『ファイナル・プラン』映画がこじんまりしてても、リーアムに忠義を尽くす

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

『96時間』※で、惚れてからというものリーアム・ニーソンのアクションには、必ず行く姿勢でいます!笑。

※パリに旅行に出かけた愛娘が人身売買組織に拉致され、他国に売り飛ばされる96時間以内に命がけで救出しにいく元CIAの父親の映画。

しかし、あれ以上の傑作はなかなかないね笑。

50代後半でアクションで売れちゃったもんだから、69歳になってもアクションをやりつづけないといけないリーアム!笑。

でも惚れたファンはとりあえず「忠義を尽くす」ために行きますので笑、これからもしばらく出続けてねーーー。

はじまってしばらくしてすぐに物語の展開が読めてしまったのでちょっとワクワク度が足りませんでした!



ストーリー

8年間の間に7つの州で12の銀行を襲い、盗んだ金額がおよそ900万ドル(10億円)。

もと海軍の爆破部隊にいたトム(リーアム・ニーソン)は、爆発物のプロで、その知識を活かし、銀行の金庫破りを続けていた。

運命の女性アニーと出会ったことで足を洗うことを決意し、FBIに自首を申し出たが・・・。

・・・・たぶん、足は洗えないだろうな、簡単には笑。

 

ラブストーリーがいらん

今回のCMやポスターのキャッチ「最後の恋」・・・。

いらんことつけてくれたな。

最初からその言葉が気に入らなかった(日本で作ったコピーはやたらと最後をつけたがるのよね)。

リーアムは、ちょっと奥さんから別居されてるくらいがちょうどいいのになあ(ひどい)。

※リーアムの役柄はいつも離婚か別居中か死別が多い(泣)。幸せな役がないのだ笑

今回、しょっぱなから運命の女子アニーとの出会いシーンから始まり、ウキウキつきあって1年後に「一緒に暮らさないか?」という、リーアム作品には不要なラブラブが笑。

一緒に行った友達はその辺寝ちゃったらしい笑。(私よりハッキリしてる笑)

でもまあ、がんばって許そうと思ったけれど(何様?)、リーアムが捜査官に復讐に行く時に「私も付いていくわ」と言ってやっぱりムッときた笑。

足手まといじゃ!

アクション映画で何が歯がゆいかって、何も役に立たんくせに、勝手に裏で動いて逆に主人公を危険にさらす女ほどムカつくものはない(『レッドクリフPart2』の小喬(しょうきょう)※とかね)

※敵陣に妊婦でありながら乗り込んで、自分の色気で敵将を油断させようとするが、逆に心配させ作戦が狂って夫である主人公の戦いの妨げになった女。

そんな女をまた主人公が命がけで助けるのよ・・・それが一番歯がゆくてたまらんのよ(結局嫉妬笑)。

 

アクション俳優として、ファンのために頑張ってくれ!

原題は「Honest Thief」(正直な泥棒)笑。

正直な泥棒なんているはずもないけど、リーアムの場合はそれがあてはまっちゃうのよね笑。

悪人だけど、善人笑。

ケヴィン・コスナーやジェイソン・ステイサムもこれに当てはまるよね笑。

インタビューの度に「もうアクション映画はやらない」と言ってるリーアムだが、アクション映画の脚本が次々と送られてきちゃうらしい。

名前でお客が呼べる数少ない俳優だからかしらね笑。

スタちゃん(スタローン)みたいに筋肉俳優の位置付けではないから、サスペンス風やクライム(犯罪)アクションにオファーしやすいのでしょう。

でも今回、教会でのアクションなどに、ちょっとヨタヨタする場面があり、「ファイトー!リーアム!」と最近スタちゃん(75歳)にかけちゃう掛け声をかけたくなったわ笑。

今回は爆破犯なので、遠くからスイッチ押せばハイ、終了。

リーアムの体力的にはラクなんだけどね♪

でも、やっぱり、元CIA(米の諜報機関)とかで、拳銃や盗聴などを巧みに扱う彼を観たいのだよ!

ちょっと今回はコロナ禍の撮影というのもあったのか、スケール的にも小さかった・・・(泣)。



スケール小さいのにキャストは豪華

舞台はボストン。

リーアムが私が行った場所を通るかワクワクで見てたけど、あまり中心部では撮影されてなかったみたい・・(がっかり)。

この前のジェシカ・チャスティンの『エヴァ/AVA』でもボストンが舞台だったけど、こじんまりとしてた。

たぶん、コロナ禍では街にスタッフを大量投入できないから、アクション映画はなんとなくスケールが小さくなっちゃうのかもね(泣)。

この映画もやはりこじんまりしてたけれど、キャストはなかなかのメンバーを揃えてました!

⇧もう最初に出てきた時、すぐ「こいつが悪い」って分かる顔のジェイ・コートニー。

今回は悪徳警官をやります! 悪役してた方が安心するなあ。

変に『ダイハード ラストデイ』とかで、マクレーン(ブルース・ウィリス)の息子役やったり、『ターミネーター 新機動(ジェネシス)』で、私の好きなカイル・リース役※なんかするから応援できないのよーーー(自分勝手なご意見笑)。

※『ターミネーター』でマイケル・ビーンが演じたサラ・コナーを未来から助けにくる戦士。

顔がどうしても好きになれない俳優の一人なのよね(ジェイ・コートニーファンすみません)。

今回は悪役なのでリーアムに思いっきりやられてスッキリ(ひどい)♪

 

⇧FBIのベテラン捜査官のベイカー捜査官を演じるのは、『T-2』で液体ターミネーターを演じたロバート・パトリック。

主役級の俳優としては大成しなかったけど、最近は大作に脇役としていい感じのオヤジ役でちょこちょこ出てるのが嬉しい。(最初観た時はあまりの枯れ具合にビックリしたけど笑)

⇧あ、この人なんか観たことある!と思ったけど、すぐには思い出せず。

離婚した妻と持ち物を分けて犬をもらってしまったので、捜査に連れてまわるマイヤーズ捜査官の役。

たぶん、笑いどころなんだけど、笑えなかったな。

でも、チャーミングだったのでまあ、いいとしよう。

『ボーダーライン』で、SAD(CIAの機密作戦部隊)のジョシュ・ブローリンの部下役だったらしい。

ジェフリー・ドノヴァン。映画鑑賞後、一緒に行った友達が教えてくれました。

私が今少し気になってる8月半ば公開の映画で、ケヴィン・コスナーとダイアン・レインの『すべてが変わった日』にまた出てるみたい。

彼のファンであるその友達が観に行って良かったら行くつもり♪(8月は忙しいので全部に行くわけには行かんのだ!)

 


⇧最近公開されて日本でも話題のミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』の主役に抜擢されたアンソニー・ラモスが、悪徳警官の1人を演じてます。

この役の後に、大作映画の主役なら、すごい出世だよね!

 

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

毎回災難に巻き込まれ系の役が多いリーアム。

今回は自首する泥棒ということで少しは新しかったけどね。

悪徳警官と戦うのでいつのまにか、リーアムが泥棒なのに善人の役なのです♪ふふふそこはお約束。

前半にラブを入れたのと、爆破犯ということでちょっとワクワク度が下がりました笑。

やっぱり、声のなまりだけでアルバニア人とわかったり、目隠しをされて拉致される時も、「右へ曲がって1、2、3、ここで左」みたいにアジトの場所を音と感覚で覚えるなどのワクワクポイントが欲しかったわ!(『96時間』シリーズの好きなポイントです)

大切な人を傷つけられ、スイッチが入る瞬間の顔は、この作品でも最高にかっこよかった!!

あんな顔して助けに来て欲しい・・・(アホ)。

しかし、40代女子と70代近い男子の恋があんなにすんなり始まるかねえ笑。保険金詐欺と思われないかしら・・・(なんかそんな事件あったよね!)

アクション映画好きの人はこういうのが好きすぎて通い詰めてるので、ちょっとやそっとじゃ、もう驚かなくなってるのも原因よね(^.^;。

またこの監督とはタッグを組んでアクションもう一本やるらしいので、次回作に期待!

 

映画『ファイナル・プラン』のキャスト

@『ファイナル・プラン』(2020年 米)

トム・カーター・・・・・・リーアム・ニーソン

アニー・ウィルキンス・・・ケイト・ウォルシュ

ニベンス捜査官・・・・・・ジェイ・コートニー

マイヤーズ捜査官・・・・・ジェフリー・ドノヴァン

ホール捜査官・・・・・・・アンソニー・ラモス

ベイカー捜査官・・・・・・ロバート・パトリック

 

【2021】ジャスミンKYOKO 映画私的ランキング

1位・・・・・『ラスト・フル・メジャー』

2位・・・・・『KCIA 南山の部長たち』

3位・・・・・『ヤクザと家族 The Family』

4位・・・・・『プロミシング・ヤング・ウーマン』

5位・・・・・『グリーンランド 地球最後の2日間』

6位・・・・・『ある人質 生還までの398日間』

7位・・・・・『ビバリウム』

8位・・・・・『RUN』

9位・・・・・『インヘリタンス』

10位・・・・・『アオラレ』

11位・・・・・『キル・チーム』

12位・・・・・『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』

13位・・・・・『秘密への招待状』

14位・・・・・『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』

15位・・・・・『アウトポスト』

16位・・・・・『聖なる犯罪者』

17位・・・・・『ジェントルメン』

18位・・・・・『ファイナル・プラン』

19位・・・・・『ゴジラVSコング』

20位・・・・・『ノマドランド』

21位・・・・・『キング・オブ・シーヴズ』

22位・・・・・『AVA/エヴァ』

23位・・・・・『テスラ エジソンが恐れた天才』

24位・・・・・『Mr.ノーバディ』

25位・・・・・『カポネ』