『春に散る』(ネタバレ感想)打ち合いがド迫力!人生の一瞬にかける男のドラマにシビレる。

こんばんは、ジャスミンKYOKOです。

こんなに横浜流星を好きになってしまうなんて・・・。

『流浪の月』で、ファンの人が嫌がるであろうラブシーンのすごい演技を観てビックリしたのと、広瀬すずの殴り方のうまさに惚れた笑。

調べたら、極真空手の世界チャンピオンと知って感動し、それから応援していくことになったのだった。

しかし短期間のうちにその顔⇧もかなり好きになってしまい、今回橋本環奈がどうからんでくるのかが気になり始めてしまった(もうファンじゃないか!)。

懸念してたラブ絡みの青春ボクシング映画ではなく、私の超好みの「人生の一瞬を賭けた人間くさい男のドラマ」だった。

しかもストーリーもダラっとせず、間に迫力の打ち合いが挟まれるので、全体がピリッとしていて、最後まで楽しめた。(ちょっとイヤなスローモーションがあるが)

横浜流星演じる黒木翔吾が、ボクシングの腕も上げながら人間的にも成長していくのが、目に見えてわかるのが最高です!(もちろん体も完璧に仕上がっていく!)

もうクライマックスなんて、見惚れます!!(もうだいぶひいき目になっててすみません)

「もう、ダメだ」と人生投げやりになってる人は、佐藤浩市をはじめ、おじさんたちの人生の再生も並行して描かれるので、勇気と元気が出ますよ。

『春に散る』の評価

私の個人的な思考による評価です笑 星は7段階で評価します

私の評価★★★★★☆☆
観るのにオススメな人◆横浜流星ファン
◆ボクシング映画好き
◆男の人生ドラマが好きな人
暴力性・残虐性★★★☆☆☆☆
ボクシング映画好きなら耐えられるが、殴り合いシーンが
多いのでそういうのがダメな人には向かないかも。
エロ度☆☆☆☆☆☆☆
エロなくてよかったー(ホッ笑)
感動度★★★★★☆☆
日本でこんな迫力あるボクシング映画が出来ることに感動。
横浜流星と窪田正孝の体作りの完成度も素晴らしい。

『春に散る』ストーリー

ボクサーとして伸び悩んでいた翔吾(横浜流星)の前に現れた、40年前にアメリカで自分の限界を知り頂点を目指すのをやめた男、広岡(佐藤浩市)。

どん底からはいあがろうとする翔吾の情熱にほだされ、夢に破れた元ボクサーのオヤジたちが残りの人生の生きがいを見つけていく。

この映画のためにプロテストまで合格した横浜流星のボクシングシーンも圧巻です。

⇩注:ここから先はネタバレです。

『春に散る』ネタバレ感想

日本映画でこんなド迫力なボクシング映画が撮れるなんて!

その驚きに加え、主役が横浜流星というのが感激に拍車をかけた。

横浜流星のすごさに気づいたのは『流浪の月』でのDV彼氏の役。

嫌がる広瀬すずを無理矢理抱く演技もすごいし、カッとなってすずを殴るのもうまくて、それから目が離せなくなってしまった。(殴るの上手い人に注目しちゃう)

そんな彼が今度はボクサー役をするなら行くしかない!(→ボクシング映画大好き)

ストイックな役作りで知られる流星は、とうとうプロテストにまで合格したらしい。

すごい!

しかも私生活もボクサーと一緒のような食事にして、計量があるわけでもないのに、試合撮影日前日にキッチリ57kgまで落とし、当日に60kgにリカバリーするという、プロボクサー並の調整までやっちゃったんだって。

とことんやる彼にもう目が離せない♪

やさぐれていた若者と、やさぐれていたおじさんが出会う

成績が伸び悩み、やさぐれていた翔吾(横浜流星)は、不良に絡まれた佐藤浩市演じる広岡のパンチのすごさを目の当たりにし、自分も不良に紛れてパンチをくらってみたら見事に伸びてしまった。

その拳の威力に惚れ込んだ翔吾は、広岡(佐藤浩市)を探すためにウーバーみたいなデリバリーをやっていた。

あんなウーバー配達員来るなら、頼みまくるわ!!(アホ)

とうとう広岡の居所を突き止めた翔吾は、トレーナーをしてほしいと懇願する。

アメリカに渡り5回ほどの試合で自分の限界を知り、頂点に上り詰めるのを諦めた広岡にとっては、昔の傷を蒸し返すようなことはしたくなかった。

何回も断り続けたが、同居人で元プロボクサー仲間の佐瀬(させ。片岡鶴太郎)や次郎(哀川翔)が興味を示したことで一度彼の実力を見ることになった。

金髪に脱色して無精髭生やした翔吾(流星)が、人生の先輩たちと関わっていくことで、言葉遣いも少しずつ良くなり人間性も成長していく。

映画全編を通して成長の過程を見せていくのがほんとうまい。

重いパンチがだんだん打てるようになっていく。

フットワークから、スパーリング(ボクシングのパンチの練習)のやり方まで、最終的には別人のように変わっていくのが観てて面白い。

「ボクシング映画あるある」もちゃんと押さえてる

翔吾の家は、お母さんがやさぐれていていつも男を連れ込んでいる。

「ボクサー映画あるある」のわかりやすい貧乏なおうちで笑、夢を見ることでしかこの苦しい現実から逃れられない。

この辺はクリント・イーストウッドがトレーナー役で、ヒラリー・スワンクが旬を過ぎた女ボクサーの『ミリオン・ダラー・ベイビー』にかなり似てるけどね。(この映画の主役の貧乏ぶりもすごかった。ウェイトレスしながら客の残した肉を食べたりして生活してた)

定番とわかっていても、やっぱりボクシング映画は、どん底だった人間がボクシングを通して人生も一緒に好転していくというのを見たいんだよね。

だから、主人公は必ず底辺の生活をしてる必要がある笑。

坂井真紀もやさぐれたお母さん役をがんばってはいたけど、何しろ治安のいい日本だから、そこまでの悲惨な暮らしは描くの難しいよね。

ただ、お母さん役が爆発的に上手い人だったら、流星が目立たなくなるからあれくらいでいいけどね。(坂井真紀は水商売は似合わないからガソリンスタンドでちょうどよかったかも)

お母さんでわかりやすく落ちぶれる人っていうのは、依存心が高く心が弱い人なんだろうなあ。

だからヒモみたいな男にでも寄りかかってしまう。

殴られたり、自分の子供が虐待されてても、その男から離れて自分だけで生きていくという選択肢を実行する方が怖い。

たぶん、このままではダメだとはわかってはいるけど、先送りしてズルズルになっちゃうんだろうね。

確かにシングルマザーにとっては、一緒に生きて行く人がいた方が心強い。(→経験者)

でも子供に暴力をふるうような男は、どこかしら兆候があるから、それを見極めるまでは結婚を決めたり、家に転がり込ませてはダメだ。

発する言葉の1つ1つを注意深く聞いておかないと、取り返しのつかないことになるからね。

母親を殴った彼氏をボコボコにしたことで、翔吾の初のタイトルマッチがなくなりかけたが、広岡の頼み込みと今までのボクシング界への貢献から実現することになる。

子供って純粋だから、そんな男を家に連れ込んだのは母親の弱さなのに、母親も悪いなんて思っちゃいないんだよね。だから守りたくて強くなろうとする。

自分だって甘えたい年頃なのに無理矢理大人にならなきゃいけないから後でひずみが来る。

「母親のためにボクシング始めたんだろ」と広岡に言われて、むせる流星がかわいかった♪

元ボクサーのオヤジたちの人生の再出発も並行して描かれる

やんちゃだけど、翔吾のボクシングへの情熱と母を想う気持ちに自分を重ねた広岡は、息子をかわいがるように愛を持って彼を支えていく。

いつ動かなくなるかわからない心臓を持った自分の残りの人生を彼に賭けてみたくなったのだった。

ちょうど大病を患って激ヤセしてしまった佐藤浩市がはハマリ役だった。

『キングダム』の実写版の呂不韋(りょふい)役は、痩せ過ぎて貫禄が足りないけど、この役はやはり佐藤浩市ならではの落ち着いた演技が際立ってよかった。

翔吾の底辺から頂点に上り詰めるボクサー人生とともに、もう人生も後半戦を過ぎた夢に破れた元ボクサーのオヤジたちが生きがいを見つける過程を並行して描くのがいい。

若い時は自分のことでせいいっぱいだけど、人はある程度年を重ねると自分が世の中の役に立っているというのを実感できるのが嬉しいのかもしれないね。

家族に見放され、酒浸りだった佐瀬(片岡鶴太郎)も広岡と40年ぶりに出会ったことで、ボクシングの楽しさを思い出し、子どもたちに教える喜びを見つける。

広岡が買った中古の一戸建てにみんな転がり込むのがほんと楽しい。

男の友情っていいなあ。

ヨガを極めすぎて(インドからも認められた)今にもブッダの天国に召されそうなガリガリの鶴ちゃん(片岡鶴太郎)が、スパーリングの相手をキレッキレでしてたのがなんかよかったーー!!(片岡鶴太郎は芸人で元プロボクサー)

「マッチでーす」の頃の鶴ちゃん※好きだったな笑。

※「俺たちひょうきん族」で、近藤真彦のマネをしていた。

感情的になったり思い悩む広岡を、横からあたたかく見守ってる立ち位置もよかった。

『ミリオンダラー・ベイビー』で言えば、すぐ短気を起こすクリント・イーストウッドを、ジムの雑用しながら見守っている腐れ縁のモーガン・フリーマンね。

広岡と佐瀬、同じ時代を生きた元プロボクサーの2人。そこに哀川翔が加わるんだけど、この人は一世風靡セピア※から俳優になってからというもの、ほんとチンピラやらせりゃ日本一だわ。

※一世風靡セピア・・・・1980年代に活躍した、劇団「一世風靡」から派生した路上パフォーマンス集団。「前略、道の上より」が大ヒット。メンバーに柳葉敏郎もいた。

声が高いから親分役は向かないけど、チンピラも極めれば唯一無二になれるのねえと今回、改めて感心した。

いつもは勝又とかと一緒に家族ぐるみでパーティしてたりしてオシャレな兄貴って感じなのに、ひとたび映画の中に入ったら、もうほんとムショ帰りよ笑。

シャバ(現実の社会)に出てくるのを待ってた女が病気で死んだのを知って、酒浸りのたるんだ横顔と語り方なんか、もうほんとやさぐれててうまかったわーーー!!

人でも殺したんだろうと勝手に決めつけてたら、モハメド・アリ(アメリカの伝説的な黒人プロボクサー)をバカにされたから人を殴ったと知って笑った。かわいいやん笑。

哀川翔の世代的にアリはちょっと古すぎるし、アリをバカにするネタってなんだろう笑。

70年代なら「ボクサーのくせに徴兵が怖いのかよ!」とかは言われた可能性はあるけどね。

※アリはベトナム戦争の徴兵を断ったことで9回防衛したタイトルを剥奪された

おじさん俳優のうまい役者が揃ってたというのも、面白く仕上がった理由の1つかも。

窪田が感じの悪いボクサーでハマリ役。ラストの試合が圧巻

流星の対戦相手が「窪田正孝」と知って「これは期待できる!」とワクワクした。

彼の映画をそこまで観てはいないけど、なんかイヤーな役がうまそうだったのよ。

『流浪の月』のDV彼氏は、すずに一途で思い込みが激しいからこそ生まれる暴力という点ではまっすぐな横浜流星にピッタリな役だったけど、窪田くん演じる今回の中西のふざけた、ダルい感じって、なかなか出せないって思うのよね。(賛辞です)

対戦相手になる翔吾の試合を観に来てもずっとスマホいじってる姿なんか、ヤジを飛ばすより相手に怒りを与えるよね。

熱い気持ちと怒りをそのままストレートにぶつける翔吾にたいして、中西(窪田)は、のらりくらりとかわし、まるで目の前の相手が見えてないかのような表情や態度をする。

ムカつかせ方がうまい。

三男の窪田くんだからこそ出せる味なのかなと思った。(流星は長男)

弟妹って親にガミガミ怒られても「ごめんなさい」と謝るのは早いけど、実は話はあまり聞いてないし反省もしていない(まあ私も反省はしてないが)、早くこの時間過ぎないかなと思ってる(うちのパートナーK氏もそう笑)、その精神性のタフさと、親の怒りをすり抜けるうまさが長子にとってはうらやましい。

長子は、親の言葉をまともにちゃんと聞いてしまうから反発も生まれ口答えをし、結果一番怒られる笑。(ちゃんと話に耳を傾けてるのを褒めてほしいよね笑)

話を聞いてるかどうかを察知するサーモグラフィなんかがあったら、妹より怒られなかったかもしれないな笑。

私が怒られてるのをいいことに妹2人は2階へさっさと逃げてた(ライオンに仲間が食われている間に逃げるヌーみたいに笑)。

長男長女は真っ向勝負だから、ほんと生きるのが下手だよね笑。

チャンスを掴み取るか、先送りにするか

『春に散る』っていうタイトルだから、佐藤浩市か流星が死ぬのかもしれないと思って気が気じゃなかったが、映画のラスト、翔吾の日本チャンピオンの姿を観た後、桜舞い散る公園で息を引き取ったのは、佐藤浩市だった。

翔吾は無理をして試合に臨んだので、網膜剥離(もうまくはくり)になり、中西を下し日本チャンピオンになったものの、そのまま引退を余儀なくされた。

ボクサーの選手生命って短いから、チャンスが来たなら、状態が良くなくてもやっぱり試合に出たいんだろうね。

1年後に延ばしたとしても、その時はチャンスが来るかはわからないし、体もベストコンディションじゃないかもしれない。

この映画は、そんなボクサーの運命のはかなさを桜に例えたのか、桜舞い散る春に2人の男の運命を大きく咲かせ華々しく散らせた。

桜の散り際に美しさを感じるのは、日本人ならではの美意識らしい。

根底に武士魂があるからか「はかなさ」や「潔さ」に魅力を感じるのかもしれない。

ついつい未来のことばっかり考えてしまうけど、瞬間瞬間を大事に生きることが大切なんだと言われてる気がした。未来はその瞬間の積み重ねだからね。

横浜流星は、ボクサーの人に失礼がないよう、全力で役作りに取り組んだらしい。

私は中学時代ソフトボール部で三振や盗塁アウトになる度にビンタされてたけど、ボクシングの痛さってあんな比じゃないからね。

それでものめりこむ何かがあるんだろう、観てるだけの私でもひきこまれるからね。

私はこんな男のドラマがこれからもたくさん観たい。

流星の作り込んだ腹筋と胸板、背中の筋肉は一見の価値ありです。(窪田くんももちろんすごいよ)

『春に散る』煩悩だらけの映画トーク

1つね、残念だったのは、スローモーションの出来がひどかったこと!笑。

ラストの窪田正孝との試合のクライマックスで、スピーディな打ち合いが続いた後、決着がつく間際にスローモーションで打ち合うシーンがあるのよ。

それがね、全然迫力ないの笑。

それまでの早い迫力ある打ち合いは何だったのかと思うほど。

打ち合いのシーンをスローで流してくれたらいいのに、俳優さんたちがゆっくり動いてるだけなのよ(そう見えた)。

だからパンチがただ顔をなでているだけにしか見えない笑。

ミッキー・ロークの「猫パンチか!」と突っ込みたくなった笑。※

※ハリウッドでセクシーな役柄で世界を席巻したミッキー・ロークが、何を思ったのか俳優から夢だったボクサーに転向。日本でのタイトル戦がかなり注目されていたが、開始早々猫みたいな弱々しいパンチでなぜか1ラウンドKO勝ち。世界中があっけにとられた。八百長だと疑われ、彼はそこから人生どん底へ。(ボクサーパンツもスケスケで笑えた)

なぜ、『ロッキー』や『クリード』のようにスローでもかっこいいシーンが撮れないんだ?

もしかしたらハリウッドはかなり本気で殴られてるのかもしれない。皮膚のゆがみがすごく出てるからね。

流星と窪田くんの顔を傷つけないように配慮したんだろうか・・。

あの2人だったら「殴られていいです!」って言いそうだから、そう考えると監督の失敗だな、あれは笑。

橋本環奈ちゃんも、横浜流星とくっつくけど、そこはあんまり描かれないのがよかった。

いつものキラキラ環奈じゃなく、すっぴんぽいメイクで目立ってなくてよかった。

ボクサーの彼女はキラキラかわいいんじゃなく、シュッとしててほしいからさ(→注文が多い)。

高校の時にボクシングやってる彼氏がいる友達に頼み込んで、学校帰りジムの練習を見学させてもらったことがあった(→興味があるものはとにかく観たい)。

「私の彼?ボクサーよ」 一度言ってみたかったなあ(→アホ)。

それにしても、ビールで脱色したような金髪と無精髭からの、ラストのタイトル戦の黒髪のツーブロックでひげ剃って登場した流星のカッコ良さには衝撃を受けたわ!。

元がいいのに、あえて最初は落として、だんだんかっこよくしていくなんて!そこは監督素晴らしかったよ!(スローモーションを根に持っている笑)

リングに出ていく姿を見るだけでもう大満足でした。(ガウン代わりの素肌に着る赤いスタジャンが似合ってる!ぜひ不良やチンピラ役もしてほしい)

ギリギリ惜しいとこで判定負けかと予想したけど、ちゃんと勝ったのも嬉しかった。

流星がやんちゃなキャラ設定で取り入れたのか、私が気に入った部分はカレーの食べ方と割り箸の割り方♪

アメリカの刑務所もの映画でも育ちが悪い人のカレーの食べ方って、猫背でお皿を抱きかかえるかのように食べるの。それを見るのが好きなのよ。

今回の流星も猫背気味でカレーを口いっぱいほおばりながら食べる。

・・・・・・・かっこいい!! モリモリ食べる男子、最高。

後、広岡が翔吾のアルバイト先に持ってきた差し入れを食べる時の、流星の割り箸の割り方にときめいた。

口にくわえたまま、割るやつ。

お行儀が良くないのをうまく演じてたな。素晴らしい。

居酒屋に納めるビールの樽で筋トレする姿もかわいかった♪

やっぱり『ロッキー』を観てきたから、アナログなトレーニング方法にキュンと来る。

大手のボクシングジムの期待の星をまだ無名の翔吾がスパーリングでのしてしまったから、気を悪くしたジムの会長(山口智子)に入会を断られ、設備があまり良くないジムに行かざるをえないとこなんか、ボクシング映画の王道だけど、嬉しい。

ハイテクなものや効率的なものに随分助けられている今の世の中だけど、映画の中では、やっぱりいつまでもアナログが勝つほうが盛り上がる。

人間って自分で機械を生み出しておきながら、どっかまだ「素の力」を信じたいのかもしれないよね。

映画を観すぎてると、地球が終わる時はやっぱり「アナログに強い方が生き残る」というのが鉄板だから、どんなに便利になってもサバイバルな知識だけは身につけておきたいと思ってしまう。

だから、スマホが通じなくなった時用にモールス信号(通信機器が発達してなかった頃の長短の音で文字を伝える手段)なんかを覚えておきたいとか思っちゃうのよね(全然勉強しないけど笑)。

館内が明るくなったとたん、「・・・カッコよかった!」と思わず口から漏れ出るほどの横浜流星の勇姿をぜひ。

『春に散る』キャスト

@『春に散る』(2023年 日本)

黒木 翔吾・・・・・横浜流星

広岡 仁一・・・・・佐藤浩市

広岡佳菜子・・・・・橋本環奈

佐瀬 健三・・・・・片岡鶴太郎

藤原次郎・・・・・・哀川翔

中西利男・・・・・・窪田正孝

【2023年】ジャスミンKYOKOの映画私的ランキング

1位・・・・・『母の聖戦』

2位・・・・・『ヴァチカンのエクソシスト』

3位・・・・・『SHE SAID その名を暴け』

4位・・・・・『春に散る』

5位・・・・・『キングダム 運命の炎』

6位・・・・・『ブラックライト』

7位・・・・・『THE FIRST SLAM DUNK』

8位・・・・・『M3GAN ミーガン』

9位・・・・・『対峙』

10位・・・・・『デスパレート・ラン』

11位・・・・・『フラッグ・デイ 父を想う日』

12位・・・・・『ワイルド・ロード』

13位・・・・・『探偵マーロウ』

14位・・・・・『BABYLON』

15位・・・・・『逆転のトライアングル』