こんばんは、ジャスミンKYOKOです。
1995年に行った、アメリカ大陸縦断の旅の話です。
キング牧師が暗殺されたロレインモーテルに行った後、スラム街に迷い込んだ我々はやっとの思いでビールストリートへ。
前日の夜「B.B.KING」に行った時は気づかなかったけど、私の目当てのカフェは、「B.B.KING」の向かい側にあった!
「BLUES CITY CAFE(ブルース・シティ・カフェ)」(⇧写真左側)。
メンフィスに行くと決まったからには、ここに行くと決めていたのだ。
「BLUES CITY CAFE」の外観がたまらない。
古ぼけたレンガにグリーンに塗った鉄柱。 「BUD LIGHT(バドライト)」(アメリカのビールね)のネオンサイン。
すべてにおいて「アメリカかぶれ」「映画かぶれ」の合格点なお店である。
このシルバーの無機質な椅子にグリーンの鉄骨とスレートの屋根、この無骨さがたまらない。
焦げたベーコンが出てきそうなお店が最高♪(→アメリカかぶれの褒め言葉)。
何の仕事してるかわからんおっちゃんがつまようじをくわえて野球の話をしてたりね♪
何で、ここに来たかったのか。
トム・クルーズの映画『ザ・ファーム 法律事務所』のロケがここで行われたから!!
【🎥#映画comALLTIMEBEST1200】
— 映画.com (@eigacom) June 30, 2021
俳優、監督、製作者として活躍したシドニー・ポラックの生誕日の今日は、彼の大ヒット作「ザ・ファーム 法律事務所」をご紹介。
何も知らずマフィアと繋がりのある法律事務所に就職してしまった青年とマフィアの攻防を描いたサスペンスです👉https://t.co/K4p3GkAJfa pic.twitter.com/Ui7wXN7Sjd
↑『ザ・ファーム 法律事務所』のジーン・ハックマン(左)と、トム・クルーズ(右)。
私の座った席は、たぶんこのあたりで、弁護士になりたてのトムが法律の勉強をしていたの。
私から観た斜めの赤い縁のテーブルに、FBI役のエド・ハリスがステーキサンドを頬張りながら、トムの様子をうかがっていた。
※『ザ・ファーム 法律事務所』・・・メンフィスの巨大法律事務所に、ハーバード卒の優秀な新米弁護士のトムがスカウトされるが、この法律事務所は事務所全体でマフィアのマネーロンダリングをやっていた。それにトムが気づいてしまい、FBIのスパイにさせられ、自分の身が危険になりながらも事務所の悪事を暴く。
あんまり嬉しかったので、マスターを呼んで一緒に写真を撮ってもらった♪。
「Tom Cruise?Here?」だけで通じる英会話笑。 「Yes、Yes」
英語は単語だけでいいのさ、しゃべれるようになるまで行くのを待ってはいけない!
時間は有限。海外に行きたいならすぐ行く!
マスターが着ていたカフェオリジナルのシャツに色落ちジーンズに野球帽。最高ないでたちのメンフィス在住のアメリカ人、しかも!トムと会った人物。なんて最高なの!?
男友達は、私が何がそんなに嬉しいのかわかってなかったが、とりあえずマスターと写真撮ってた笑。
私の記念すべき、「映画ロケ地の旅」の初回である。
「池上彰のアメリカの近代史」という番組で、メンフィスのビールストリートが写った。
池上彰さんの後ろにこのカフェが写って嬉しかった♪ マスター元気かなあ。
メンフィスは、この旅から行けてないけれど、行ってほんとよかったな。
【映画ロケ地】「BLUES CITY CAFE(ブルース・シティ・カフェ)」
◆このカフェでロケが行われた映画
『ザ・ファーム 法律事務所』(1993年 米)