こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
さて京都は、2年前と違い、地元の人の通勤もおびやかされるような観光客の量らしい。(そのせいでバス一日フリー券も廃止になったんだって)。
なので綿密に計画を立て、予約できるところはしなければ。
今日の記事のお供は、最近K氏の誕生日祝いで行った、元「山の上ホテル」→「アゴーラ」→今「ヒルトップリゾート」の鮨のお店「暦(こよみ)」に豪華ランチに行ってきた時のもの。
ヒルトップになってから初めて行ったけど、よかったよーー。
山の上ホテルの時は来たけど、アゴーラは行かないまま、久しぶりに来た、ここ。
↑リニューアルされて、開放感ある館内と、オシャレなお土産ショップも出来ていた。
↑さてこの日予約してきた、「ヒルトップリゾート」の、鮨と和食のレストラン「暦(こよみ)」の入り口。
平日の月曜日だったから、お客様は4組ほど。雰囲気いい中庭を眺めるカウンターがいいね。
私達が一番遅くまで残ってたから、お客がいなくなって店内の写真を撮れてよかった。
私は誕生日は、「洋食のコース」がいいという希望があるが、K氏はそんなこだわりはない。
酒が美味しく飲めるのなら、なんでもOK笑。
↑「暦」の刺繍が入ったおしぼり。
だから焼き肉でも居酒屋でもいいみたいだけど、私がカジュアルすぎないこういうところに来て「誕生日」という雰囲気を味わいたかったので決めたのだ(自分の誕生日じゃないけど笑)。
↑私のドリンク。スパークリングワインにした・・・と思う笑。
さて、「京都桜旅」の話だが、
「KYOKOちゃん、これに計画を書いて行こう!」
K氏がおもむろにエクセルで作ったような表を出してきた。
それは1日ごとに1時間刻みで区切られた時間割であった。
↑先付。「干し柿と胡桃(くるみ)のクリームチーズ」。これほんと美味しい。
干し柿嫌いだったのに、チーズと合わせたのを初めて食べた時すごく美味しくて大好きに。
もしかしたら干し柿単体で食べても今ならいけるかもしれない。
これを最初にマリアージュさせた人、ほんとすごい。くるみが入っててより美味しかった。
↑先付けのお椀の方のフタを開けたところ。「春菊としめ鯖の辛子和え」。
これもほんと美味しかった。大人になって知る、春菊の苦味の美味しさ。
1時間ごとに区切ってある計画表を観て、
「君さ、2年前、大人の旅っていうのは1日2つくらいしか周らずゆったりするもんなんだよって、予定をたくさん入れようとする私をバカにしてなかった?」
「気分だよ!」
「それぞれを尊重するならいいけど、君は自分じゃない方をバカにするから、考えがコロッと変わった時にバカにされた方はムッと来るんだよ」
「いいじゃないかー」
・・・・とこういう調子で、京都旅の計画は始まったのだった(いつものこと)。
↑椀物「蕪(かぶ)と真鯛の潮汁(うしおじる)」。鯛の出汁が美味しい。
さて、K氏は、北海道のカヌー体験がとっても面白かったらしく、「KYOKOちゃん、今回も何か体験を入れようよ!」と言ってきた。
なので、今回は「扇子の色塗り体験」をすることにし、予約した。
↑鮨。本日の握り二貫。「ヤリイカ(左)」と「真鯛(右)。
昔、沖縄で2人でシーサーを作った時に、K氏の出来があまりにも面白かったので、私の地元の親友が写真を観て泣き笑いしてた。
↑ウナギ犬みたいな出来栄えに友達、爆笑。
最近になって、「あんた、あのシーサーどうした?」と聞かれたので「4年くらい飾って断捨離したよ」というと「もらいたかった!!」とまで言ったくらい笑。
↑色を塗ったら、K氏の方(右の赤いやつ)がシーサー・・獅子舞?らしくなった。私の出来もひどい笑。
でもシーサーはほんと、難しかったよ。店頭に置いてあるシーサーを観ながら真似したけど、私のも、とてもシーサーとは言えん笑。
↑左に振ってあるのは塩。塩で食べる握り、ほんと美味しかった!
K氏の苦い体験に、由布院での「陶芸体験」がある。
由布院のペンションに泊まって、翌日帰る前に陶芸体験に行ったのだった。
そこは教える人が作務衣を着て、まるで仙人と言わんばかりの白い長いヒゲのおじいさんで本格的な雰囲気だった。
↑小鉢。「寒鰤(かんぶり)の胡麻和え。香味野菜添え」。
わ、はじめて陶芸をするにはシチュエーション最高やん、そう思った。
そこはろくろではなく、手で形を作っていく工房だったので、ろくろよりは短時間で出来そう、というのもあったので選んだのだ。
↑菜の花の苦味と、厚みのある寒鰤が美味しかった!ゴマカンパチ好きだからたまらなかった。
なんとブリが4切れも入ってて嬉しかった♪
↑本日の握り二貫。「鯵(あじ)」(左)と「さわら」(炙り。右)。
私はラーメン鉢を作ることにし、K氏は平皿を作ることにした。
私が何か作業を終えて、ラーメン鉢の型がなんとなく出来たら。
「うわーすごいね。うまいね、あんた。よー出来とる」
↑この炙りのさわら(右)がまたとんでもなく美味しかった♪
褒められてウキウキ続きの作業をしていたら。
K氏も平皿の形がなんとなく出来た。
「なんね、これは。ここがキレイにできとらん」
「えーすみません^^;」
↑蒸し物。
・・・ん?意外に厳しい人?
そう想いながら作業を続ける二人。
↑蒸し物「炙り小柱と青さ海苔の茶碗蒸し。葉山葵(はわさび)と共に」。
この茶碗蒸しも貝柱が炙られて香ばしいし、青さ海苔にわさびが効いてまた美味しかった。
↑本日の握り二貫。「鮪(まぐろ)の漬け」(左)と「中トロ」(右)。
ラーメン鉢に釘や木片などで模様をつけ始めた私に
「すごい、あんた上手。センスあるね」とベタ褒め。
↑ほうじ茶が出てきた。
↑K氏がビールの次に注文した、佐賀の地酒「鍋島」。
K氏も平皿に紅葉の葉っぱを押し付けていたら、
「もっとこうやろ、わからんかなあ」
ええーーっ またK氏をディスった?
↑酢の物。「真鯛の柑橘酢焚き」。サラダみたいにお野菜と真鯛を柑橘の酢で和えたもの。さっぱりして美味しかった♪
私をベタ褒めし、K氏をディスる・・・笑。
最初だけかと思ったが、これがことごとく繰り返されたのである笑。
最初は笑って「へへ、すんません」と言っていたK氏もだんだん無口に。
や、やべえ。
とうとう私は最後まで褒めっぱなし。
「あんたのラーメン鉢、焼き上がりが楽しみやなあ」
K氏は一度も褒めずに終わった笑。「あ、兄ちゃん、終わったか」
K氏の平皿もいい出来だったのに。
女に優しく、男に必要以上に厳しいスパルタ陶芸工房笑。
厳しいと言うより嫌がらせレベル笑。
素人が参加する陶芸教室で、こんなに厳しい教室ってないよね笑。
↑本日の〆盛り合わせ。最後にこんな鮨のラインナップが来て最高!!赤だしも来た。
K氏は陶芸教室でがんばってキレなかったが、「あのジジイめ!!」昼食のピザやでずーーーっとブスッとしていた笑。
ビールを爆飲みして帰りの車で寝たがそっとしておいた笑。
↑海鮮手巻き。
あれに比べると、今度のカヌーでの注意は理不尽さもないから、K氏も楽しめたんだろう笑。
↑ズワイガニとイクラ(右)。
数週間して焼き上がったどんぶりとお皿が送ってきたが、K氏は「そんなのいらない!」と怒っていた笑。
↑しめ鯖のかんぴょう巻、山芋の広島菜巻、かっぱ、しんこ巻。
その上、仙人は最後まで嫌がらせをしてきた。
焼く前に違った色の釉薬をわたしたち2人の皿にこぼしたのか、模様でもない場所にボトボト違う色が乗っかっていた・・・茶色の唐津焼みたいに仕上がるはずだったのに、見るからにボタっと落とした、って感じの青色の絵の具の痕跡。
↑K氏がこの穴子が最高だったと言ってた。
あのジジイ、私の渾身のラーメン鉢を!!
1人5,000円も払ったのに最後までひどい体験だった笑。私も汚くなってたので使わずサヨナラ泣。
由布院で仙人みたいな陶芸工房に入り込んでしまったら気をつけなはれや、男衆。
↑予約フォームの備考欄に「K氏の誕生日」と書いてたら用意してくれたバースデープレート。
京都御所は今は予約がいらず無料なので、朝イチに行くことに。
あとは、貴船神社や仁和寺、など行ったことない場所を巡る予定。
新選組の壬生寺も行きたい。(これはK氏が興味なさそうだったがねじこんだ笑)
ご飯とカフェとパン屋(京都はパン屋の数もかなり多い)を盛り込みながら、決めなきゃ。
↑K氏の頼んだコーヒー。茶筅で砂糖やミルクを混ぜるなんて粋だよね。
あとはご飯茶碗がもう長年使っているので、京都で自分のお土産がてらに買おうと計画中。
器は大好きで前は計画なしに買ってたけど、捨て活しだしてからは、ものすごくお気に入りだけを吟味して置くことにしたので。
↑これからカフェに行くことがわかっていたので、私は抹茶。(和紅茶・珈琲・抹茶から選べる)
こういう抹茶の茶碗やプリンの器(たぶん湯呑)みたいなのも観れば欲しくなるし、洋食器も好きだからほんと、統一感がない家になってしまう笑。
スケジュールに和食器やさんを入れる予定。
↑この「ミルクプリンと林檎のゼリー」がまた最高だった♪
ここはまた来たいなと思った。鮨が2人とも好きだからね。
懐石だけじゃなく、鮨が合間合間に挟んでくるのがとってもよかった。しかも赤酢の鮨。
薬院駅や博多駅からシャトルバスが出てるので便利。
帰りは2人ともビニール傘を忘れてくるという失態を犯した。(帰りは雨降ってなかったのがいかん)
京都のお店をチョイスするのはK氏が夜ご飯担当、私は朝食とランチ、お茶担当。
たくさんありすぎて迷うよね。
このランチコースは1ドリンク付きで、5,000円。
喧騒から離れてゆっくりランチしたい時におすすめです。