『マークスマン』2022年、映画初めはライフル構えるリーアム!かっこいい!

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

新春の映画初めがリーアム・ニーソンの映画でスタートできるなんて最高です!

リーアムがメキシコの麻薬カルテルと戦うなら、絶対行かなきゃでしょ!笑

し・か・も!! 超かっこよかった!!(上⇧の画像のカウボーイハット姿は微妙笑)

もう、私の好きな要素がてんこ盛り!!

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◆リーアムの敵 → メキシコの麻薬カルテル
◆余計な女が出てこない → 超重要
◆元海軍
◆しかも狙撃手(スナイパー大好き)
◆アリゾナとメキシコの国境が出てくる
◆子供と逃避行のロードムービー
◆ピックアップトラック、ガソリンスタンド、ハンバーガー
◆アメリカ南部の汚職警官

アメリカかぶれの世界にようこそ、リーアム!!(拍手)

北アイルランド出身のリーアム。アクション映画の『96時間』が大ヒットしてからというもの、何かとアメリカ人を演じてきたが、今回が一番「ザ・アメリカ人」だった!!

まるでクリント・イーストウッドがでてくるかのようなアメリカ感満載の映画だったから、もうすぐ公開されるイーストウッドの『クライ・マッチョ』(これも見知らぬ子供と二人の映画)と両方見て比べて楽しもう!

ストーリー

愛妻に先立たれ、一人牧場を営みながら、愛犬と暮らす元海軍のジム(リーアム・ニーソン)。

ジムの牧場は、アリゾナで敷地にメキシコとの国境があり、たびたびメキシコから密入国する者がいた。

ある日、メキシコの麻薬カルテルから追われている親子が、越境寸前ジムの目の前で撃たれ、母親は絶命。

母親は息を引き取る前に11歳の息子ミゲルをシカゴの親戚に送り届けてほしいと頼む。

最初は牧場経営の苦しさのあまり、母親から託されたお金欲しさに引き受けるが、旅を続けるうちにミゲルと打ち解けていく。

今回の舞台「アリゾナ」→「シカゴ」

ジムが経営する牧場は、テキサスと思ってたけど、アリゾナだったのね。

それなら「ルート66」を通るのもわかる(横に走ってる道路だからなんでかなと思ってた)。

確かに不法移民を取り締まる国境警備隊が「その子はノガレスに返す」って言ってたもんね。(メキシコのノガレスは、アリゾナと国境の町)

アリゾナからルート66を通ってイリノイ州のシカゴへミゲルを親戚に送るため、麻薬カルテルをかわしながらの、リーアムのエキサイティングでアメリカンなロードムービーなのだ♪

メキシコの麻薬カルテルが敵なら無条件で観に行く

今度の敵は「メキシコの麻薬カルテル」!!

そう聞いたら映画館にすっ飛んでいきますよ!笑

なんていうの、北米あたりのギャングの比じゃないのよね、ラテンのギャングやカルテル(組織)の怖さったら!!

麻薬が絡む映画はつい、ほいほい足を運んじゃう。

東京なんかで麻薬を吸ってる若者なんかは、こういう映画をいっぱい観たらいいのにと思う。こんなの観てたら「ちょっとかっこいいから吸っちゃおう」なんて思わないはず!

私は子供の前からこういう映画や情報を遠ざけるより、積極的に子供に見せるタイプです笑。どうなるか最悪な結末を見せてたら興味本位で手を出すことにはならんでしょう♪ 

種類を(麻薬の)知ってたら、変な友達から勧められても間違って飲むこともないからね♪

今回国境で銃撃戦になり、ジム(リーアム)が殺したやつが、カルテルの幹部の弟だった・・・というのも執拗に追われる原因に♪

出た!『ランボー ラスト・ブラッド』も弟をランボーに殺された兄ちゃんが国境越えて追ってきたもんね♪ 

しかし、いつも思うのはたまには弟や妹がお兄ちゃん(お姉ちゃん)の復讐をするのを観てみたいけどね(いつも兄や姉ばかり笑)。

今回のリーアムは元海軍!!(喜)

リーアム作品を毎回一緒に観に行く友達と語る黒歴史に『スノー・ロワイヤル』がある。

あれは普通の除雪作業員役のリーアムが、息子を殺した組織(これも麻薬組織)の人間を次々と殺していくという映画だったけど、普通の人って設定がかなり無理があった笑。

普通の人がお店で発砲して人殺したら後始末をどうするんだよ、といらぬ心配があった。

でも今回は元海軍の狙撃手(スナイパー)!!バンバンやっちゃってください!!笑

海軍にスナイパー(狙撃手)っているのかしら。海兵隊(海軍の特殊部隊)なら陸戦も行うから海兵隊だったのかもね。

もうね、ライフルを構えて狙いを定める眼光が超素敵で、敵にビシバシ命中してキュンキュンきたわ!(ついでに私のハートも撃ち抜かれた!アホ)

『スノー・ロワイヤル』は、昨今の事情で、いらんことネイティブアメリカンの問題なんかを匂わして、そういう人種を出し過ぎ、主役のリーアムの存在が薄まったんだよね。

今回はそこ振り切って、「男の映画」に仕上げてたのよ!!!たまらんわーーーー!!

いらん女も出てこんし!(→『ファイナル・プラン』のことを言っている笑)

それでいいのよ!アクション映画は!!色んな人の顔色伺った映画なんて楽しくないからね♪

子供と犬とのロードムービーがたまらない

友達とも話していたが、寡黙な男と少年(少女)と犬の組み合わせって最高。しかもアメ車が加わったらもう完璧だ。

『グラン・トリノ』も、がんこじじい(イーストウッド)と少年にグラン・トリノ(車)だし、『パーフェクト・ワールド』でもケビン・コスナーと少年と黄色のフォード(車)。

2つともクリント・イーストウッド監督作品なのだけどね♪ やはり彼もアメリカを愛してやまないんだろうな(→すごく影響を受けた、それは私笑)。

今回は、リーアムがアメリカの田舎の乗り物の基本、ピックアップトラックに乗って、11歳の少年と犬のジャクソンと逃避行。

もう、牧羊犬のボーダーコリーのジャクソンがほんと、お利口でかわいいの♥。「ジャクソン!」って呼んだらすぐ車に乗って、ジッとしてる。

あーーージャクソンが飼いたい!(自分で一からしつけなさい)

カルテルが追ってくるから、家から最小限の持ち物を持ってすぐ出発するジム(リーアム・ニーソン)の、その身支度の素早さに、私も身軽にならなきゃいかんと思った(誰に追われてるわけでもないのに笑)。

シカゴのうまいホットドッグ(アメリカには珍しい野菜や具がいっぱい入ったホットドッグ)を一緒に食べるのを夢見て車を走らせる。

追われてるけど、「夢」を感じさせるのが、ロードムービーの鉄則よね♪

旅を続けるうちに、打ち解けてお互いがなくてはならない存在になっていく・・・。あー私もルート66を運転したい・・!

アメリカかぶれが嬉しくて失神しそうになる映画

⇧見て見て!後ろに私の大好きなアメリカの給水塔があるのよ♪

今回は、クリント・イーストウッド作品かと思うほど、アメリカ感がたっぷりの映画だった。

それもそのはず、調べてみたらこの映画の監督は、ずっとクリント・イーストウッドと仕事してきた人で、ロバート・ロレンツという監督。

そうかあ、それなら納得!!

まさか、映画がロードムービー仕立てになっているとは思わず、映画館で興奮しちゃったわよ!(ロードムービーが大好き)

リーアムが助ける11歳のメキシコ人の少年ミゲルと、ピックアップトラックに乗って立ち寄るお店がいちいち最高なのよ。

ハンバーガー食べたり、自動車整備工場寄ったり、ガソリンスタンド寄ったり、そこのコンビニ寄ってジャンクなお菓子買ったり。

アメリカの車あるあるの、エンジンがオーバーヒートするのもあって、キュンキュン!

日本車は壊れないからね、ハラハラしないのよ笑(私が逃げる時は日本車使うけど笑)。

ガンショップのおじさんとのやりとりも最高で、ジムはIDなかったが、おじさんがリーアムの目で愛国心を測って銃を渡すとこ、たまらん!(もうこんなシーンが好きなのよ)。

もちろん、追われる者に定番の宿モーテルにも泊まる。リーアムがベッドに寝転んで、ジャクソン(犬)やミゲルとTVを観る。(TVはもちろんボロいやつ一択)

もう、アメリカかぶれは、心臓やられてハアハア言ってました笑。

リーアム、この世界に入ってきてくれてありがとう。これでアメリカかぶれ映画も安泰よ。

カルテルの一味と戦う場所も、廃墟になった牧場だったりして最高!サイロがあったり、干し草を運ぶカートがあったり、丸めた干し草がゴロゴロ置いてあったり・・・メロメロです。

『ダーク&ウィケッド』で、ちょっとアメリカの田舎にビビってたけど、やっぱり私の好きなアメリカがそこにある。い、行かなければ・・・!!

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

「ハエの羽音」で始まる映画が大好きです!(→変態)

ハエの音・・・・それは語らずとも「不穏な空気」の効果音だからである笑。

そこには「死体」があるか、腐敗した何かがあるか、砂漠か、怪しい町か。その音を聞いただけで映画のつかみはOK笑。

この映画もハエの羽音から始まったのだった。

さて、今回は再婚相手(先立たれた妻)の娘が国境警備隊(⇧右下)というのもよかった♪

しかもあまり映画の邪魔しないし♪

タイトルの『マークスマン』とは、突撃用としても使えるように開発されたライフルの名前でもあり、「狙撃の名手(小隊の中でも群を抜いて射撃が早く正確な者)」という意味もあるらしい。

軍隊の中でマークスマンと呼ばれる小隊は、射程800mと、突撃兵より広く狙撃手より短い飛距離で広範囲を守る役目があるらしい。(突撃兵を比較的近くで守る)

物騒な映画にいつも一緒に行く友達が、リーアムのかっこいい画像を検索してたら、偶然意味を知ったらしく教えてくれた♪(いい友達を持って幸せだ笑)。

一つ納得いかなかったのは、悪者の最後笑。(リーアムがいつも勝つからネタバレでも何でもないのだ笑)。あの死に方は納得できん!

まあ、ここまで良かったから許してやろう。

映画『マークスマン』のキャスト

@『マークスマン』(原題:The Marksman)(2021年 米)

ジム・ハンソン・・・・・・リーアム・ニーソン

サラ・ベニントン・・・・・キャサリン・ウィニック

ミゲル・・・・・・・・・・ジェイコブ・ペレス

マウリティオ・・・・・・・ファン・パブロ・ラバ

【2022】ジャスミンKYOKOの映画私的ランキング

1位・・・・・『マークスマン』