こんばんは!!ジャスミンKYOKOです!!
今宵は三度目のパリにして、やっと行った、かの皇帝、
ナポレオン・ボナパルトのお墓がある、アンヴァリッドを紹介しまーす!!
「ベルサイユのばら」好きとしては、フランス革命の後に出現した、
皇帝ナポレオンについての歴史はあまり知らなかった。
しかしオスカル(ベルばらの主人公ね)が、最後に所属したフランス衛兵隊に、
彼は所属していたのだ。そしてマンガの中で彼に遭遇し、
話しかける。
「ナポレオン・ボナパルトか、覚えておこう」と言うのだ♪
そういうことを覚えていると、歴史は楽しい♪ふふふ
知ろうとする“とっかかり”が出来るから。
それからというもの TVの世界を紹介する番組で
ナポレオン特集があれば観たりして 少しずつ彼の歴史を覚えていった♪
一気に紹介されるわけでもないから、部分部分をつないで
覚える感じね( ̄▽ ̄)
アメリカはワシントンDCにある、
スミソニアン博物館にある、ナポレオンが愛した妻ジョセフィーヌの
ネックレスも見たし、
ルーヴル美術館所蔵の「ナポレオンの戴冠式」の絵も観た。
「ほとんど知らない」のと「ちょっとは知ってる」じゃ
作品を見るのにも 好奇心の度合いが違うよね!!
ルーヴル美術館とエッフェル塔の間に広い公園がある。
↑この写真は、アンヴァリッド側から撮ったその公園。
フランス式のすっきりした公園です(*^^)v
↑その公園の奥に、アンヴァリッドがある。
もともとは、ルイ14世が、負傷兵を収容する施設として建てたもの。
でも、今は、ナポレオンの墓所として有名なのだ。
ここも、ミュージアムパスポートで入れるからお得です!
ナポレオンは 1769年にコルシカ島の下層貴族に生まれ、
パリの兵学校に入学し、在籍4年の学校をわずか11か月で卒業。
たぐいまれな才能で、フランス革命後の混とんとした中、イタリア遠征の司令官として
大成功をおさめ、名を知られていく。
軍才が飛びぬけてたんだろうね。あの有名な騎馬上の肖像画はとっても
かっこいいんだけど、色んな解説番組を見る度に
ほんとはかっこよくないんだ??とがっかりしたり(笑)。
やはり、軍人を収容するところだったからか、兵隊や軍神みたいな像が多いね。
↑窓まで軍人!!すごいこだわりようだ。ルイ14世、さすが太陽王!!
※ベルサイユ宮殿を建てた人ね。
この時の散財の方がマリー・アントワネットたちの使った額よりはるかに多く、
この時代の赤字のツケが孫のルイ16世にふりかかったとも言われる。
おじいさまたち、やらかしちゃったのねーー(;・∀・)
でも 王様として生まれ、育ったら、税金という感覚なくしそうよね(笑)。
↑中にもこんな広場がある。フランスはほんと、こういうのだらけで、ビックリ。
歴史的建造物がたくさん!!日本も木造じゃなく、地震もあまりなかったら
もっと京都みたいな建物多かったかもね。
↑広場に ずらりと並ぶそ時代の大砲。砲弾受けた傷が生々しい(;・∀・)
アンヴァリッドの一角には
「軍事博物館 Musee de l Armee」もあるのだ。
時間がある人は、フランス軍の制服やら歴史が飾ってあるから観ていってほしい。
↑芸術疲れが隠せない相棒K氏は、周るスピードがどんどん速くなり(笑)。
サラーーーっと、見て回った。(=_=)
↑こんな人たちがいます(笑)。
もちろん、オスカルの近衛連隊長や衛兵隊長の制服を探すが、見つからん<(`^´)>。
中央の金ぴかのドームは教会で、そこにナポレオンは眠っている。
「下町のナポレオン」じゃないよ(それは大分麦焼酎いいちこ のキャッチコピー。)
前、ウイスキーにもナポレオンってあったよね(*’▽’)
さて、すぐ話がそれるが、肝心の皇帝に会わなきゃ。
↑金ぴかのドーム教会の天井。
昔の人はどうやって描いたのか、天井の絵を見たら思うよね。
太陽の光が天窓から入るようになっている、ゴージャスな教会。
敗戦に次ぐ敗戦で、帝位を降ろされ、セントヘレナ島に幽閉され、51歳の
若さで亡くなったナポレオン。
エジプト遠征から戻ったナポレオンはパリ市民から歓喜で出迎えられ、
クーデターを起こし、王党派を失脚させ、皇帝になった栄光の日を考えてただろうね。(T_T)
遺言通り、遺体が彼の望む都パリに帰ってきたのは死後20年経ってからのこと。
↑その光の下にナポレオンが・・・・デカッ!!
巨人のようにデッカイ棺。緑の台座は花崗岩(かこうがん)、
棺も石で出来ている。すごい重厚な造り。
身長が低かったとか何かのTVでも言ってたけど、
ナポレオンのコンプレックスを軽くしてあげたのかしらねえ。(余計なお世話)
これは吹き抜けの二階から見た感じで、下に降りて間近で観ることもできる♪
↑二階からの眺め。
ナポレオンの遺言も記されています。
「私の遺体はセーヌ河河畔に葬ってほしい。私が深く愛するフランス国民の中に
ありたいからである。」
願い通り、セーヌ河畔のアンヴァリッド、兵士を収容し、祀る場所に
眠ってる。国民のために戦ったのに、国民によって ひきずりおろされ、
失意のうちに亡くなる。ジャンヌ・ダルクもそうだけど、
「英雄」って勇気いるよね(・_・;)
下でワーワー言ってる方がラクだもんね(^^;)。
まあ、その時代はパリ市民は命かかってるから 生活のために、いいTOPに
いてほしかったんだろうけどね。ナポレオンをその辺の上司に
例えちゃいかんか(笑)。
夜景も金色に輝いてきれいですよ。今回北側から入るコースを紹介してみました♪
TOP画像は南側の入り口。王族はこちらの入り口から入ったらしい。
あなたは王の気分で見学するか、それとも軍人か。(アホ)。
ナポレオンの哀愁をぜひ、アンヴァリッドで感じてみて。
tabiメモ (Hotel des Invalides)
① メトロ ⑧番線 La Tour Maubourg駅
⑬番線 Varenne駅
② 入場料 9ユーロ ※ミュージアムパス可、18歳以下無料
③ 時間 10:00~18:00(4月~9月)
(火曜~21:00、日曜~18:30)
10:00~17:00(10月~3月)
(日曜~17:30)
④ 休館 10月~6月の第1月曜
1/1、5/1、12/25
⑤ ここに眠っている偉人 ナポレオン・ボナパルト
ジョセフ・ボナパルト(ナポレオンの兄)
ジェローム・ボナパルト(ナポレオンの弟)
ナポレオン2世(ナポレオンの子)
ルージェ・ドリール(フランス国歌マルセイエーズの作者)
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