出展:https://movie.jorudan.co.jp/cinema/32780/
こんにちは!!ジャスミンKYOKOです!
映画の会で話題になってた『エル ELLE』。KBCシネマに行ってまいりました♪
連日満席、補助席が出るなどの話題沸騰作品。わたくしKYOKOが行った日は映画の日だったけど、夕方の中途半端な時間と公開から何日か経ってたので席の半分くらい埋まってたかな( ̄▽ ̄)
出展:http://www.webdice.jp/dice/detail/5456/
穏やかな午後、ミシェル(イザベル・ユペール)は自宅で覆面を被った男に襲われ、レイプされる。その後、何もなかったかのように片付け、警察には届けず、過ごす。
友人たちは警察に届けるよう、勧めるが、ミシェルは警察に届けたくない過去を持っていた。
犯人捜しのサスペンスと思っていくと、肩透かしをくらいます( ̄▽ ̄)。
アメリカ映画の視点で行くと、「えーーーーーーー」と混乱します(笑)。
レイプと警察はセットだからね ふふふ。
出展:http://www.webdice.jp/dice/detail/5456/
「犬」が出てこないのもいい。魔性の女子には「猫」が似合います♪
この映画を観て 犬は吠えてくれるので安心するなあと改めて思ったわたくしジャスミン(笑)。
襲われた家に帰る時、暗闇に猫がいたら耐えられません(アホ)。
それにしても 映画だけかもしれないけど、外国人はなぜ帰ったらすぐ明かりを煌々とつけないのでしょうか(笑)。
ホラーやスリラーの定番といっちゃ定番なのですが、毎回イラッときます(笑)。
それに金持ちの家は どこもかしこもガラス張り。
「明かりを全部つけろよー!」
「襲われたなら セコムをつけんかい!シャッターをつけろー」
と、イライラ(笑)それがスリラーの醍醐味だけど・・・(;^ω^)
外国の都会の夜景がきれいなのって、明かりが蛍光灯じゃなくて抑えられているから。写真も幻想的に映って素晴らしい。
でも、犯罪面でいうと、バカみたいに明るい日本の蛍光灯が安心。
パリのルーブル博物館の裏に日本食のレストランがひしめきあってる通りがある。
おなかがすいてなくて フツーのレストランに入る気にもなれなかったから 子供ちゃんと二人、ラーメンやさんに入った。
そこで 海外旅行初めてでパリに手芸用品を買いに来たという、大阪のおばちゃんに会った。
ホテルが分からないというので、自分のホテルとまあまあ近かったので 一緒に帰ることに。
おばちゃんに「夜はアブナイから ホテルに戻れなくなった時はタクシーを今度から使うように 500円をケチってとんでもないことになったら大変よ」とタクシー代がもったいないというおばちゃんに念を押して 別れた。
おばちゃんのホテルの通りから 自分のホテルへ行く道が 人が一人もいない。
や、ヤバイ。タクシーも通らない。石畳に自分の足音が響く。
こんな時、この薄暗い明かりって怖いのよね。もう頭の中に駆け巡るのはモニカ・ベルッチの『アレックス』(パリで夜、男に襲われ、レイプされた上に顔が分からないくらいにボコボコにされる)とか、そんなのばかり(笑)。
具体的にパリが舞台の映画を思い出すとこはさすがとしかいいようがない。(ロケ地好きの宿命)
日本の街灯は明るすぎて風情はないけど、こういう時は安心するよね。
出展:http://www.webdice.jp/dice/detail/5456/
やっぱり、パリのマダムは違う!ストール、サングラス。かっこいい。
ミシェルはゲーム会社の社長で、独身。
元だんなとも友達つきあいをしていて、セックスフレンドも何人かいる。
それにしても、セックスフレンドがいてもいいけどさ、そんなに身近で何人も作らないでくれよーー。と観てるこっちがハラハラしてしまう(笑)。
ミシェルはどちらかというと男性的な考えの持ち主なんだけど、男性と違うのは「所有欲」がない。
一方、男子は「所有欲」全開で自分は既婚者なのに嫉妬にまみれ、ミシェルを怒ったりするのだ。
「安心」できない女子は、男子の「所有欲」を飢餓状態にさせるからハマってしまうんでしょうね( ̄▽ ̄)。
↑「女子」をとことん追求し、整形しつづけ、若い男子を家に呼ぶキョーレツなミシェルの母。
この二人が会う、ボートがレストランになってるとこがよかった♪
フランスはボートを家にしている者も多く、川沿いにボートが何艘も停まったままという光景が多い。アメリカだとトレーラーハウスかな(*^^)v
母親の欲望を目の当たりにすると、日本はもっと子供の方が嫌がったりするんだろうね。私だったらどうだろう。
母に父以外の男子がもしいて それを見つけた時は一瞬驚くだろうけど、
黙認するやろうな(笑)。・・・妹は騒ぐと思うけど^_^;。
ただアブなそうな奴だったら さすがに本人に忠告するかもしれないが(^▽^;)。
この映画はすべてにおいて、ハッキリと事実を語られることはない。
出来事やセリフから「たぶん・・こんなことなんだろう」
「たぶん、こういうことを言ってるんだな」と観る者が考える映画♪。
ミシェルが最近の日本のワイドショーを見たら ハンと一瞥して終わりのような気が(笑)。
あちこち肉体関係を持って、それが周囲にバレても 友達でいられるというすごさ。
この雰囲気をいつまでもフランス人は持っていてほしいけど、今よりもっと日本のマンガを好きなフランス人が増えたら また変わったフランスになるのかな。
人間は何歳になっても「嫉妬」と「欲望」には抗えない。
それを認めて 楽しみましょうよ・・・と言われているような映画です(笑)。
もちろん、初デートにはおススメしません( ̄▽ ̄)
出てくる女がすべて怖い映画(笑)。
2時間10分、退屈知らずで引きこまれます♪ 面白かった♪
監督は『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン。あれはいかにもアメリカだったのに対し、これは同じ監督が撮ったとは思えないほどヨーロッパ感出てます♪
監督自身はオランダ人ですよ♪シュワちゃんの『トータル・リコール』も撮ってるからマルチな人なんだねえ
@『エル ELLE』のキャスト
@『エル ELLE』(2016年 仏独ベルギー)
ミシェル・ルブラン・・・・・・・イザベル・ユペール
監督・・・・ポール・ヴァーホーヴェン
スリル度・・・★★ エロ度・・・★★★★
※初デートには不向き
【2017】 ジャスミンKYOKOの、映画私的ランキング
1位・・・・『ワイルド・スピード ICE BREAK』
2位・・・・『マリアンヌ』
3位・・・・『マグニフィセント7』
4位・・・・『T2 トレインスポッティング2』
5位・・・・『夜に生きる』
6位・・・・『パトリオット・デイ』
7位・・・・『ハクソー・リッジ』
8位・・・・『ザ・コンサルタント』
9位・・・・『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
10位・・・・『スノーデン』
11位・・・・『沈黙ーサイレンスー』
12位・・・・『LA・LA ランド』
13位・・・・『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』
14位・・・・『ローグ・ワン/スター・ウォーズストーリー』
15位・・・・『ビニー/信じる男』
16位・・・・『エル ELLE』
17位・・・・『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』
18位・・・・『ジョン・ウィック チャプター2』
19位・・・・『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
20位・・・・『バーニング・オーシャン』
21位・・・・『スプリット』
22位・・・・『ネオン・デーモン』
23位・・・・『バイオハザード ザ・ファイナル』
24位・・・・『雨の日は会えない 晴れた日は君を思う』
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