『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(ネタバレレビュー)話はうーん。でもレジェンド3人出たからヨシ。

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

恐竜好きのルーティン(とりあえず面白くなくても行く笑)の一環で、『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』に行ってきました笑。

恐竜はいっぱい出るんですよ笑、恐竜はね。

私の嫌いな「毛の生えた恐竜」も出ます笑。

※最近の研究で、もしかしたら毛が生えてたというのが有力説になってきてるらしい・・・が、認めたくない私笑。

新しい恐竜が出たのを観た時は心踊るけど、彼らの特性をことごとくドラマに活かしきれず、ただ数をいっぱい出しただけのような雰囲気ではあった、そこは何とも残念。

話もね、いまひとつ・・・。

小さな島の話からスケールはワールドワイドにはなったけれど、ドキドキはしないし、話もちっこい笑。

1993年に公開され大ヒットした1作目『ジュラシック・パーク』のレジェンド、博士3人が出てたのが一番うれしかった♪(主役のクリス・プラットたちは・・・?笑)

『ジュラシック・ワールド』シリーズはこれで完結ですが、文句を言いながらも、また新作が出たら行くんだろうな笑。

ストーリー

イスラ・ヌブラル島(『ジュラシック・ワールド』シリーズ1作目で描かれた)が、噴火して壊滅し、そこから救った恐竜たちが放たれて、もう4年が経った世界が描かれる。

恐竜との共存は思うようには行かず(そりゃ、いかんやろうね)、凶暴な恐竜はヨーロッパのドロミテ峡谷(北イタリアとオーストリアの境の山間部)あたりに集められていた。

クレア(ブライス・ダラス・ハワード)とオーウェン(クリス・プラット)は、ジュラシック・パークの創設者ハモンド博士の協力者であったロックウッド氏の亡き娘から作られたクローン、メイジー(イザベラ・サーモン。前作で描かれた)をマスコミや好奇の目から守るため、山奥のオーウェンの家で暮らしていた。

ある日、オーウェンの恐竜行動学の研究で心を通わせたヴェロキ・ラプトルのブルーが、子供(ベータ。メイジーが命名)を連れているところに遭遇。

そのベータが何者かにさらわれ、閉じ込められていることに反発して家を出たメイジーも誘拐されたのを知ったオーウェンは、救出に向かうが・・・・。

ここから先はネタバレレビューです。

ここから先は、1993年に『ジュラシック・パーク』が公開され、3作続いたシリーズを「パークシリーズ」(ロストワールド、ジュラシック・パークⅢ)、2015年に公開された『ジュラシック・ワールド』の新シリーズ3作を「ワールドシリーズ」と言っています。

クリス・プラットを誰が007にしろと言った?

⇧パラサウロロフス(草食)とオーウェン(クリス・プラット)が雪原を走るシーン

今回イラッと来たのが、なんか知らんけどクリス・プラットをかっこよく見せようというシーンが多いこと。

普通の馬で、パラサウロロフスをカウボーイみたいに投げ輪で止めるなんてできるわけなかろーが!!怒

映画の冒頭からちょっとイラッとした笑。

オーウェンの最大の罪は、遺伝子操作をしてインドミナス・レックスはじめ、色んな恐竜を作った人類の敵、クレア(ブライス・ダラス・ハワード)を好きなままでいること笑。

『ジュラシック・パーク』の最初のシリーズ(以下パークシリーズ)が好きな私としては、『ジュラシック・ワールド』シリーズ(以下ワールドシリーズ)になってからというもの、登場人物の中で主人公2人が1番モラルが低いのに毎回イラ立っている(そんなら観に行くな笑)。

しかも今回、オーウェンが、ジェームズ・ボンド(イギリスのスパイ映画の主役)ばりにマルタ島をバイクで疾走するのだ。そんなの頼んどらん!

マルタ島は、コロナで観光業がストップしたからか、最近映画のロケ地提供に積極的ね(サメ映画の『海上48hours -悪夢のバカンス-』も設定はメキシコだけどロケ地はマルタ島だった)。

それにしても、オーウェンのバイクアクションを観に来てるわけじゃないから嬉しくないし、恐竜が追ってきても全然ドキドキしない・・(泣)。

そのままオフロードバイクで飛行機に飛び乗った時は「アホか!ジェームズ・ボンドを気取るんじゃない」と思ってしまった(厳しい笑)。

クリス・プラットをカッコよく見せるのに予算をかけるのではなく、恐竜の生態と怖さにスポットを当ててくださいよ・・・。

生態系を壊した張本人の女が今も平然と主人公なのが、ちょっとね

こういう映画では、やらかした諸悪の根源は恐竜に食べられるというのが運命(さだめ)なのに、このクレアは毎回願っているけどなかなかやられないのよ(仮にも主人公ですよ、君笑)。

⇧悪い人にはこういう運命が待ってなきゃ(パークシリーズ2作目の悪者がコンプソグナトクスにやられるシーン)。

なにせワールドシリーズ1作目でも、ハイヒールでT-REX(ティラノサウルス)より早かったからね(そんな訳ないやーんと思いながら観た)。

⇧指先がキモい、テリジノサウルスに狙われるクレア。

テリジノサウルスを応援してしまう私(ひどい)。

テリジノ、ひと思いにこの女をやってくれーー!!

ワールドシリーズ1作目で自分が作った恐竜のせいで、あんだけの死者を出しておきながら(パークのスタッフは自業自得だけど、観光客もいっぱい死んだ)、裁判にもかけられていないクレアが急に「恐竜保護」とか言って、まるでいい人かのように活動してるのがイヤなのだ。(普通は刑務所に入るレベルの罪笑)

今回、3回くらい死にそうな目に遭うのにやられないのよ(泣)。

ワールドシリーズ1作目の時、ラストで食われてたら、ここまでイラ立たないのにーーー。

レジェンド3人のシーンに大興奮

ワールドシリーズになって話は毎回「うーん」となるから期待してなかったところに、今回はこの3人のレジェンド※⇧が出ると知って、もうそれだけでワクワクした。

※大ヒットシリーズの『ジュラシック・パーク』の1作目に出た、博士3人。

クレアには研究者とか博士感ってまるで感じられないけれど、初めてパークシリーズ1作目を観た時この3人が言う言葉にほんといちいちワクワクしたのよね。

そうか、T-REXは動くものに反応するから、じっとしてることが大事、とかね。

「恐竜にいつ襲われてもいいように、覚えとかなきゃ!」とか思いながら観た、あのワクワクとドキドキ、知識を共有してくれる楽しさ。

実際、恐竜に襲われることはないのに、子供のように恐竜の習性の知識を吸収することが楽しくてしかたがなかった。

今回のワールドシリーズ3作品には、それがみじんも感じられないのがとっても残念だったのよ。(恐竜出てくるから行くけども・・・)

恐竜を人間の手で蘇らせたのには、モラルのなさを感じてはいるけれど、実際本物見ちゃったら、研究者としての興奮が抑えられない・・・ってのがわかる、パークシリーズ1作目のサトラー先生(ローラ・ダーン)の表情。(上の画像は今作の、異常な大きさのイナゴの大群を観た表情)

博士たちの一言一句を胸に刻みつけたパークシリーズ。

今回、マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)の胸がはだけるシーンのオマージュもあって楽しかった♪

女に目がなく、子供に優しいイアン・マルコム博士、今回も黒の革のジャケットを着ててクールでかっこよかった♪(パークシリーズの1作目ではサトラー博士をナンパしようとした)

3人が出た1作目で、子どもたちからT-REXの注意をそむけるために、発煙筒を使って自分に来るようにしたが、投げずに持ったままでいたため、T-REXに襲われたマルコム博士♪

その失敗から、今度はたいまつを使いおびき寄せた後、ちゃんと自分のいない方に投げたのには感激♪(今回は成功したねー!マルコム博士~って感じで。T-REXは動くものに反応するため)

⇧左上の写真で、イアン・マルコム(左)、エリー・サトラー(中央)、アラン・グラント(右)

グラント博士(サム・ニール)たちが、トンネルを通って、バイオシン社のエリアから逃げ出そうとする時も楽しかった♪

恐竜の習性を教えながら危険を回避していくのが楽しいのだ♪(この時、トンネルにいた恐竜はディメトロドン)

ワールドシリーズのキャラには目もくれず、博士たちが活躍するのが嬉しかった今作♪

しかも、ラストにサトラー博士とグラント博士のキスシーンが!!

グラント博士は不器用で、子供嫌い。サトラー博士はいつまでもプロポーズしない博士に業を煮やしたのか、一時期別の男性と結婚(『ジュラシック・パークⅢ』で描かれる)。

でもいつのまにか離婚してて、今回晴れて2人は再度結ばれたのだー!!(ファン歓喜!)

一番面白かったのは、「イナゴ」

虫嫌いな友達は辛かったらしいが、私はレジェンド3人のシーンと、イナゴのシーンが一番ドキドキして楽しかった。

そうなのよ、パークシリーズは、バイクアクションとかじゃなく静かにドキドキハラハラさせるのがうまかったのよ。(水が振動で波紋が出来たり、緑色のゼリーが恐怖で揺れたりね)

イナゴの大量発生が起こったウエストテキサスでは、穀物に重大な被害が及んでいた。

バイオシン社から穀物の種を買った人だけが被害がなく、この会社の種の丈夫さを伝える報道がなされていた。

通常よりかなり大きなイナゴと、被害の偏りにバイオシン社が絡んでいることを怪しんだサトラー博士(ローラ・ダーン)は、マルコム博士の協力を得て、グラント博士とともにバイオシン社の研究室に忍び込む。

バイオシンって名前だけで、なんかいかにも悪いことやってそうなイメージだよね。(表向き地球にいいことやってるような社名)

施設見学に来たフリして、研究室に忍び込むドキドキも楽しいし、でっかいイナゴがいっぱい襲ってくるのが、たまらなく面白かった♪

こんなイナゴ(白亜紀の虫のDNAを組み込んだ)を作ったのは、またもやウー博士(B・D・ウォン)。⇩

⇧『ジュラシック・パーク』1作目から『ジュラシック・ワールド』まで出ている主要キャラ。

⇧今回、ロン毛で登場笑。

この人、いつも悪徳企業に躊躇なく協力してるのに、毎回捕まらない笑。

潤沢な資金がある大企業で資金繰りを考えず研究に没頭できるのは、研究者としてたまらないんだろうね。

資金には魅力を感じても、悪い研究には手を貸さないから、いつもカツカツで研究してるのが、やっぱりグラント博士の素敵なところよね♪

なんだかんだ言いつつ、好きな恐竜が出てきたのには満足

⇧なぜか悪に鉄槌を下す役目になっているディロフォサウルス笑が久しぶりに登場!!!

パークシリーズ1作目の『ジュラシック・パーク』で、パークの電源を切り混乱を引き起こして、その間に恐竜の胚を金儲けのために盗んで自分だけ逃げようとするネドリーに毒を噴射し、鉄槌をくだす♪

あのシーン、大好き♪

⇧パークシリーズの1作目でディロフォサウルスの毒吐きにやられてしまうネドリー。

いつもポテチのかけらなど机の上が散らかっているので、わかる人には「ネドリーみたいに散らかして!」とその昔言っておりました笑。

今回、バイオシンのCEO(最高責任者)の男が、パークシリーズの1作目の冒頭、バハマでネドリーに恐竜の胚を盗むよう指示してお金を渡していたルイス・ドジスンと知った時は、ちょっと鳥肌たった♪(友達情報)

この映画、そこには感心した笑。(俳優さんは変わってます)

⇧バイオシン社のCEO、ルイス・ドジスン。

ネドリーと同じディロフォサウルスの餌食になって終了♪ シリーズファンは大喜びするオマージュです♪

逃げ出す時にネドリーに渡したのと同じシェービングムース(ひげ剃りムース。バーバソル)の缶を持っていくのがまたまた嬉しい。(バレないようにムース缶の底に恐竜の胚を入れるスペースがある)

⇧バーバソルの缶♪映画のキャンペーンで恐竜付きのパッケージが売られたらしい。

お願いだから日本でも売ってくれ!!

このシリーズ最大の失敗は、ヴェロキラプトルをいいキャラにしたこと

私はヴェロキ・ラプトルの、頭がよくてチームで狩りをし、残虐なところがゾクゾクして好きだった。

しかし、『ジュラシック・ワールド』から、オーウェンに懐いたブルーが登場し、キャラに人気が出て、それ以降ヴェロキの怖さを描けなくなってしまったのだ。

だから、普通はそこらへんの森にいちゃ危ないラプトルが平然と森で子育てをしている。

肉食恐竜の危険なものはドロミテに運ばなきゃいけないのに、たぶんクレアたちが黙っている。

森にヴェロキがいたら、そこにいた動物、全滅やろ。地球の元からいた動物たちを絶滅させてしまうことに罪悪感はないのか、クレアとオーウェン!

友達も言っていたが、「ウサギを食べてたけど、もっとすごいの食べてるやろ」

そう、そのとおり笑。(パークシリーズの1作目は牛1頭あっという間に食い尽くすよね笑)

⇧オーウェンと、ブルー親子。

人気キャラになってしまったため、もうヴェロキラプトルに残虐なシーンをさせられなくなってしまったのが、ほんと残念。

子供は「ちょっと怖くてかっこいいもの」に憧れるのに、ワールドシリーズから、あんまり残虐なシーンはなくなり、恐竜の怖さを感じられなくなったもんね。

ブルーは嫌いではないけれど、かわいいキャラを描きたいならファンタジー映画でどうぞ。

私はサミュエル・L・ジャクソンの腕がちぎれて飛んでくるシーンとか、ドアを開けて入ってくるヴェロキラプトルの頭の良さとか、草むらをチームで手分けして人間を追い込むところとか、カッコよくて大好きだったのになあ。

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

ツッコミどころはアホみたいにとにかくありましたよ笑。

⇧なぜか協力者になる、元空軍だったという女性パイロットケイラ。

マルタ島からドロミテ峡谷に向かう際、飛行機に備わっていた、翼竜が近づけないようにするための信号装置が切れ、ケツァルコアトルス(超デカい翼竜)からあっという間に襲われ、墜落の危機に!

オーウェンはクレアを守りたくて、1人パラシュートで脱出させるが、肉食恐竜がウジャウジャいるエリア(バイオシン社の恐竜を集めている区域)に落とされるくらいなら、飛行機もろとも墜落したほうがいいような・・・笑。

優しいようで優しくない・・・笑。

⇧いかにも悪役キャラの顔のギガノトサウルス(世界最大級の肉食恐竜)。

個体自体がT-REXより大きいようなので、負けるのも無理はないけど、つい、ティラノサウルスの方を応援しちゃうのはなんでだろうね・・・笑。

日本を散々めちゃくちゃにしてるゴジラが海外や宇宙の怪獣と戦うと、つい応援するのと似てるのかな、心情としては笑。

顔が細おもてだと冷たい印象っていうのもあるかもね。

やっぱりパークシリーズの1作目ラストの、グラント博士たちがヴェロキラプトルからもう食われる!!という絶体絶命の時に、T-REXが突如現れ、ヴェロキラプトルを噛み付いて投げ飛ばしてくれてから「ヒーロー」恐竜として位置づいてしまっちゃったかもね笑。(助けてくれたわけじゃないけど、結果的に助けた形になったから)

ちょっとイラッとしたのは、恐竜の生態にオーウェンより詳しいグラント博士に例の、「止まれ!」というポーズをさせたこと。

オーウェンとメイジーだけでいいよ、それは。

グラント博士には、今までの膨大な研究からくる知識を披露してほしいだけなのにーー。

⇧久しぶりのオマール・シー。

ワールドシリーズ1作目で、オーウェンと一緒にヴェロキラプトルの調教師をしてたのを忘れてた笑。

しかし、調教師からCIAなんてなれるものなの?

いきなりCIAの工作員になってたのにはビックリ。

恐竜の闇取引がマルタ島で行われているとクレアに教えてくれたのも、CIA職員になっていた元マスラニ社(インジェン社を買収したワールドシリーズ1作目の会社)の社員の男・・・・。

CIAってそんなに簡単に転職できるのか??笑

⇧パークシリーズの1作目で西インドライラック(毒性植物)の中毒になって倒れていたトリケラトプス(左)を介抱したサトラー先生が、今回ナーストケラトプスの赤ちゃん(右)に見せた優しい笑顔♪

これなのよ、真の研究者の姿は♪

大ヒットシリーズなので、また監督が変わって新しいシリーズができるでしょう。その時はクレアみたいなやつを主人公にしないでくれることを切に願います笑。

映画『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』のキャスト

@『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(2022年 米)

オーウェン・グレイディ・・・・・クリス・プラット

クレア・ディアリング・・・・・・ブライス・ダラス・ハワード

メイジー・ロックウッド・・・・・イザベラ・サーモン

アラン・グラント・・・・・・・・サム・ニール

エリー・サトラー・・・・・・・・ローラ・ダーン

イアン・マルコム・・・・・・・・ジェフ・ゴールドブラム

ケイラ・ワッツ・・・・・・・・・ディワンダ・ワイズ

ルイス・ドジスン(バイオシン社)・・キャンベル・スコット

ラムジー・コール・・・・・・・・ママドゥ・アティエ

ヘンリー・ウー・・・・・・・・・B・D・ウォン

バリー・センベーヌ・・・・・・・オマール・シー

【2022】ジャスミンKYOKOの映画私的ランキング

1位・・・・・『トップガン マーヴェリック』

2位・・・・・『マークスマン』

3位・・・・・『潜水艦クルスクの生存者たち』

4位・・・・・『ハウス・オブ・グッチ』

5位・・・・・『流浪の月』

6位・・・・・『エルヴィス』

7位・・・・・『キングダム2 遥かなる大地へ』

8位・・・・・『グレイマン』

9位・・・・・『バーニング・ダウン 爆発都市』

10位・・・・・『スティルウォーター』

11位・・・・・『ギャング・オブ・アメリカ』

12位・・・・・『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』

13位・・・・・『クライ・マッチョ』

14位・・・・・『海上48hours -悪夢のバカンス- 』

15位・・・・・『ザ・ロストシティ』