『15時17分、パリ行き』途中が退屈で、ちょっと残念。

水曜日のレディースデイ。いい時間帯にあったので仕事帰りに行ってきた。

出展:http://gigazine.net/news/20171214-1517-to-paris-trailer/

さて、その水曜日に行ってきたのが、『15時17分、パリ行き』。

先に観に行っていた映画の会チームが「途中、間延びしてしまった」と言っていたが、クリント・イーストウッド監督作品なので、やっぱり観に行ってみた。

映画館は満員に近い、お客さん。さすが、イーストウッド監督です。

アクション映画好きは、あのCMで心をきっと奪われたでしょう。

しかし、これは、クリント・イーストウッド。人間ドラマが「主」でした。

つい、そのことを忘れて出かけてしまった(^_^;)。




ストーリー

出展:http://www.webdice.jp/dice/detail/5576/

幼馴染3人が、アムステルダム発パリ行きの電車の中で、テロリストを抑え、テロを食い止める。

これが2015年に起こった「タリス銃乱射事件」で、パリ行きのタリスという特急にその日500人くらいの乗客が乗っていた。

そこに乗り合わせた幼馴染3人。

アメリカ空軍所属のスペンサーと、オレゴン州兵のアレク、大学生アンソニーの3人は、アフガンから帰った友アレクを祝おうとヨーロッパ旅行を計画したのだった。

 

イーストウッドをもってしても、アクション映画好きには物足りなかった

イーストウッド作品の『ハドソン川の奇跡』では、観に行く前に「世界まる見え」のドキュメンタリーを観て一部始終を知ってしまってたので、他のみんなの高評価ほどは、私は興奮しなかった。

トム・ハンクスと、アーロン・エッカートは良かったけどね。ふふふ。

その経験を踏まえ、今回はこのテロ事件を一切、何も調べないまま、観に行ったけど・・・ザンネン!!

幼馴染3人の生い立ちストーリー部分は、アメリカかぶれにとっては楽しいし、アメリカ軍の基地内部や訓練が出てくるのは嬉しかった。

その後、すぐに電車シーンになってほしかったなあ。

ヨーロッパの観光シーンが長すぎて、「まだ??」

コロッセオやバチカンまでは許そう。さあ、やっと乗車か!!と思ったらべネツィア。

出展:https://www.fashion-press.net/news/35765

アムステルダムの観光からで、いいじゃなーい!!とキレ気味になるくらい長すぎた。

犯罪映画では、悲惨なシーンと対象な意味で、平和な日常シーンも必ず入ってるけど、今回はあまりにも長すぎた気がする。

ステイサムが観光してるならベネチアもいいけど(アホか)。

ラストの30分は素晴らしかったから、3人の大人になるまでと一気に列車シーンで良かった気がするな。映画は1時間くらいになっちゃうけど^_^;

 

どんなに落ちこぼれていても、輝く瞬間は必ずあるから、人生をあきらめないで

3人とも、いつも校長室に呼ばれるくらい、注意力散漫の問題児だった。

ある日思い立って、ものすごく努力して軍隊に入ったが、落第だらけ。

周りの人々からは、見向きもされなかった3人が、テロを未然に防いだ。

クリント・イーストウッドの言わんとするところは、「どんなに落ちこぼれていても 輝く瞬間は必ずあるから人生を諦めないで」ってことなんだろうね。

お母さんを困らせてばかりだった3人は、フランス大統領からもアメリカ大統領からも称賛された。

出展:https://www.fashion-press.net/news/35765

この映画のビックリは、その当事者3人が主役を演じてること。

↑の写真は、オバマ大統領から勲章をもらった時のもの。左からアレク、真ん中スペンサー、右がアンソニー。

 

ジャスミンKYOKOの煩悩だらけの映画トーク

軍人さんも映画に出れるんだねえ(*_*)。スペンサーとアレクは、いかにもアメリカの軍人さんって感じが嬉しかった♪。(実際に軍人だろ)

アメリカ人の休日のラフな格好そのものがリアルでいいし。(おしゃれ感ナシの感じがいい)

「コーラがちっちぇー」というセリフも素敵。(アメリカはバケツのようなサイズがある)

アメリカでは考えられないミニサイズの缶への感想が、ヨーロッパに来たアメリカ人の反応そのもので萌えました(アホ)。

あんなにゴツかったら、アムステルダムのクラブに行っても怖いものなしだからうらやましい。

わたくしKYOKOも1回でいいから、あんな海外のクラブに行ってみたい!!

もちろん、踊りたいわけではなく、映画のシーンに出てくる、ド派手なお姉さんやラリッた人たちを見たいというのが主(笑)。

なので、そんな人がいるところには、自分だけじゃなかなか怖くて行けない(T_T)。

あんなアメリカ軍人が友達にいたらついてきて欲しいなあ。(英雄をミーハーな目的に使おうとするな)

K氏は、パブや夜の街をちょっと歩くのには役立っても、あんなクラブには用心棒として機能しないな(ヒドイ)。

出展:https://nearlyweb.net/card376822

このテロ事件の数か月後、悲しくもパリで同時多発テロが起きる。

いつ、どこで遭うかもわからないテロ。

用心しようがないところが怖いよね。

こんな勇敢なことができるだろうか。

スタちゃんを崇拝しててもテーブルの下に縮こまって泣くくらいしか出来ないだろうな(T_T)。

映画としては、残念ではあったけど、改めてこの主役3人はすごいと思う。

これから映画館に出かける人は、人間ドラマとかドキュメンタリーと思っていきましょう。

スティーブン・セガールやデンゼルみたいに車両を切り離したり、列車の屋根の上に登ったりする映画ではありません!(アホ)あはは。




映画『15時17分発、パリ行き』の情報

@『15時17分発、パリ行き』(2017年 米)

スペンサー・ストーン・・・・本人

アレク・スカラトス・・・・・本人

アンソニー・サドラー・・・・本人

監督・・・・・・・・・・・・クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッドが監督した作品でジャスミンおすすめ

『目撃』『ミスティック・リバー』『ミリオンダラー・ベイビー』

『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』『グラン・トリノ』

『インビクタス/負けざる者たち』『ジャージー・ボーイズ』

『アメリカン・スナイパー』

 

【2018】ジャスミンKYOKO 映画私的ランキング

1位・・・・『スリー・ビルボード』

2位・・・・『デトロイト』

3位・・・・『キングスマン ゴールデンサークル』

4位・・・・『15時17分、パリ行き』




 

 

 

 

 

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