こんばんは ジャスミンKYOKOです♪
最近のミュージシャンは「品行方正」なのかもしれないけれど、70年代や80年代の彼らは素行が悪くて最高!!(最高なのか?)
出展:http://doragari.2027owata.net/article/469151278.html
もし、ミュージシャンが、メンタル強すぎて悩まなかったら、いい曲やいい歌詞って生み出せないかもしれないよね。
繊細だからこそ素晴らしい歌を世の悩める人に提供できる。
でも逆に繊細だからこそ欲望うごめくショービジネスの世界で自分自身が落ちるとこまで落ちてしまう。
今回もエルトン・ジョン※がやってくれます!
※イギリス出身の世界的ミュージシャン。グラミー賞を5度受賞。
好きだなあ、ミュージシャンの貧困・苦労⇒成功・慢心・堕落⇒失敗・裏切り⇒復活!!
それにもれなく恋愛と友情つき。
エルトン・ジョンの衣装にはついていけないけど笑、この法則にのっとった映画はやっぱり面白かった!
『ボヘミアン・ラプソディ』までは行かなかったけど、ミュージシャンの成功と破滅と復活を書いた映画が好きな人は楽しめますよ!
『ボヘミアン・ラプソディ』
もくじ
【ストーリー】愛が欲しかった少年時代
出展:https://popscene.jp/news/043651.html
60年代イギリス郊外。
少年時代のエルトンこと、レジナルド(レジー)・ドワイトは、両親に愛されない子供だった。
家の中にいても孤独だったレジーは、ピアノを弾きだしたことで音楽的才能が開花し、やがてロックに目覚めていく。
プロのミュージシャンを目指そうとしていた時に、同年代で作詞家のバーニーと出会う。
彼と出会ったことで曲作りの方が得意だったレジーは作曲にのめりこみ、音楽エージェントの目に留まった彼は、エルトン・ジョンと名乗り、デビューする。
その圧倒的な才能に、世界は驚愕し、瞬く間にスターになっていくが・・。
タロン・エジャトンがすごく頑張ってる!
出展:https://natalie.mu/eiga/news/344962
あの『キングスマン』のキュートな彼なの!?と悲しくなるほど、タロン・エジャトン※がエルトン・ジョンになりきってる。
※『キングスマン』の主役でいきなりブレイク!最初はタロン・エガートンと訳されてたけど、正しくはタロン・エジャトンなんだって、来日した時に言ったらしい。せっかく慣れてたのにー訳すの間違えないでー。
『キングスマン』
ムチムチ小太り・・・。役作りだろうけど、髪まで薄くなってて、タロンくんファンは大丈夫か?とこちらが心配になるほどの没頭ぶり。
ちゃんと、元に戻ってね・・(そこが重要・・笑)。
すごいのは、劇中の歌は吹き替えじゃなく、タロン本人がすべてやったらしい。
歌も上手いんだね! 俳優学校を出て1年で『キングスマン』で世界の大スターになった彼だけど、慢心することなく、色んな役に挑戦してるところがすごい!
私だったら、素敵女子な役が来たら受けるけど、『モンスター』※みたいな役が来たら断りたい・・(根性なし)。
※シャリーズ・セロンが25kg太って役に挑んた連続殺人鬼。
『モンスター』
エルトンの衣装がすごい
出展:https://www.eiga-8.com/review/rocketman/
エルトン・ジョンの衣装見ると、ファンを続けるか迷うようななんとも言えない衣装(笑)。内面が弱い人ほど派手な服を着る人が多いともいうから、彼の心を守る鉄壁のヨロイだったのかもね。
断酒会※で過去を話しながら、ド派手な衣装を少しずつ脱ぎ捨てていく。
話しながら脱いでいく過程と彼の半生を描くドラマを並行して見せることで、心が軽く開放されていくことを表しているんだろうね。
※アル中の人同士集まってお酒を断つことを誓いあい、昔のアル中の話を告白しながら励まし合う会。
成功あるある 長年の友人と決裂(^^♪
出展:https://theriver.jp/rocketman-jamie-clip/
ミュージシャンやら野球選手でもそうだけど、最初はほんと、小さな成功を喜んで謙虚だったのかもしれない。
大人気になってくると、女は寄ってくる、何でも好きなモノが買える、周りの人たちの態度も急変し、チヤホヤされるようになる。
そんなのが続いて、それがしかも若い時だったら・・・間違いなくテングになるよね!(笑)。
若くて人生経験も浅いから「本当の友情」か「金目当ての人間」か、見分けがつかないんだろうね。
プロゴルファーの石川遼くんが幼馴染と結婚したのも、正解かも(^^;。
成功してからやってくる女子はキケン!!(笑)。
そんな中、どんなにエルトンがハメをはずしても、バカなことをやっても 穏やかに見守り続けたバーニー。
周りがどんなにチヤホヤしても、彼だけは耳に痛いことを言ってくる。
エルトンを友人として大切に思ってるからこそ、苦言を言う。
人間、「調子に乗ってる時」って、そういう人が疎ましくなってしまうのかもしれない。
マンガ「ベルサイユのばら」でも、浪費を注意したオスカルから、マリー・アントワネットは遠ざかっていく。
『ベルサイユのばら』
昔から「調子こいたら、終わり」みたいな例があちらこちらにドラマでも映画でもあるのに、自分のことはあてはまらないかのように、同じことをみんな繰り返しちゃうよね(笑)。
まあ、それが人間だけど(笑)。
オリンピックの選手のインタビューで、たとえ金メダルを取っても「皆さんのおかげです」とみんなおんなじ感想を言うけれど、なんだか退屈(笑)。
もっとはしゃいでいいのに~。
ただ、その「はしゃぎ」が繰り返されて行くと、「慢心・調子こいた」とかにつながるから、TV受けじゃなく、本当に自分にブレーキをかけているのかもしれないね(;^ω^)。
本当に自分を思ってくれてる人を遠ざけることが、成功が破滅へと向かう入り口なんだよね( ;∀;)。
『ボヘミアン・ラプソディ』でも、家族のように愛してくれてたメンバーを遠ざけて、自分のことしか考えない恋人の方を取ってしまったフレディ。
でも2人とも根底に、少年時代や、ゲイが認められなかった時代に生きたというのもあり「愛されたい」想いが人一倍強すぎて、その人にしか目が行かないから簡単に騙されちゃうんだろうなあ。しかも20代だしね(;^ω^)。
このバーニー役の彼がカッコイイです。彼も女子がいっぱい寄ってくるから男子なんでハメもはずしちゃうけど、エルトンのそれとは違う。
穏やかで短気に走ったりしない彼だからこそ、今でも一緒に活動できるんだろうね。
劇中に流れる曲の、彼の書く詞が素敵なのだ♪
お母さん役は『ジュラシック・ワールド』の彼女
出展:https://www.tvgroove.com/?p=16758
エルトンの母親役は、『ジュラシック・ワールド』の、ヒールを履いてもティラノサウルスより足が速い?(笑)ブライス・ダラス・ハワード。
けっこうデブデブになって役作りしています(;^ω^)。この人、だんだん太ってきてるよね(;^ω^)ジュラ2でもかなりポッチャリしてたし。『スパイダーマン3』では痩せてたのになあ。
『ジュラシック・ワールド』
エルトンにまるで無関心の父親よりも、こちらの母親の方が実はむごいかもしれない。
優しそうでいて、自分がその時興味のあることの方が大事だからエルトンの話を聞いてない感じ。
エルトンと一緒で、このママも、「愛を欲しがる」タイプなんだと思う。だから自分への愛を集めるのに必死で、息子のことは好きではあるけど、自分のことでいっぱいいっぱい。
すごく若い時に結婚してしまって、夫婦間の愛が急速に冷め、「こんなはずじゃなかった」と日々思っているのが、態度に出てしまってるんじゃないかな。
思い描いた幸せと違ったからといって、これから幸せに生きていくかどうかは、自分の考え方次第なのに、この時代の女性がシングルで生きていく難しさもあってか、彼女はずっと被害者として生きてる感じがする。
【まとめ】この時代の設定は、欧米かぶれにとっては大好物
出展:https://eiga.com/movie/90991/special/
ミュージカルが苦手な私に取って、冒頭の踊るシーンと、途中の移動遊園地での踊りは「うっ(;^ω^)」となった(笑)。
でも移動遊園地は好きだから頑張れた。
最近映画を観て思うのは、昔の映画を観ていても、その頃に忠実な道具や、車、パソコンやプリンターまで映画業界は時代ごとに取っておいてるのかな。
ほんと、すごい。インテリアの細部まで細かいもん。
繰り返し言うけど、エルトン・ジョンの衣装はついていけなかった(笑)。
でも、面白かった♪
『ボヘミアン・・』の、心がゾクゾクする最後の盛り上がりって感じじゃないけど、これはこれで楽しめた♪
デビッド・ボウイとかもいつか、やるんだろうか♪
実はタロンくんは、映画『SING/シング』でゴリラの役だったのねえ!あのゴリラ、歌が超うまかったよね!
歌手にでもなれそうな歌唱力!そのゴリラが歌ったのがエルトン・ジョンの歌だったらしいからその頃から縁があったのかも。
『SING/シング』
『キングスマン ゴールデンサークル』では、共演したから、あれで仲良くなってこの話になったのかもね♪
『キングスマン ゴールデンサークル』
エルトンもゲイを公表し、今は素敵なパートナーと赤ちゃんを養子に向かえて幸せそうだし♪
ようやく自分の人生を振り返れるくらい、心に余裕ができたのかもね。
まだ映画館であってたら、ぜひ見てくだされ。
面白かったけど、ランキングは上位10位には食い込まず・・(笑)。
やっぱり、エルトンの衣装とムチムチが邪魔したかな?
いやいや、もう上位はかなり私の好きなもので散りばめられているので1個1個と比べて、この順位に落ち着きました(笑)。
映画『ロケットマン』のキャスト
@『ロケットマン』(2019年 米・英)
エルトン・ジョン・・・・タロン・エジャトン
バーニー・トービン・・・ジェイミー・ベル
シーラ・アイリーン(母)・・ブライス・ダラス・ハワード
ジョン・リード・・・・・・リチャード・マッデン
【2019】ジャスミンKYOKO私的映画ランキング
1位・・・・『クリード2』
2位・・・・『グリーンブック』
3位・・・・『運び屋』
4位・・・・『ブラック・クランズマン』
5位・・・・『ハンターキラー 潜航せよ』
6位・・・・『女王陛下のお気に入り』
7位・・・・『ファースト・マン』
8位・・・・『マイル22』
9位・・・・『シンプル・フェイバー』
10位・・・『パピヨン』
11位・・・『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
12位・・・『僕たちは希望という名の列車に乗った』
13位・・・『ロケットマン』
14位・・・『ベン・イズ・バック』
15位・・・『キングダム』
16位・・・『ある少年の告白』
17位・・・『記者たち 衝撃と畏怖の真実』
18位・・・『THE GUILTY/ギルティ』
19位・・・『チャイルド・プレイ』
20位・・・『スノー・ロワイヤル』
21位・・・『マイ・サンシャイン』
22位・・・『バイス』
23位・・・『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
24位・・・『アラジン』
25位・・・『メン・イン・ブラック インターナショナル』
26位・・・『ゴールデン・リバー』