『レヴェナント』。寒い、痛い、汚い(笑)レオちゃん、よくがんばった!


ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?
ネイバーズカフェの映画中毒の店長、KYOKOですっ。

面白いTVがなかったら(好きなのは録画してる)
映画を観ながら、家事などをします。
流しで見るのはもっぱら 一回見たことのあるアクション映画(笑)。

この前、『ROOM』を見た映画館で、
下りのエレベーターを待っている時、背後で
女性二人がアカデミー賞の話をしてた。

「この映画(ルームのこと)、アカデミー主演女優賞だったんだよね」

「うん♪ あれ?主演男優賞は誰だったっけ?」

レオナルド・ディカプリオだよ」

「あーあの大自然のやつだったね!。助演男優賞は誰だったっけ?」

スタローンに獲らせてあげたかったと言え! 言うんだ!!(アホ!)

「あーーーあの人!!えーとね!」

スタローンだよ!(嘘つくな!)

マーク・ライランス!!!あの人、好き~♪

げ。スタローン、惜しかったよねえが聞きたかったのに。
好きと来たか!(アホ)

さて、レオナルド・ディカプリオ、(42歳)
ようやく獲ったアカデミー主演男優賞!!

映画の会でも
そこまで熱心なレオのファンじゃなくても
「やっとレオが獲ったから」
応援の気持ちで メンバーも鑑賞してたみたいだ♪

それにしても 一時期、あんなに人気だったレオの、
しかも悲願のオスカーなのに、
なぜ!「字幕」しかないんだ???

うーむ。理由は、
「汚い」からだろうな(笑)

『華麗なるギャッツビー』の時は、
久しぶりにイケメンレオが拝めるからか、?
吹き替えもちゃんとあったもんなあ

応援鑑賞しに来るのは 昔からの映画ファンだけだろうと思ってるから
「吹き替え」がどの映画館もやってないのかも。

レオもたまには「汚い」役じゃなく、
大人の男になったその姿で、
「オトナの恋愛映画」したら
また女子ファンが増えるだろうに( ノД`)シクシク…

『タイタニック』で一時期惚れて以来、
どんな「汚い」役でもレオ作品は一応観に行ってた。
意外と律儀(笑)
しかし、おととしの『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で、
お尻の穴にロウソクを女子に立てられて、はしゃいでた姿を見た時・・・(役だろ!)
絶句した(笑)
そこまで求めていないよーーーーと思った(笑)

なぜだかクリスチャン・ベールならいいんだけど(笑)、
レオには 
その一線は超えてほしくないの! あははは

さて、色んな思い出が詰まってる、レオちゃん
渾身の作品、『レヴェナント 蘇りし者』

はっきり言うと、ストーリーはたいしたことありません(笑)
復讐劇というより、
『生きる』がテーマ。

西部開拓時代の初頭のアメリカ北西部
イギリスから独立した13州が
アメリカ合衆国を名乗ったが(独立宣言は1776年)。
まだまだ他の州は未開拓で、
全土が独立するにはまだ時間がかかった頃。

フランスイギリス軍が、
他の州を独立させまいと
ネイティブアメリカン(原住民)と組んだりして
戦いが激化していた。

アメリカ軍のアンドリュー隊長の狩猟隊は、
毛皮会社に毛皮を売るために
猟師を雇い、皮を加工していた。
その土地に詳しい案内係が、ヒュー・グラスレオナルド・ディカプリオ)だった。

アメリカ人は、伝説や物語でヒュー・グラスを知っている人が多いから
すぐ入り込めるかもしれない。
レオちゃんがんばった!で
映画館にやってきた日本人には、
冒頭の、ネイティブアメリカンに次々襲われる狩猟チームが
いったい何の団体なのかを察するのに少々時間がかかる(笑)

アクションも見つつ、なんだなんだ、この人たちの関係性は??

疑問視しながら見ていくこととなる。

西部開拓だから、『ラスト・オブ・モヒカン』よりちょっと後の時代か・・・。
とか、カウボーイが生まれるのはもうちょっと後か・・・。

などと、映画で得た知識をツギハギしながら見る(笑)

映画の会のUさんが言ってた通り、
ノルマンディ上陸作戦を描いた、『プライベート・ライアン』を思わせるような
のっけから 怒涛のアクション!!
腕とか手が飛ぶのを見れない人は、
DVDになってからがいいかも!(早送りしてくだされ・・・笑)

隊長が全幅の信頼を寄せていたヒューが 
いきなりハイイログマに襲われ、
瀕死の重傷を負う。

身動きが取れないヒューを途中まで連れて行くが、
山を登るのに足手まといというのと
余命がもう尽きるだろうとの判断で、
死を見届ける者だけを残し、隊長たちは先を急ぐ。

見届けたら金をもらえるということで 残ったフィッツジェラルドトム・ハーディ)は、
なかなかヒューが死なないのにしびれを切らし、
他の者がいない間にヒューを殺そうとする。

止めに入ったヒューの息子を殺し、残った仲間と共に
重体のヒューを見捨てる。

↑今回、悪役らしい悪役を、トム・ハーディが演じています♪

トム・ハーディの悪役起用はレオのたっての希望だったとか。

↑二人が初共演した『インセプション』では、
こんなトム・ハーディだったのに・・・(笑)

今ではクマ化して、レオじゃなくて
トム・ハーディの方がクマと戦ってほしかったなあ(アホ笑)

クマ化してから、仕事のオファーが途絶えることを知らないトム・ハーディ(笑)

映画の会のみんなが言ってたけど、
とにかくクマがすごい!!(笑)
CGらしいけど、そんな風には見えないすごい技術!!

レオを襲うクマのすごさに 赤カブトを思い出してしまった(笑)

昔、大ヒットしたマンガ『銀牙ー流れ星ー銀』(ぎんが)。
わたくしKYOKOも大好きで毎週アニメを見ていた♪
マタギ(熊を撃つ猟師)に飼われた犬たちの、
凶暴な人食い熊赤カブトと呼ばれる伝説のクマとの
死闘。

↑犬たちの友情と結束がかっこいいのだ!!

もうやめてやってよと言いたくなるくらい、
クマレオを痛めつける。

凍てつく寒さ。クマの爪でズタズタにやられた皮膚。
その場で縫ったりして ばい菌は大丈夫なのおおーーー
無菌な現代人は とにかく耐え難い(笑)

『グラディエーター』では ウジ虫に化膿した部分を食わせて
傷を治す療法とか出てくるけど、この映画でも
治療法が出てきます!!
昔の人はすごいいい~
何かの時のために参考にしたいけど、どれもできん!!(笑)

ランボーが傷口に火薬を詰めて燃やして消毒するけど
あんなのもできん!!(誰も君に求めとらんよ

こういう時、『王家の紋章』キャロルみたいに 
都合のいい時だけ現代にタイムスリップして、
超最先端医療受けれたらいいのにね!
(自分の愛読書をバカにするな!

重体で声も出ないまま、山に置き去りにされたレオが、
息子の復讐を誓い、
何度も危機に遭いながら 復活!!

とにかく
『寒い・痛い・汚い』の3拍子揃ってます(笑)

↑こんな さわやかなレオは見られません!!(アカデミー授賞式のレオちゃん

よだれ、鼻水、鼻血。・・・(^▽^;)

↑このヒゲは自前らしいよ。

確かベジタリアンだったレオちゃんが、生肉を食らうシーンが!
ギャー 大変だーっ。

寒い映画はキライなので(笑)あまり観に行かないけど、
これは行ってよかったっす♪

映画の会のEさんも言ってたけど
「あの 隊長も考えが甘いですよね」

確かに。
お金をもらえるから死を見届けるという奴に任せる・・・。
1年も2年も死ななかったらどうするんだ!?
なんだか腑に落ちない隊長。
なーんか
どっかで見たことあるんだけど・・・。

アンドリュー隊長(左)。

ずーっと考えてたけど、映画中には思い出せなかったが、
映画のキャストをネットで見て

「あ!!ロンの双子の兄ちゃんか!」

知りました。そっかーあのウイーズリー家の。

お兄ちゃん(ドーナル・グリーソン)も、
超大作『ハリー・ポッター』シリーズの後、
がんばってるんだねえ

映画の会で知ったけど(ためになる映画の会♪)
この映画は、ライトなどを使わず、自然光で撮ったすごい映像らしい。

レオのがんばりもすごいけど、
アメリカの厳しく豊かな大自然も
見応えたっぷりです!!

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 @『レヴェナント 蘇りし者』(2015 米)

  ヒュー・グラス・・・・・・・・・・レオナルド・ディカプリオ

  ジョン・フィッツジェラルド・・・・トム・ハーディ

 @2016年KYOKO私的映画ランキング

  1位・・・・・・『ROOM』

  2位・・・・・・『スポットライト 世紀のスクープ~』

 
  3位・・・・・・『レヴェナント 蘇りし者』

  4位・・・・・・『マネー・ショート』

  5位・・・・・・『ブラック・スキャンダル』

  6位・・・・・・『スター・ウォーズ フォースの覚醒』

 @同じようなテーマのKYOKOのおススメ

  『ラスト・オブ・モヒカン』(ダニエル・デイ・ルイス、マデリーン・ストウ)

   独立戦争の頃の話。ネイティブアメリカンモヒカン族の生き残りとイギリス軍の将校の娘のラブもあり♪

   命を賭けて守り抜くのが超!!かっこいい!!!

  

 

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