こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
この前の映画の会もほんと面白かった。
今日の記事のお供は、映画の会の前にAちゃんと行った、平尾のとんかつ屋さん、「とんかつ家族」です。
最近出来たお店だから、『万引家族』からヒントを得たのかな?笑
ここは、なんと、私とAちゃんの因縁のお店、「アザラシ」があった場所笑。
「アザラシ」は美味しくて安くてボリューム満点だからか人気の定食屋さんではあったけど、そこの女店主の、私たちが入った瞬間ににらみつける目。ぶっきらぼうに「何名ですか?」
入るのやめようかと思ったくらいの態度だったのよね笑。
次の瞬間、作り笑い。
最初の表情、しっかと見たぜよ笑。
「アザラシ」は博多にある「ペンギン厨房」の姉妹店だったけど、「ペンギン厨房」の大将も恐ろしかったのよね。 バイトをお客様の前で見苦しいくらいに怒ってた。
両方とも美味しいし、お店の名前はかわいいのに、くつろげないのが残念だったよね笑。
さて、そんなアザラシ時代の名残が皆無な、落ち着いた店内と優しい店主だったので、2人はかなり喜んだ笑。
お互い、女の瞬間的な本性が出る顔に敏感に気づくタイプなので、あの女性店主の顔は一瞬でも気づいた笑。
そことは真反対の「とんかつ家族」の男性店主に感謝しながら食べた。「ありがたいねーーここ」
私たちは何も特別な待遇を望んではいない。ごく普通の接客でいいのだ。
夜に1.300円でとんかつ定食が食べられるの珍しい!!
最近濵かつでも1,600円は超えるよね!
映画の会が終わると、方向が一緒のAちゃんと一緒に帰るのだけど、
「映画の会の人ってなんであんなに優しいんだろう」と、毎回2人して感動しながら帰ります笑。
エマニュエル※にはなってはいかん!と思っているのに、厳しい女社会とごはんやさんのお店のスタッフの驚異にさらされている2人はエマニュエルになってしまうのは必然なんだよね笑。
※エマニュエル・・・『グレイス・オブ・ゴッド』で、教会からの性的虐待で心を閉ざしていたエマニュエルという青年が訴えを起こす団体に出会ったことで心を開き、みるみる明るくなり、会にのめりこんでいく。そんな会が分裂し、生きる意味を見失っていく。
↑茶美豚のとんかつ定食 1,300円。(ご飯、味噌汁、漬物、キャベツ おかわり無料)
年末の映画の会が終わったあとも、「なんでみんなあんなに優しいんだろう。この優しい気持ちのままお正月休みに突入できたらいいのに」と言いながら帰った2人笑。
こないだはAちゃんが、「こんなに警戒心がなくて参加できる集まりってないですよね」
わかる。私も映画の会の時は「警戒心」ゼロ。こんなことは私が女と生まれてからというもの、味わったことがない現象だ。
ペンギンとアザラシよ、映画の会を見習いなさい笑。
↑お肉も小さめかと思ったら、通常サイズ。とんかつ さぼてん」より大きいかも。
さて、この前の映画の会で、来月何を観る?という話のところで、Mちゃんが
「KYOKOさんは佐賀県民として『つ』は観とかないといけないんじゃないんですか?」
ん?『つ』?
Eさんが「ホラーみたいな感じなんでしょ」
聞けば、オール佐賀ロケで、佐賀の人が作る映画らしい。
ホラー・・・。ホラー仕立てにしなくても、日常を普通に描けばホラーになるよ、と言うとMちゃんが笑ってた。
「つ」は佐賀弁で「かさぶた」の意味。
帰ってK氏に「つって映画があるんだって。つって佐賀弁やろ、それをタイトルにした佐賀県ロケのホラーらしい。」というと
「えーー。 つって福岡も言うだろ。たぶん九州けっこう言うんじゃないの?」
「えっ 福岡でも言うの?」
K氏はよほどの福岡県民ぶって言うが、あいつの故郷は福岡の片隅なので参考にならん。
ネットで調べると、福岡はもちろん、熊本や長崎も言うらしい。
↑色々、味変ができます。
「えーーほんとだ!九州あちこち、「つ」って言うんだね」
「そうやろ?」
「でも、私が映画の会で「佐賀弁でかさぶたのことをつって言うんだよね」って言った時、誰も福岡も言いますよとか言わなかったよ」
「そりゃー、佐賀県民と一緒にされたくないからだろ。みんなKYOKOちゃんと一緒にされたくないから黙ってたんだよ」
K氏、言いながら大爆笑。
ムカッ・・・この野郎。
「ぎりぎり福岡県民が言うな! 映画の会はそんな人はおらん!!」
『つ』は佐賀の社会で人間関係に悩んだ主人公が、森の中に逃げ込むと、不思議なコミュニティに出会う。そこで自分の心についた傷のかさぶたが取れていく・・・というお話らしい。
まるで私やんか笑。森のコミュニティは映画の会やね。
もう「つ」は取れて傷が治った自分をしみじみと感じた。
ふるさとよ、遠い場所から観ています笑。