こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
去年知って、今年は絶対行こうと決めていた「ザ・シネマナイトFUKUOKA」に、かぶれ仲間Aちゃんと行ってきました。
しかし、何か色々残念だったのだ笑。
「ザ・シネマナイトFUKUOKA」とは、海の中道にある、ザ・ルイガンズ(元海の中道ホテル)で毎年夏に開催される、野外シアターのイベントのこと。
7月から9月までの3か月間、毎週水曜と土日に開催される.。
7月の発表時点では、私が見れそうな?映画は皆無笑。
『ジュマンジ』(ロック様のやつ)や、『バーレスク』、『くもり時々ミートボール』・・・・。
ファミリー層を意識したのはわかるが、他にないのか・・笑
ここでかぶれが邪魔をして、野外シアターで見るなら、イギリスものよりアメリカのものがいいな・・・
そうすると、もっとターゲットは絞られて、8月の時点でも『ボスベイビー』『ファンタスティック・ビースト』『アバウト・タイム』・・・・・・・・・・・。
・・ない。
8月半ばには9月のスケジュールが出るだろうからと、Aちゃんをなだめ(お願いして)、それまで待ってもらったら9月の土曜日に『マイ・インターン』が♪
これなら大丈夫。しかも土曜日だ。(デニーロが出てるから)
思い起こせば、この日から、何か残念なことは始まっていた笑。
『マイ・インターン』に決めたのはいいが、それに安心しきってしまい、2人も予約するのを忘れていた。しかも思い出したのは前日笑。
お昼を香椎で食べて向かおうと思っていたから、レストランを予約するために、そういえば、何時くらいから始まるんだっけとルイガンズのサイトをみて思い出したのだ。(遅い)
去年からずっとサイトを観てきたくせに何たる失態!
また来年まで待ちたくない。諦めきれない2人は、平日の『ノッティングヒルの恋人』に行くことにした(結局イギリス笑。 しかしジュリア・ロバーツはアメリカだ!笑)
映画開始は「日没」と書いてあり、調べたらその日の日没は18時17分。
博多駅から18時12分くらいの電車に乗ったら、乗り継ぎが悪いので最悪19時到着。
映画が2時間4分なので、1時間見れればいいか!どうせ真剣に見れないし、何回も観たことあるし!
この日は晴れ。しかも台風一過のため、蒸し暑さもなく涼しい。
そして奇跡的に18時4分の快速に乗ることが出来た!こりゃーほとんど映画が見れるやん♪と2人してウキウキ。
⇧海の中道駅に着いた時は日没したててまだ明るい。18時40分くらいに着くことができた。
「日本だからね」
「日本で開催されるやつだからね」
上がりそうな期待値を抑えるのに必死な2人でした笑。
プールサイドに出てみると長蛇の列。
何のアナウンスもなく、案内板もないから、みんな何に待ってるのかが不明。
待ち構えてたのは1人のおじいさん笑。アルコールのボトルを握りしめている。
アルコールにこんな時間がかかっているの?と不思議に思ったが、このおじいさんは1人1人にアルコール消毒液をかけて、体温を測り、しかもチケットまで確認していたのだ!
ここでチケット(メール画面)を確認するとは思わないので(なにせおじいさんが何も言わない)、みんな前の人が自主的に見せているのを観て直前に慌ててメール画面を出して見せるので、また時間がかかる。
おじいさん1人3役もしてるので、メール画面なんてほとんど観ていない(そりゃそうだ)。
この「CINEMA」のネオンがサイト観てかわいかったので、テンションが上った2人。
しかし、何店舗か出てると勝手に思っていた(期待値下げて行くっていっただろ)。
まさかこの人数にこのお店だけとは!!(しかも持ち込み禁止)
そりゃあ、並ぶよね笑。
それにしてもあらかじめ作ったものを配るだけにしては遅すぎる・・・。配るだけなのにここにスタッフが多すぎる。多いのにはかどっていない・・・。
あのおじいさんを手伝えよ!
若者同士、固まったんだろうな。おじいさんの手伝いに回りたくなかったとしか考えられん。
ホットドッグも800円。
途中にメニューが置いてあるが、暗すぎて読むのが大変笑。
こういう屋台に味は期待はしていないけれど、18時40分くらいに着いたのに、食べ物を受け取ってシートを広げたのは19時半・・・・・。
いかにオペレーションが悪いかわかるだろう・・・。
こんなにいっぱいの人がくるのに、まさかの会計が電卓だった・・・。
食べ物に並んでいたら、19時になってようやくここの明かりがついた。
『マディソン郡の橋』のような小屋で、「シネマナイト」の看板が素敵である。
最初から明かりついてたら、メニューも見やすかったし、テンションもあがったのに。
・・・節電???
ようやく買えたと思ったら、マスタードやケチャップコーナーが暗い!
鍋に入っているのが何かわからなくて、顔を近づけたら、ピクルスの刻んだもののようだった。
隣でマスタードをつけてた子たちが言い合ってたのがおかしかった。
「これ、なあに?オニオンじゃない?」
「えーピクルスじゃない?」
節電にもほどがある・・・笑
暗がりでケチャップを焦点の定まらないものに対してかけるのは怖すぎる笑。
写真用にかわいく完璧にマスタード・ケチャップをかけたかった私の夢は崩れた笑。
「KYOKOさん、シアターがまさかの海をバックじゃないんですよ!」
1、2週間前だったか、Aちゃんが情報を仕入れてきた。
かぶれは期待値を最大限にしていくと、がっかりするから、「日本だからね」とこの情報でまた納得させた。
日もとっぷりくれたと言うのに、全然始まらない。
19時半というのに始まらないということは、最後までも見れない可能性がでてきた。
しかも何時に始まるかのアナウンスもない。
ここでまた節電問題が出てきた。
シートを敷いたのはいいが、手元が全く見えないのだ・・・・・・。
ヤシの木を照らさんでいいから、ここを照らさんかい!
なので2人は辛抱強く待った。映画の明かりで写真を撮ろうと。
20時になったのに、まだ開催されない。嘘やろ!!!
暗闇のシートの上に置いたホットドッグは今はアリがたかっているかもしれない・・。
考えたくない・・。
20時を5分ほど過ぎたら、急に「ブツッ」と音がして、何もアナウンスもなく、スクリーンが明るくなったかと思うと「写真や動画を撮ったら犯罪です」みたいなテロップが画面に出て、いきなり映画スタート。
明かりが何もないから、映画の明かりをたよりにして食べ物の写真撮ってて「犯罪呼ばわり」されちゃたまらん。
がんばって「ユニバーサル」のロゴの間に撮ろうと試みるも、まったく撮れていない笑。
あきらめてホットドッグにかぶりつくかと思ったが、スマホの明かりで撮ることにした。
⇧Aちゃんに照らしてもらい、撮ったホットドッグ。
⇧タイ風焼きそば、パッタイ。
パッタイは普通だったが、ホットドッグが長い間海風にさらされていたからか、パッサパサになっていた笑。
写真を撮ろうと待たなければいいんだけどね・・・。暗すぎたのようううう。
映画は、ちょうど、ヒュー・グラントが、ジュリア・ロバーツ(ハリウッドスターの設定)と、ノッティングヒルのマルシェで出会い頭に彼女とぶつかって、オレンジジュースをぶっかけてしまう。
近くの自分の家に招き、着替えてもらって、ジュリアが帰った後、バカバカしい話しか出来なかった自分に絶望してドアの前に立ちすくむヒュー。
・・・・というところで、パーン!!!
急に花火が!!! いや、さっきまでいっぱい時間あったろうよ、なんで映画の途中であげるんだよ。
振り返ったら、映画は停止されていたので、笑った。
いや、そんなに真面目に上映せんでいいって、野外シアターなんだから笑。
変なところで、花火が入ったので、ジュリアが本を忘れて取りに帰って来て、いきなりヒューにキスをするところでどよめきが笑。
・・・え?なんでそんな展開になるの?そんな描写あったっけ?というような会話がAちゃんには聞こえたらしい笑。
みんなが不安になるのも不思議ではない笑。自分が花火を観てる間に何かあったのか、と思うよね。
ちゃんと停止されてたから、そのまま流してるだけだよ。
洋画のラブシーンは脈略というものはないのよ笑。
Aちゃんと後でしこたま笑った。
上映が30分くらい経ち、2人ははたと気づいた。
ここ、ビーチシアターよね?と笑。
全然、おしゃべりできない雰囲気なのだ。みんな普通の映画館みたいに、一言もしゃべらずに観ている・・・。
日本人、マナー良すぎだろ。
かぶれ2人は、アメリカのドライブインシアターのシーンを思い浮かべてきたので、楽しく話しながら、アトラクション的に映画を見れると思っていたのだ。
みんながあまりにも真剣に観ているため、逆に落ち着かなくなって来た。
求めてる野外シアターじゃない・・・。
コソコソ話で「真面目か!」と2人で言い合う。
隣のAちゃんから、「帰りの電車、何時にします?」とLINEが来た笑。
そうなのだ、20時過ぎに始まったので最後まで見れないのだった。(花火中断もあり)
ルイガンズの「シネマナイトFUKUOKA」
— ジャスミンKYOKO (@jasminekyoko_) September 22, 2022
アメリカのドライブインシアターを想像して行ったら、みんな野外でも真剣に静かに映画を見ていて、日本人の真面目さにびっくり笑
野外はもっとアメリカみたいに賑やかに緩く見たい笑
花火は嬉しかった。#ルイガンズ #シネマナイトFUKUOKA pic.twitter.com/rLG1J5iere
車で来ていない人は、20時に始められたらたまったもんじゃない。なぜ日没から1時間半後に開始したのか。
ものすごく早く来てたのか、特等席にゴージャスなシートを広げていたカップルは開始30分で帰っていった。
17時30分から入場開始だから、もしその時間に来ていたら、20時開始は地獄だっただろう。
そのお兄さんが寝転びながら、後ろの人の視界を邪魔しないようにシートをこっそりたたむのが面白かった。
しかもスマホを置いたままシートを畳んだのでスマホを探すはめに・・・。(2人とも映画を見らんか!)
帰りの電車の話題は、私だったらこうする!という「オペレーションの改善方法」と、「野外シアターというものは!」の2点だったのは間違いない。
ルイガンズの職員には本物のかぶれはいないという結論で終了笑。
でも忘れられない思い出になったのは間違いないので、よしとすることにした笑。
ルイガンズの「シネマナイトFUKUOKA」は、寸前まで、ルイガンズ1Fのレストランで美味しいごはんを食べて、開始したらシアターに移動する、というのが一番いい方法かも。
どうしても映画を観ながら食べたい人は、ランタン持参必須かな。
ジュリアが悲しく2人を観ていた・・・・笑