」像。

古代メキシコ展をおもしろおかしく楽しんでいましたが、この像からがぜん興味津々で見出した私。

この像は、なんと生贄(いけにえ)に選ばれた人の体から取り出した心臓を置いて神に捧げる台!!ギャー!!

『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』みたいだわー!(劇中、悪魔崇拝の宗教団体が生きた生贄から心臓を取り出す・・・)


インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説

⇧ちゃんと、心臓型のアクセサリーもあった♪

こんなに金が豊富だから南米が黄金郷(エルドラド。デーモン閣下のバンドの歌じゃないよ)とか噂が流れてスペインから狙われたんだわー。

⇧農耕の神トラロク神の壺。

雨を降らせてほしい時は、この神に生贄をささげるらしい。怖っ。

友達は怖がって、ちゃんと読まずに先に進みたがるが、私は「生贄」「人身御供」のゾーンになると、とたんにゆっくりじっくり観る・・・笑。

やっぱりあんなカワイイ鳥の土器じゃ、私の心は満たされないわ笑。

「日本も橋を建てる時、柱の下に生きたまま生贄を人柱にしてたやん」と話す私に、友達が「えーーー!!日本も!!」とビビりまくる笑。

⇧これはお土産になったやつだけど、生贄を斬り刻むための石で出来たナイフ。そんな恐ろしい用途なのに、お茶目な顔付きのナイフだったのよ。

こ、これをお土産にする!?とビックリした。

血で染まってたのか、ナイフが不自然に赤かったので写真は撮らず。

後から思い出すと怖いからね。撮ればよかったなー。(物騒なのは好きだけど、根はビビリ)

そんな物騒なモノばかり続いたので友達はビビりまくるが、私は楽しい笑。

そこへガッチャマン登場笑。

正式な名称は「鷲の戦士」。でも昭和の2人は、「ガッチャマンってこれを参考にしたのかもね!」と勝手に盛り上がっていた笑。

友達はこの像でホッと一息笑。

⇧キヴェテル・イジョフォー??(ハリウッド俳優)

ほんと、土偶は笑える。


それでも夜は明ける(字幕版)

正面の画像がなかったけど、キヴェテル・イジョフォー。

そういえば、小学生の時にエジプト文明に興味を持ったのは、ツタンカーメンを発掘したチームに降り掛かったという「ツタンカーメンの呪い」に惹かれたからだった笑。

学校の図書館から借りてきて夢中になって読んでたもん♪ 「王家の呪い」、ワクワク♪

昔からそんなおどろおどろしいものがやっぱり好きみたい笑。

古墳や遺跡にはあまり昔から惹かれなかったが(エジプト以外)、「古代メキシコ展」を観たことで興味の幅が広がり、「メキシコにもし行ったらやること」の項目も増えて、楽しかった。

今日の観光地 「九州国立博物館」 福岡県太宰府市

@九州国立博物館